エンジニアのレベル判断の一つとして、CUIが使えるかどうか?というのを質問する、ユゲタです。
そもそもCUIという言葉を知らない人もたまにいますが、プログラミングをやる人であれば、CUIは必須と言ってもいいでしょう。
GUIが悪いという訳ではないが、CUIって結構嫌われていたりするので、ユゲタ自信の成長ポイントでもあった、苦手なCUIをどの様に理解して難なく使いこなせるようになったのかをブログに書いてみたいと思います。
GUIとCUI
どちらの言葉もわからない人の為に、超簡単に説明しておきます。
GUI : Graphic User Interface の略で、簡単に言うとマウスでクリックしながら見た目で直感的に操作する、windowsやmacのOSがソレ
CUI : Command User Interfaseの略で、プログラマーが黒い画面に緑の文字(それだけではないですが)でキーボードを叩いているアレ
GUIが見ただけで初心者でも分かり安いのに対して、CUIは、カタカタとキーボードを叩いていると仕事をしてますよ雰囲気を醸し出せる、
知らない人からするとまるで異次元の操作なのだそうです。
GUIの裏はCUI
CUIを使うようになると、GUIの事を深く知ることができるし、コンピュータ(OS)の内部を詳しくなることができます。
フォルダをクリックして中に入っているファイルの一覧を見るという作業は、単にマウスをクリックして開いた画面を見るだけでできますが、
CUIでは、まず階層を把握しなければいけません。
pwdコマンドを実行して、今時分がいる場所を確認して、cdコマンドで、対象のフォルダ名を打ち込んでどんどん階層に入っていきます。
実際にCUIに慣れてくると、GUIはOSなどの基本システムでCUIを裏で操作しているだけの処理であることが理解できます。
これが分かるとプログラミングの構造も理解しやすくなるんですよね。
CUIトライ!
その昔、ユゲタが、とあるエンタメ系上場企業の情報システム部門という少しお硬い部署に所属していた時、
従業員は社内で唯一のデザイナーの女性以外は全てWindowsを使っていました。
その当時のwindowsには、ターミナルではなく、プロンプトと言われるMicrosoft独自のCUIが備わっており、
実はそのプロンプトを覚えると、仕事を効率化させられるバッチという自動処理を作ることもでき、
以下に仕事を
サボる効率的に行うかを追求していたユゲタは、仕事の合間にプロンプトを触っていましたが、
ある時、GUI操作をCUIだけでできるということが理解出来、
言って期間、マウスを使わずにキーボードだけで仕事をするという荒業をやっていた時期がありました。
おかげで、キーボードタイピングは早くなるし、OSの深い所まで理解することができ、プログラミングスキルの礎になったことは言うまでもありません。
CUIしか使えなくなる事象
パソコンを使っていると、OSのバグのような感じで、画面が動かなくなることがたま〜〜〜にあります。
こんな時、実はCUIだけは使えるなんて言うことがよくあります。
要するにGUIでやる操作をCUIだけでできてしまえば、パソコンが固まった時に、自力で色々な操作を行うことができ、
なんなら、電源をブッチする強制終了じゃなく、ちゃんとshutdownさせることも可能になります。
もちろん、デザイン作業をしていて、CUIでフォトショップで絵を描くなんてことはできませんが、
とにかくOS操作はだいたいCUIで出来てしまうことがわかります。
災害対策のように、こうなった時に、慌てず騒がず喚かないために、普段からプロンプト(最近ではpower shellかな?)やらターミナルを触り慣れておくことをオススメします。
世の中を変えるCUI
そうなんですよ、カンのいい人であれば、分かってきたと思いますが、
CUIを難なく操作することができたら、サーバー(Linux)の事がとても良く分かるようになるんですね。
Ubuntuのように、GUIが便利だというディストリビューションも多くありますが、基本はCUIを深く理解しておくとGUIの使い勝手も格段によくなるんですよね。
そもそもサーバーとして使うパソコンにGUIが入っていないのは、無駄なメモリを使わないから・・・という理由ですが、
あれ?これって、SDGsじゃね?と思ってしまった。
できる限りGUIを使わなければ、無駄なメモリを消費しないので、電力消費も減る、バッテリーも消費が軽減されるし、世の中の電気消費も激減する。
脱原発を言いたいわけではないですが、無駄をなくす一つの方法になるかもしれませんね。
CUI減税なんてのを国が作ってくれて、CUI操作しかできないノートパソコンなどが販売されれば、なんかすごくいい未来になるかもな〜と
妄想しながら、今日もキーボードを叩いているユゲタでした。
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