スキルを定量化できない理由

2022年9月28日

学習

eyecatch デジタル人間に見られガチだけど、まるでアナログ人間の、ユゲタです。 とあるエンジニアが配信しているラジオ番組を聞いている時に、 パーソナリティ達が会社でweb開発をしていて、エンジニアスキルの話をしていたんですが、 会社の採用活動で、求めているスキルのエンジニアがなかなかいないという内容だったので、 そういやスキルの定量判定っていうのは、ユゲタが真面目にサラリーマンをしていて、採用活動をしていた時に、 課題になっていたな〜と思い出したので、今思うスキルの話をしてみたいと思います。

スキルを下に見がちな日本人

面白いことに、日本人は自分のスキルをとかく下に考えガチで、 自己紹介の時に、「ペーペーです」や「まだまだです」と過小評価してしまいます。 これが外国人であれば、「自分は一級品だ」ということを前面にアピールしてくるんだそうです。 どちらがいいというワケではないですが、なんとなくフワっとしているのが日本人ってことでしょうか?

自分のスキルが下に感じてしまう自己スキル判定

会社でプログラミングをやっている人は、プロのプログラマーなんですが、そうした人にプログラミングスキルを自己判断してもらうと、 「全くもって素人」と言わんばかりの内容が返って来ることが多いです。 確かに、仕事でプログラムをやっているが、仕事領域を離れたプログラミングを出来る自信が無いという人も意外と多いようです。 そして、自分がやったことが無い、別言語や別領域のプログラムをやっている人をみると、自分はまるで素人レベルと感じてしまう人も多いようです。 相手を基準にしてスキルを判定してしまっているため、このようにスキルの比較が正常にできないという思考になってしまうんですね。

スキル比較

でも、そもそもc言語を仕事でやっている人とjava言語を仕事でやっている人、どちらもその言語は問題なく使えるが、それ以外の言語はまるで使えない状態の時に この二人のスキルをどういう風に判定するのがいいのでしょうか? ドラゴンボールのスカウターがあれば、カンタンにプログラミングレベル判定を数値化してくれて、よくも悪くもポイント判定できると思いますが、 世の中そんなに甘くありません。 しかも、c言語とjava言語で、どっちのポイントが高くなるかという、言語優位性も気になってくるんですが、 判定の軸は様々であると考えられますよね。 例えば、会社の採用活動で判定する場合は、その会社がc言語など使っていなくてjava言語のみ使えればいい場合は、c言語がどれだけ上達していても0点と考えるかもしれないですし、 その逆も然り・・・ でも、プログラミングそのものの思考が身についていると考えると、0点って言うことはないのだとすると、それぞれの言語で、何ができるかという事でポイントを割り出して、 実際にニーズのある言語でバイアスポイントを掛け合わせると、会社における必要人材得点が割り出せるのかも・・・ とか考えガチですよね。 実はこの思考、エンジニアを全く評価できずに、間違った得点を出して、間違った判断をしてしまっていると言うことを、ユゲ式に考えてみます。

ユゲ式、エンジニア判定方法

まず、プログラム言語は、何をやっていても問題ありません。 経験年数も、初心者であっても、何年やっていても、まるで関係ありません。 エンジニアの判定基準は、「何ができるか?」「何をやったことがあるか?」基本はこの2点です。 そして、次にプログラミングのやり方(思考や手順)が係数になり、エンジニアとしての判断基準として考えればいいと考えられます。 具体的にどのように判定するかというと、 例えば会社の採用面談の時であれば、 「〇〇言語に興味があります」「勉強しています」はまるで参考にならず、 「○○のアプリを作りました」「公開されている、このサイトを作りました」を参考にするようにします。 「今、〇〇を勉強しているところです」は、耳を傾けず、 「〇〇の技術を使うと、こんな事ができるはず」という指向性を評価します。 あと重要なのは、自分が作ったモノや、学習してきた時の失敗話を何個ネタとして持っているかというのも、非常にじゅうような採点ポイントになります。 失敗を知らないプロは、初心者と変わらないという危険性もあります。 スマートに聞こえるかもしれない失敗知らずのエンジニアは、ユゲタの経験では、仕事ではまるで使い物になりません。 仕事で使えるのは、過去の失敗を1つでも多く知っているエンジニアという事ですね。

エンジニアよクエリエーターたれ

「手を動かさないエンジニアは、ただのブタだ!」という有名な映画のセリフを思い出しますが、(ウソです) モノを作ることができないエンジニアは、単に口の達者な評論家です。 個人的には、100個のアプリの評論をするよりも、1個のアプリを作り出すエンジニアに魅力を感じてしまうのは、 そもそもの考え方が違うからだと思います。 このブログを見てくれたあなた、自分のスキルを定量評価してみてはいかがですか? 良いも悪いも、自己スキルアップに繋がりますよ。

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