うちの会社のホームページ制作手順を公開 #03 コーディング編

2023年3月20日

ビジネス 学習

eyecatch デザインが決まれば次はコーディングです。 機能によっては、プログラミングをする必要がありますが、この時点では、どういう機能を作ればいいかがリストアップされているはずです。 複数人で開発する場合は、各種の設計を決めておく必要があります。 今回は、そんなコーディングなどの開発フローの事前確認と、各種のチェックする内容をまとめてみました。

事前確認事項一覧

環境構築

コーディング設計

環境構築

ドメイン設定(登録、DNS)

ドメインは、インターネットの住所なので、できるだけわかりやすいモノを取得したいです。 すでに会社のホームページなどがある場合は、サブドメインで対応する事も踏まえて、ホームページのアドレスをしっかりと事前設計しておきましょう。 この時のドメインやサブドメインの名称が、プロジェクト名称になることも多いので、スペルミスなどには注意しておきましょう。 そして、もしドメインが新規の場合は、なるべく早いタイミングで取得するのがいいですね。 ※制作発注が確定するまでは取得できないので、拙速にならないようにもしましょう。

webサーバー構築(SSL/TLS含む)

サーバーの準備はいろいろなパターンがあり、大体の場合が以下のどれかに当てはまります。
  • クラウドやホスティングを利用
  • オンプレミスで構築
  • 既に使っているサーバーを利用
  • サーバーレンタルサービスなどを利用
もちろん、上記以外にサーバーもありますが、どのくらいの人数がアクセスするかによって、サーバー負荷が決まってくるので、それによってどのサーバー構成にするかが決まります。 ただ、まだ立ち上げていないホームページで、アクセス負荷の計測などはできないので、安価なサーバー構成の提案ができるようにしておくことが重要になります。 ここでクライアントに確認する内容は、利用するサーバーが決まっているか?という点と、どんな機能を構築するか?という事で、必然的に使用するサーバーが絞り込まれるはずです。

必要なサービスアカウント

ホームページ内で必要な機能で、外部APIなどを利用する場合、そのAPIの利用のためのアカウントなどを事前に取得しておかなければいけません。 その後の運用などにも使うので、できればこうしたアカウントは、既存のものではなく、全て新規で用意するのがオアススメです。 必要な場合は、クライアントにアカウント登録をしてもらう事もあるので、やり方などの説明を丁寧にしましょう。

バックアップ

構築したサーバーの内部で行うバックアップと、外部でのバックアップができます。 レンタルサービス系などで、バックアップ機能が準備されているものは、それを利用するだけでいいのですが、 オンプレミスなどで構築したサーバーであれば、コマンドバッチなどを使って、定期バックアップ処理を自分で構築する必要があります。 サーバー内にデータを置くか、外部のサーバーにデータを置くかで、コストにも影響します。 定期的でいい場合は、手作業でFTPソフトなどを経由してデータを手元のパソコンにコピーするというだけでもいいのですが、この場合は、もしもの時に困ることが多いでしょう。 コーディング部分のバックアップとデータバックアップの2パターンで分けて考えて、しっかりとバックアップを取るように設計するといいですが、コストが増えることを嫌がって、「ホームページ公開時は良いです」とクライアントは言いがちなので、無料で出来る範囲のバックアップを設計しておきましょう。

コーディング

HTML/CSS設計

基本デザインのコーディングに関する設計です。 ちゃんと設計をしていないと予定していない表示などで、思っているよりも時間が取られてしまいます。 比較的、安易に見積もられやすい作業ですが、スケジューリングに対応できる経験値が必要なので、安定した作業ができるように事前設計をしておきましょう。 マーケティングデータ取得の為の、GoogleAnalyticsやAdsenseのタグの付け忘れなども忘れないようにしましょう。

Javascrip設計

何かしらの動的機能が必要な場合は、javascriptのコーディングが必要になります。 いろいろなライブラリがあり、構築が簡単なモノから、難しいモノまで様々になりますが、設計する前に必ず一度構築経験をしておかないと、想定外のプログラミングは確実に発生します。

サーバーサイドプログラム設計

データベースやファイルなどを扱う場合は、必ずサーバーサイドの処理が必要になります。 CGIなどが自由にコーディング出来る場合はいいのですが、サーバー系が苦手な場合は、対応できるライブラリなどを事前に用意しておかなければ、機能開発に行き詰まってしまいます。 サーバーになるべく負荷を与えないような設計だったり、円滑なデータベース連携をするために、必要不可欠です。 ※サーバー設計との連携も必要になります。

バージョン管理設計

コーディングをする場合は、確実にgitを使ったバージョン管理をして作業を進めたほうが良いです。 機能に対してキチンとコミットを整理しておくことで、問題が起きた場合の対応がスムーズに進むことができます。 バージョン管理方法も事前の設計に大きく影響するので、改めて設計を怠らずにしっかりとしておく必要があることが分かります。 チーム開発をする場合は、必須のgit管理になるので、各種のコーディングをすすめていくかというルールにもなります。

チェックリスト

環境構築

コーディング設計

あとがき

個人的には、コーディング作業をしている時が一番心が満たされます。 今回のチェックリストは、システムに絡む箇所なので、ホームページの根幹部分なので、しっかりと事前設計をしておかないと、あとから間違っていた場合のリカバリーはなかなかしんどくなります 。 また、クライアントさんに説明をするのがしんどい箇所でもあるので、どの項目も細かく説明をして、一つずつの項目が、お見積額にどう影響するかということと、実際にホームページを立ち上げた後の運用や利用者の使いやすさに影響するかを、丁寧に説明しないければ、多くの場合、安価なモノを選択しがちになります。