ヨメマイナンバーカード奮戦記

2023年3月14日

日記

eyecatch 2023年2月某日、マイナンバーカードの登録数が、日本国内の人工のだいたい70%ぐらいなのだそうです。 数ヶ月前まで50%も行っていなかったのに、爆発的に登録者数が増えた要因は、「マイナポイント」という、お金バラマキ作戦が功を奏したようです。 マイナンバーカード1枚につき、最大2万円相当のポイントを配布するということで、貰わな損魂に火が付いてしまったんですね。

家族全員が登録完了?

これの締切が2023年2月末までという事で、すっかり登録を忘れていたんですが、うちの家族もみんな各自で登録することにしました。 うちは子供が4人いて、うち3人はすでに成人しているため、みんなすでに登録済みとの事で、内容をあまり理解していなかったユゲタは子供に聞きながら、内容を把握し、自分の分の登録は無事に完了。 続いてヨメの登録をしようとした時に、問題が発生。 マイナンバーカードが認識しません。 マイナンバーカードの個人認識や各種確認は、Felica機能のICチップを使う方式で、suicaで交通機関の駅改札を通る時に、改札機にピッとかざすあの機能ですね。 自分のスマホとマイナンバーカードは何の問題もなくできたのに、ヨメスマホとヨメマイナンバーカードは、うんともすんとも言いません。(言ったら怖いんですが・・・) 一体何が悪いのか分からず、週末の1日が終了。 翌日にネットで調べてみたところ、同じ様にスマホでマイナンバーカードが認識しない人の書き込みをいくつか見つけて、大体の人が、「認証時にスマホを動かさなければ無事に認証できた」と書いていて、時間が解決するのかと思ったら、やはり前日同様、全く反応なし。 ちなみに、政府の公開している資料は次の通り。 とにかく、マイナンバーカードをスマホの上部のフェリカ認証箇所にくっつけていれば、何の問題もなく認識するらしいとのこと。 たまに、認証位置が違うスマホ端末があるので、多少ずらしてセットすると認証できるらしいとのことで、いろいろなサイトで、端末ごとに検証している様子などがブログやSNSで書かれていたんですが、ヨメスマホでは一向に認証する気配はありません。 ちょっとラチが明かないので、末っ子(この春から高校生)のマイナンバーカードを先に処理してみました。 なんの問題もなく、スムーズに登録完了。 これはもはや、ヨメの呪いというレベルなのかと、お祈りしたい気持ちで一杯の心境になりましたよ正直。

ポイント登録までの奮闘

論理的に考えて、一緒にマイナンバーカードを作りに行ったので、カードの登録情報に不備があるとは思えないのは理解しています。 ヨメスマホに問題があるのか、ヨメマイナンバーカードに問題があるのかのどちらかという事は薄々気がついている状態ですね。 試しに、自分のスマホでヨメマイナンバーカードを認識してみると・・・出来た!、ということは・・・ ヨメスマホに問題があるという事が分かった。 ちなみに、嫁のスマホは、iPhone12mini。 自分のスマホは、iPhone11Pro 末っ子のスマホは、iPhone8 なんと一番新しい機種のはずのヨメスマホが問題ということが発覚! そしてその機種でググってみると、iPhone12で認識していない人が多いことも分かってきた。 ちゃんと政府の資料には、対象端末として掲載されているのに・・・ ということは、ヨメのスマホが壊れているということも考えられるが、今日はもう2023年2月後半の最終週。 スマホを修理している猶予は残っていない・・・ ということで、自宅で眠っていた以前に購入していたスマホをほじくり返してみると、iPhone8が眠っていたのを発見。 娘と同じ機種だったので、もはや今後のマイナンバーカードを使うことを考えると、ヨメスマホはこれにしたほうがいいと、判断して、iPhone8に端末を変更して作業を遂行することにした。 スマホのデータ移行(完コピ)を行い、無事にマイナンバーカードの登録まで完了した。 ※データコピーの時間に4時間近く掛かったのはこの際仕方がない・・・ とりあえず、iPhone12miniの故障確認は、こんごappleに依頼して行ってもらうことにしたよ。

システム屋としての意見

政府の発行しているシステムには、毎回うんざりさせられてしまうんです。 どのシステムもセキュリティ対応の古臭いやり方に固執をしていて、結果的にユーザーの利便性を大きく失っているのが残念で仕方がありません。 今回は気をつけていたので引っかからなかったのですが、マイナンバーカード認証で4桁のパスワード入力を、毎回行わないと行けないところは、ツッコミどころが満載です。 まず、銀行のATMで使うキャッシュカードでも同じことが言えるんですが、4桁のセキュリティなんて、有って無いようなモノです。 脆弱な上に、数回間違うとロックが掛かってしまうのは、総あたりアタックをされた時のリスクヘッジでそうしているのは分かるが、マイナンバーカードの場合、ロックされたら、マイナンバーカードを取得した役所に出向いて解除作業をしてもらわないといけない。 この際に、役所の人も、政府のこの仕組みに納得がいっていない職員の愚痴を聞かされることは目に見えています。 もちろん、休日などは対応していないので、サラリーマンの人は、平日に会社を半休するなどして、出向かないといけないことを考えると、デジタルが聞いて呆れますよね。 あと、アプリ内でいろいろなページに行って、何かを確認する度に、いちいち何度もマイナンバーカードをスマホにくっつけて認証させられる。 ログインしていても、お構いなしだ。 アプリを使用する最初に認証するだけで十分だろ! と、怒っている人も大いに違いないハズ。 認証だけじゃなく、アプリ内の各種文言や、サイトマップ(アプリ内構成マップ)、遷移方法、メッセージなど、ほんとに至るところにツッコミどころ満載です。 アプリにもお役所仕事が見え隠れするのが日本の文化なのかと、残念で仕方がない事を存分に体感した、ヨメマイナンバーカード奮戦記でした。 ちなみに、この作業、ITが弱いお年寄りでは、できないだろ!という憤りも感じた。

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