サーバー大好き人間の、弓削田です。
自宅にサーバーを構築して、実験したり、自分で使うデータの管理をしたり、各種サービスのバックアップを一元管理したり、
色々なバッチ処理を手前で自由にやったり・・・
と、電気代を払って、ネット環境さえあれば、IT時代でかなり便利に扱えるサーバーが手元にあるって、本当に使い勝手が良いです。
仕事でも使っていますが、何より、サーバーに高いランニング費用を支払うというのが、コスパが悪く感じている人には、
オススメですが、もちろん、管理も品質も故障もトラブルも、全て自己責任です。
ストレージ容量の流れの歴史
HDDが大容量化してきて、コストがユーザーライクになってきた時代から、Nasが流行り始めて、自宅にBuffaloのNasストレージ製品などを購入して、
自宅のwifiなどの環境で便利に使っている人も多いと思いますが、
個人的に、エンジニアの革命児でもあった、玄人志向の「玄箱」という製品が、nasという概念を知ることができ、
それから今まで、自宅でのデータ管理を行うようになりました。
当時は、500GBが大容量としてデータ保存に問題はなかったのですが、時代が進むと、容量は蓄積するし、動画データなどのような化け物データが主要化されていきます。
今考えると、画素数のそれほど高くないデジカメで撮影していた写真を保管する程度だったのに対して、今では、スマホで高画質な動画で撮影した動画データを保管しなければいけなくなり、
1TB、2TBですら足りなくなってきて、
自宅ストレージ容量も、1TB -> 4TB -> 8TB -> 16TB ...と、遷移してきました。
現時点の最強コスパは8TB
そして、今回10TBHDDを5台搭載できる、RAID対応外付けドライブを安く購入できたので、コスパの良い8TBを5台ほど、近所のパソコンショップで購入してきて、
いざ構築!
ちなみに、2021年初頭の時点での、HDD費用感は以下の通りです。
4TB : 8000円 (2000円/TB)
6TB : 9500円 (1583円/TB)
8TB : 13000円 (1685円/TB)
10TB : 25000円 (2500円/TB)
(ショップに寄って差がありますが、大体の感覚で見てください。)
一番コスパが良いのは6TBに見えますが、やはり容量が多いというメリットも考慮して、8TBが最強コスパという風に考えています。
Raidは必須
そして、8TBを5台購入して、8TB * 5台 = 40TBという風に考えてはいけません。
HDDは必ず壊れるという事を考慮しておかなければいけないので、常時稼働する場合に限らず、必ずRAID構成にしましょう。
パソコンなどの場合は、nasに定期バックアップを取っておく仕様がオススメですね。
そして、Raid構成を組んだ時に、どういったRaidにするかによって容量が変わりますが、今回は無難にRAID5にして、1台を保険にする仕様になりました。
これは、購入したストレージBOXがRAID0,RAID3,RAID5,RAID10にしか対応しておらず、どのRAIDにしても4台ストライピングの1台保険という構成しかできなかったので、
結果、8TB * 4台 = 32TB という容量になりました。
初期構築につまずく
そして、今回のブログの内容で一番書きたかったことですが、
これまでのように、HDDをセットアップしてフォーマットしていた時に、何故かうまくmountできないという状態だったので、
サーバーのOSが古いことが原因かと思っていところ、ext4の最大容量が、16TBであるという事を、この時点で気が付きました。
もちろん、32TBあるドライブを2つに分割すれば、問題なくフォーマットもマウントもできるのですが、
できれば、1ドライブの大容量で構成したい。
そして、xfsフォーマットが8EB対応という事で、もはや選択肢はこれしかないという事で、xfsモジュールをサーバーにインストールして、
なんとかフォーマットまではできました。
というか、フォーマットしても、何だか様子がおかしくて、その後mountできなくて困った状況で困っていたところ、
xfsは、64bitのcpuにしか対応していないという事実も、この時点で初めて認識した、アホな自分でありました・・・orz
もちろん、今使っているサーバー(ベアボーン)は32bit...
そして、ここまできて引き下がるわけにはいかないと思うので、この大容量ストレージをNas機として活用すべく、RaspberryPi4をAmazonで即座にポチってしまいました。
この続きは、また次回の講釈にて綴りたいと思います。
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