他人のモノを盗る思考

2022年10月3日

アイデア

eyecatch 無人餃子販売店での窃盗ニュースが、報道されるたびにうんざりする、ユゲタです。 世界でもめずらしい「無人販売店」がたくさんある、我が国日本ですが、 日本人は道徳教育を受けているから、他の国に比べて窃盗比率が低いという理由なのかどうかわかりませんが、 お金に困っている人から見たら、監視カメラがあるとは言え、誰も咎める人がいない環境で、「持っていってくれ」と言わんばかりの環境のように感じるんだと思います。 そして、テレビで悲しそうな顔で、その無人販売店の店主が、「腹立たしいです」と言っているのを見ると、 盗難にあった事実には道場するが、その状況を作り出した責任も同時に感じてほしいと、 少し厳しい意見ですが、どうしてもその事を考えてしまいます。

人がドロボーをしないのは他人の目が気になるから

目の前に1万円札がヒラヒラと落ちていた場合、あなたならそれをどうしますか? もちろん周囲には誰もいなくて、あなた一人だけというシチュエーションです。 1、交番に持っていく 2、ポケットに入れる 3、一番最初にその道を通った人にあげる この質問を統計とってみたら、9割以上が2番を選択するでしょうね。 回答が他の人に見られることを考えたら1番を選択する人もいるかもしれないし、 心の底から1番という人も1割ぐらいは、いるかもしれません。 これは、1番の人は心が腐っていて、2番の人は心がキレイという、道徳の質問などではなく、 人間の本質は2番であると言いきってもいいという問題です。 もちろん、このお金が落ちている状況にもよるかもしれないが、3番を選んだ人はきっと、何かしらのストーリーを頭の中で組み立てているタイプの人でしょうね。 別に2番を選択したからといって、恥ずかしく思う必要はありません。 だってそれが人間だから・・・

知り合いの息子

ユゲタの知り合いの息子さんが、手癖が悪いようで、その親御さんから相談を受けたことがあります。 親の財布から金を抜き取ったりするらしく、確信は無いが息子の友達の財布などからお金が無くなったと騒ぎになったこともあったそうだ。 息子さんは、中学生らしく、親としてどのように教育をしたらいいのかわからないのだそうです。 これってそれまでの積み上げの心理による手癖なので、一朝一夕には改善できないでしょうね。 同じ人が何度も警察にお世話になるのも、言っちゃあなんですが、お世話になる内容がその人の特性になっているからだと考えると、 周囲が、何をどのように指摘しても、本人が自分を変える気にならなければ、その人の心は動かないですからね。 人を変えるのって、本当に難しいんですよね。

テクノロジーで無人販売店の窃盗を解決する方法

話が逸れましたが、無人量販店で、窃盗を無くす方法を、今どきのテクノロジーで考えた時に、 AmazonGoというサービスが思い出されます。 日本でも似たような技術での店舗が出始めているようですが、 知らない人の為にカンタンに説明をすると、 無人の店舗ということで、餃子店舗と同じ性質なんですが、大きく違うのは、その店舗にはお金を支払うレジなどもなく、その場でお金を払わないというシステムになっています。 お金はどうやって支払うかと言うと、Amazonに登録されている自分のアカウントから自動的に引き落とされるという仕組みです。 技術的には、店舗内にたくさん設置された監視カメラが、その人の行動を監視していて、手にとって店から持ち出した商品をちゃんと認識してくれているので、もはや窃盗が存在しない店舗と考えても良いかもしれません。 でも、amazonのアカウントを持っていない人はどうなるんでしょう? これは想像ですが、入店できないんだと思います。 多くの人が使うamazonサービスだからこそ為せるサービスかもしれませんが、 単純に庭で作った野菜を販売する無人販売のようなレベルで、餃子を販売していては、窃盗問題は何も解決しないでしょうね。 ただ、AmazonGoのような仕組みも作れないのだとすると、 日本が得意にしている自動販売機にするとか、 入店時に本人証明書(マイナンバーカードや免許証、保険証など)をかざすとか、 投資も極力減らせて盗難事故をほぼ無くせる方法など、いくらでも思い浮かぶんですけどね。 そもそも、今どきなので、スマホでの本人確認をして支払いまで行えば、賽銭箱のような「盗ってください」的な見栄えからも開放されるでしょうし、現金が店舗内にないので、いろいろな心配が一気に解消されるのにな〜。 という風に経営者視点でも考えてしまいます。 何より、盗難ニュースを見ると、胸糞悪くなるので、一刻も早く、放置プレー状態の無料販売店舗を撲滅してもらいたいものです。

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