パソコンってウィルスに侵され続けるモノなのか?という質問を、最近パソコンを始めたばかりの人からされました。
量販店などでパソコンを購入すると、必ずと言っていいほどウィルスソフトを一緒に買わされそうになります。
以前ブログで書いた、
ウィルスソフトは本当にいらないという話という記事がまあまあ読んでくれているようなので、多くの人がウィルスソフトに疑問を頂いているに違いないという事を感じながら、セキュアって何か?という疑問が頭に浮かんできました。
セキュアの定義
セキュア【secure】
セキュアとは、安全な、安心な、頑丈な、堅牢な、などの意味を持つ英単語。
ITの分野では、情報やシステム、通信路などが保護されて安全な状態にあることを「セキュアな」と表現することがある。
名詞形は「セキュリティ」(security)。
参考 : IT用語辞典 e-words
もちろん、IT以外でもセキュアな状態はあると思うが、今回はITに関してのセキュアについて考えてみる。
「保護されている」というのがどういう状態なのか不明確なのが、このセキュアというキーワードがフワっとしてしまっているような気がしますね。
httpよりもhttpsの方がセキュアだという認識は、ITに詳しくない人でもなんとなく聴いたことがあるかもしれないが、そもそもそれが何でセキュアなのかというのもわからなくないですか?
SSL? TLS? そんな言葉を聴いても、「通信が暗号化されているから」なんていう言葉を聴いても、技術者じゃないと全く意味がわからないですよね。
フィッシングサイトなどに対しては、HTTPSであっても全然セキュアな状態ではないことって結構あるので、こうした情報を正しく伝える必要もあるんじゃないかな〜って思いました。
セキュアなパソコン
最もセキュアなパソコンの状態は、ネットに繋がっていないパソコンでしょう。
でも、今どき、ネットに繋がっていないパソコンは、メールも受け取れないし、アプリのインストールすらできないし、仕事相手とチャットすることもできません。
危険なネットという荒海にうまく航海しながら、自分の船というパソコンに敵や水が侵入しなくするために、セキュアが必要という事ですね。
しっかりと自分の船を保つ為に、船のメンテナンスをしなければいけないんですよね。
なんだか、車のメンテナンスと同じで、パソコンも車検みたいなものがあれば、誰に何を聴けばいいかわからない状態みたいなものが無くなるんじゃないかな〜とか考えてみました。
パソコンの車検
車の車検って、壊れた車で公道を走らせるわけには行かない法律なワケですが、
パソコンも同じくウィルスに感染した状態や、不正なアプリをインストールした状態で、アクセスさせるわけにはいかないという意味もありますが、
個人的には、バージョンが古すぎるIEのようなソフトを使い続けていないかどうかというようなチェックもしてもらえると、
IT情勢がある程度統制されていくかもしれません。
もちろん、IEやバージョンの古いソフトを使ってはいけないという事ではなく、ITリテラシがある人が、意図的に古い技術の検証をするようなケースや、
新しいソフトウェアなどよりも何かしらの効率性がある場合には使う必要があるんですが、
多くの場合、ITリテラシが低い人は、新しいアプリを極力使いたくない(覚えたくない)、という理由で古いアプリを使い続けてしまうという現状があります。
アップデート通知が山のように貯まって、桁数が膨れ上がっているのに放置している、利用者もいることを考えると、それを教えてあげるタイミングのための車検が必要なのではないかと思いました。
世界的にも、コンピュータに対する検査をする国はまだ存在しません、
会社などの場合は、情シスなどが検査を行うケースもあるかもしれませんが、個人のコンピュータに対して行うのはなんとなく、違和感を感じる人が多いでしょう。
でも、将来的にこうしたプライベートと思われている自分のパソコン内の検査が必要になってくる事が、ある事件をキッカケに発生するような気がするんですよね。
あとがき
将来的に、世界的なITリテラシの平均値を引き上げるのか、
低すぎる、リテラシ者に対して、打ち切るような免許性を用いるのか、
英語よりも学習が必要と国が定めるのか・・・
まだまだわかりませんが、ITリテラシが低くてもセキュアな状態であるIT社会が望まれているのかもしれませんね。
未だにカラケーを使っている高齢の方などに対して、ITリテラシの向上を求めるのもなんか違う気がするし・・・
学習したいと思っている人も高い金額を出してスクールに通う以外に学習方法はないものかと個人的に思考し続けてみたいと思います。
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