会社で企画提出をした自分のアイデアがなかなか採用されないとか、
他人になかなか認めてもらえない、
みたいな人は、エトってないし、パトってないし、ロゴってもない状態です。
自分ブランディングを向上したかったら、「エトス・パトス・ロゴス」という説得の三原則を理解して習得してみましょう。
もしかしたら、自分ブランディングだけじゃなく、これから作ろうとしている制作物や、対人関係なども向上するかもしれませんよ。
説得の三原則
調べるとネットでたくさん説明されているので、詳細はそういうページをみてもらうといいでしょう。
参考 :
Wikipedia
簡単に説明すると、アリストテレスさんが提唱した弁論術なのだそうです。
エトス(ēthos) : 信頼、道徳
パトス(pathos) : 感情・情熱
ロゴス(logos) : 論理、理屈
これらを、会話や文章に盛り込むことで説得力をアゲアゲしようという事です。
エトスが無いとどうなる?
とある、フード系雑誌の企画会議で、
- 食べたこと無いけど、美味しそうな食べ物を見つけたので今度の特集にしたいと思います。
- 先に食ってから言えよ。
パトスが無いとどうなる?
とある、ファッション系雑誌の企画会議で、
- 今年は黒が流行るって思うんですよ。知らんけど・・・
- ちゃんと調べてから言えよ。
ロゴスが無いとどうなる?
とある、IT系雑誌の企画会議で、
- コボル言語が人気1位らしいですよ。
- いつの、どのリサーチか言ってみろ!
説得の三原則について
アリストテレスの言うところの「弁論術」を最近では、ブランディングに活用するビジネス思考にしているケースが多いようですね。
なんとなく、弁護士っぽい思考のようにも思えちゃうんですが、普段物事を考える時にこの3つの理論を頭の片隅においておくと、
対人関係において、相手から信頼や安心を受けてもらいやすくなるんじゃないでしょうか?
そして、自分ブランディングの向上にもつながるし、おそらく物事が何でもうまく進むようになるでしょうね。
あとがき
今回例に上げた会話サンプルは、極端に書いてますが、結構こういう会話って普段の生活で多くないですか?
自分が提案する側じゃなくて、それにツッコミを入れる立場になると、三原則に沿っていない会話は気持ち悪く感じるますよね。
この3つが足りていない人を見た時に、「それってエトってないよね?」みたいに注意してあげても良いかもです。
そして、今回のこのブログ記事、ちゃんとロゴってるかな?
パトってはいると思うんだけどな・・・
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