
毎日会社の近くで1000円のランチを食べている人が、ある時800円のランチを食べた時に、同じ満足感であれば「安い」と感じます。
でも、毎日500円のランチを食べている人であれば、800円のランチを食べた時に、満足しようがしまいが、「高い」と感じるでしょう。
人は毎日の行動で自分の中の価値観を決めてしまいます。
800円というランチ料金が、高いと感じるか、安いと感じるかは、別にどっちでもいいのですが、重要なのは、他の人と比べてみた時に同じ価値観を持っている人じゃないとなかなか話が釣り合わなく鳴ってしまいます。
自分と全く同じ価値観を持っている人と出会った時、もはや他人とは思えない感覚を持ってしまうのも納得できる感じもします。
学校のテストで70点を取った時の価値観

学生時代に、進学校だったけど、全く優秀ではなかった自分としては、テストで70点とれば、自分としてはまあまあ頑張ったな〜と思ってしまっていましたが、
毎回90点以上取っていた秀才たちは、70点でかなり落ち込んでいたのを思い出します。
同じテストで70点を取った学生たちは、価値観の違いでその先の行動も大きく変わるでしょう。
70点に満足してしまった自分のようなタイプは恐らく自宅に返ってそのテストの事を振り返ることなど無く、ゲームや遊びに明け暮れてしまいます。
でも、70点に満足できなかった秀才タイプは、そのテストの間違った30点の内容をじっくりと吟味して、もう二度と同じ間違いを繰り返さないように、後悔しながら頭を鍛えるでしょう。
ポテトチップスが1袋100円で売っているのを見た時の価値観

スーパーで1袋100円でポテトチップスが売っていたら、お手頃と感じてしまいますが、重要なのはその容量です。
駄菓子屋で売っているお菓子レベルのようなボリュームであれば、きっと割高の100円ポテチですが、
大袋で売っている場合は、かなりのお手頃ポテチの可能性が高いです。
自分の場合、ポテチに限らずこうしたお菓子の価値観として、スーパーなどでは、1グラム1円指標で考えています。
1グラム1円よりも安ければ、かなりのお値打ち品だけど、1円よりも高ければ、自分の中では高いジャンルに据え置いています。
お菓子以外でもいろいろな食材で見てみると結構この価値観が役に立つのでオススメです。
洋服のコーデの価値観

洋服やバッグなど身につけるものの価値観で不思議なのが、高額な物を身に付けている事を他人に自慢したがる人と、
より安価なモノを身に付けているのを、他人に自慢するタイプがいます。
ブランドを見せびらかしたいタイプであっても、10万円で買った物を自慢したがる場合と、50%値引きで買った事を自慢したがるタイプは、まるで逆の特性があります。
腕時計なども、高額なブランドか、わざとそれと似せたバッタモンを買ったのかを自慢するタイプもいるし、
天の邪鬼的に、非ブランドでも、機能がより充実している事を自慢するタイプもいます。
このように価値観はその人それぞれなんですが、
自慢というと少し嫌な印象になるかもしれないですが、他人に言いたく成るポイントがその人の価値観なのかもしれませんね。
ちなみに、自分は、洋服を無駄に買わない事、デザインは同じものしか買わないことを決めてから、着るものへの執着がなくなったので、なんだか肩の荷が降りた感覚を覚えた記憶があります。
物事の偏った見方を無くす方法

ちょっと視点を変えてみて、誰もが自分の価値観は正しいと考えがちですが、それ自体が偏っている可能性もあります。
価値観が偏っている人は、世間一般的な価値観を無視しがちになります。
なので、なおさら自分の偏っている価値観に気が付かずに、他の人と大きく違うことをマイノリティとして、自慢気に感じてしまう場合があります。
もちろん、クリエーターなどは、マイノリティで偏った価値観が素晴らしい作品を生み出すような特性はありますが、
ここで重要なのは、他人の意見を全く聞かない意固地な正確になる人も中には存在してしまいます。
そうならないために、自分の価値観が偏っているかどうかを認識する必要があります。
方法は簡単です。
よりたくさんの人に、自分の価値観を話してみるといいでしょう。
自分の価値観を話すと、自然に他の人の価値観を伝えてきてくれます。
その違いと、自分の価値観が他の人にどの様に影響するかをしっかりと知ることで、これまで見えていなかった自分が見えてくることでしょう。
あとがき

人は自分の価値観で、その後の人生が大きく変わってしまうので、自分に見合っていない価値観を持ってしまうと、身を滅ぼす可能性もあります。
お金に関しては、収入に見合わない高額な価値観を持ってしまうと、多くの場合借金まみれになりかねません。
食べ物や健康に関しては、より医学に精通した価値観を持つことで、自分の体調管理がしっかりと行えるようにもなります。
衣食住の価値観は、人の人生に大きく影響を与えるため、これまで自分がどういう価値観なのかを気にしたことが無かったという人は是非自分の価値観と周囲の人の価値観を比べてみるといろいろな発見があると思います。
決して誰かの真似をすればいいという事ではなく、自分でしっかりと認識をするという事がまずは重要なので、その後で自分なりの良し悪しの価値観を判断してみるのがオススメですね。
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