時間を忘れるぐらい好きなことに社会性を持たせることが重要という話

自分の好きな事を仕事にしてモチベーション高く暮らしていきたいと考える人が増えていませんか？ 誰もが、嫌な仕事はしたくないだろうし、自分の楽しい事が仕事にできたら・・・って考えますよね。 でも、なかなか今の現状の自分を変えるのが難しいという方に読んでもらいたいと思って今回のブログを書いてみました。

社会的ヒエラルキー構造

通常会社は、上位ほど給料もさまざまな待遇も優遇される、階層構造になっています。 そんな、会社の社長や役員などだけが潤うグループ活動に嫌気が指してしまう気持ちもよくわかります。 起業する人や、自分が個人事業主として会社との雇用契約を見直す人が増えているという話をとある士業の方から聞きました。 こうした、階層（hierarchy、ヒエラルキー）の構造は、人が集う組織やグループでは、当たり前とされていましたが、 個人事業などは自分ひとりで完結できる人は比較的ハードルが低いため、比較的一人で活動できるクリエーターやライターなどの職種の方は個人事業にしたがる人が多いようです。 でも、自分ひとりでは何も出来ないタイプの人は、多くの人がいる組織じゃないとダメと考えてしまうようです。 組織に縛られたくないけど、自分ひとりで独立なんてとても出来ない人は一体どうすればいいのでしょうか？

好きなことをずっとやると嫌いになってしまう?

仕事とは別に、自分の趣味を持っている人は、その趣味を仕事にできたら毎日楽しく仕事ができて、生活が豊かになるんではないか、と考えませんか？ でも、仕事にすると、その趣味を自分の意図しないしんどいことや、やりたくない事までやらなければいけなくなり、 そのうち嫌いになってしまうのではないかと考える人もいるでようです。 分からなくないですが、趣味と仕事を別物として分けていて、それぞれしっかりとこなしているのであれば、何の問題もないでしょう。 趣味にしている事が嫌になってしまうというのも、なんとも悲しい話ですからね。 でも、自分の趣味で収入を得て生活している人も世の中には多くいます。 この人達は、選ばれた運を持っている人なのかと考えガチですが、実はそうではないんですね。 趣味をしっかりと仕事にすることもできるし、嫌いにならないための方法は存在することを知らないだけなんだと思います。

社会性という観点

会社に縛られたくない、独立したい、趣味を仕事にできる事が考えられない。 こういう風に考えてなかなか今の自分が変えられない人は一体どうすればいいのでしょうか？ 以前テレビ番組で見ていた時にとある芸人の人がその人の師匠から言われた言葉を紹介していたのを思い出しました。 「自分が時間を忘れるぐらい好きなことに、ほんのちょっとだけ社会性を持たせれば、十分に食っていける」 これは非常にいい話だと思い、メモ帳に書き留めておいたのですが、本当にそのとおりですね。 自分の好きなことは、他人が好きである可能性はあまりないので、自分の好きよりも他人の好きを重要視するのが社会性です。 実はビジネス観点ってこれに尽きるので、この思考に賛同出来ない人は独立しても食っていくのが宝くじが当たるぐらいの確率になってしまいます。（いわゆる天文学的確率の運） 他の人から自分がどの様に思われたいのか？ (Mind) 自分が他の人と違う点はどういうところか？ (Different) 社会における自分の作ったものや行った行為は、誰の為になるのか？ (Persona) 頭文字をとって、MDPという風に言いますが（自分が言っているだけ）、この内容に対してしっかりと自分の頭の中で答えが出せるようになると、ビジネスとしての活動が成功しやすくなります。

あとがき

自分も会社を立ち上げる時に、それまでいた会社で、サラリーマンとして働いていたので、不安でいっぱいでしたが、 自分の特技や、個人的に勉強していたこと、もっとこうなればいいのにな・・・という思考が、世の中の人のためになるという事に気が付き、 ありがたいことにいろいろな方から、技術系のお仕事を依頼してもらえるようになりました。 友達から、「好きなことだけをして毎日過ごしているのが羨ましい」と言われたこともありましたが、もちろんしんどいことも多くあります。 でも、自分のやりたい事に社会性を感じたことで、そうしたシンドいことをこなしてこその自分の存在意義を感じるようにもなったため、方向性というゴールを見据えることが出来るようになったという今回のブログのお話でした。 自分の趣味を仕事にしたい時に、それを受け止めてくれる社会はどういう社会なのかという事を考えてみて、社会性レベルをアップさせてみると、人生が逆転する可能性が高いかもしれませんね。 個人的には、こうした話をいろいろな人と話して、ようやく自分で納得できる思考に落ち着いたという事なので、簡単に考えられるモノではないということも十分承知しています。 でも、やりたいことがあって、それをどうやって仕事に結びつけていくか？という事でモンモンと考えている人がいたら、是非とも「社会性」というキーワードで考えてみてください。 やりたいことがない人は・・・まずはしっかりとそれを見つけましょうね。