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ビジネスで色々な話をして、自分の知識を伸ばしてもらっている、弓削田です。
先日、仕事で知り合った人が、セミナービジネスをされているということで、
とあるシステムを構築したいという話を相談された時の話です。
しきりに「FIRE」という単語を連発されていて、
てっきり、大仁田厚が好きな人なのかと思っていたら、
「FIRE」って、早期リタイヤの事で、経済的独立をするという意味があるらしいですね。
https://www.sbbit.jp/article/fj/53109
結構有名な言葉になっているようなのですが、僕のようにまだ知らないという人もいるかもしれないのと、
ちょっとおもしろい話だったので、自分の意見も含めてブログで書いてみたいと思います。
FIREとは
「経済的独立」という風に聴いても、ピンと来ない人もいるかもしれませんが、
金融庁が、定年後に年金を満額受け取っても、2000万円足りないというようなニュアンスで
発表をしてしまって、定年後も働かなければいけないという、お年寄りのネガティブな思考が独り歩きしている時に、
事前にどうすれば、もう少し豊かな人生が送れるか・・・という事を説いている言葉になっているようです。
ようするに、
おもろくない会社で働くよりも、経済的に余裕を持って、自分の好きな事をする人生を贈ろう!
という様な内容です。
豊かな人生とは?
早期リタイヤして、自分のやりたいことをやるという人生は、誰もが望む人生の在り方なのかもしれませんね。
自分の立ち上げた会社で、好き好んで身を粉にして働いている人以外は、
人の会社で、その会社のルールに沿って、働いてあげてるという考え方になってしまいがちなのですが、
それでも、働くという事事態が人生と考えている人も少なからずいるようです。
豊かな人生って何?と人に質問をして、即答出来る人も少ないかもしれません。
不労所得がもらえるのであれば、欲しいと考える人も少なくないでしょう。
会社で得られる所得では物足りず、株やFXなどの短期収入に勤しむ人もいますが、失敗したという話も、
同じぐらいの割合で聞くのが現実ですね。
人によって、「豊かな人生の定義」というのは、違うという事も考えられますが、
多くの人が、嫌な仕事をし続けるよりも、給与が安くてもいいので、必要最低限の生活が送れるという安心があれば、
何かしら好きなことをやりたいと思うことでしょう。
不動産投資ってどうなの?
不動産投資が、リスクが低いと言われているようですが、今回相談をされた方は、不動産会社を経営している人で、
そうしたセミナーを開いている人だったので、短期投資系よりも、長期投資を推奨するという話で
自分の会社のサービスも提供するスタイルを取っている方でした。
個人的に、不動産益って、既得権益のような印象があったのですが、
ここでいう不動産投資って、自分の持っている土地や建物を活用する方法よりも、新たに建物を購入して、
それを賃貸物件として貸し出して、長期に渡って、リックープ(コスト回収)して、
その後、利益が得られ続けられるようになる状態で、リタイヤをできるだけ早期に行えるようにするという事を推奨しているようでした。
既得権益撲滅会
そもそも、既得権益ってあまり好きな言葉ではなく、時代にはそぐわないという風にも思っています。
椅子取りゲームで先に座った人が、その椅子に座り続けて、その後一切の利益を独り占めするような状態って、
それ以外の人は、「不公平」と思ってしまいますよね。
まさに、土地を持っている人がそれで、その上に建物を建てて、それを貸し出すと、部屋に対しての賃料は、土地の上にも適用されるので、
結果的に、土地を持っている人は、それを貸し出すだけで、かならず利益が得られる仕組みになっています。
きっと、こうした事もテクノロジーで解決されていくことになりそうですが、
こうした既得権益は、とにかく破壊して、利用する人が便利になることに対価が支払われて、あぐらをかいている人が一番利益が高く得られるという状態は無くすべきなんですね。
FIREをするという状態が、この既得権益を取得するような印象で、あぐらをかきたがっている人が目指すのは、イマイチ賛成できないのですが、
経済的独立を目指すという姿勢は、大いに賛成ですね。
エンジニアのFIREについて
そして、僕が考えたエンジニアのFIREって何かというと、「ソフトウェアの開発」以外に無いでしょう。
ソフトウェアだけじゃなくて、ハードウェアでも可能で、IoTでもWebサービスでも、スマホアプリでも、なんでもいいのですが、
プログラミングや、エンジニアリングによって、今現在の世の中は180度変わる世界になっています。
そこで、エンジニアリングできるっていう状態って、金の卵を生むニワトリ状態と考えてもおかしくないですよね?
それを利用して、SIerのように、自分の働きを搾取され続けながら給料を得るよりも、自ら生み出してみるだけで、経済的独立ができる可能性もたくさんありますからね。
確かに、提供できるような開発が行えるというスキルレベルではないというエンジニアも多いかもしれませんが、
世の中で言われているような投資をするよりも、よほどリスクの低い投資であると考えてもいいかもしれませんね。
なので、「僕は会社を立ち上げました」と言ってもいいぐらいに考えてます。
もしかして、今現在、プログラミング教育が盛んになってきているのは、これを見据えているからかもしれませんね。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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