趣味コンビニの、弓削田です。
毎日何かしら言ってしまうコンビニ、便利ですよね。
24時間やってて、たまに夜遅くなった時に入るコンビニって、安心感を与えてくれますよね。
そんなノホホンとした生活をしている時に、身内の不幸があり、小さい頃からとっても可愛がってくれた叔母さんが、先月他界されたとの報告を母親から受けました。
父親の兄弟という事もあり、何かしらの相続に関係することから、住民票と印鑑証明を送ってほしいという連絡も同時にもらい、最近ではコンビニで「住民票」も「印鑑証明」も取得することができるので、すぐに送るという返事をしてコンビニに向かったのですが・・・
なんと、コンビニで住民票が印刷されないという自体に遭遇!!!
その原因がようやくわかったので、ブログに残しておきたいと思います。
コンビニで住民票サービスが受けられないケース
エラーメッセージを調べてみると、以下の内容でコンビニサービスが受けられないケースが有るということが、市区町村のページに書かれていました。
エラーメッセージ |
考えられる原因、対応方法等 |
ご利用いただけないカードです。市区町村にお問合せください。 |
・個人番号カード又は住基カードではない
・個人番号カード、住基カードの外部または内部が破損している
・マルチコピー機のカードリーダーが壊れている
・カードのかざし方が不十分
・コンビニ交付サービスの登録、利用者証明用電子証明書の発行をし
ていない
→市役所でのお手続きが必要になります。詳しくは市ホームページを
ご覧ください。 |
無操作タイムアウトにより処理を終了します。 |
5分以上操作しなかった場合に表示される |
サービスを提供していない市区町村です。 |
・コンビニ交付に参加していない市区町村の個人番号カード、住基
カードを使用した
・コンビニ交付に参加している市区町村に転入後、住基カードを継続
して利用する手続きをしたが、コンビニ交付サービスの登録をしてい
ない |
○○県○○市は××月××日△△時までメンテナンス中のため、サー
ビスをご利用いただけません。市区町村へお問合せください。 |
メンテナンス終了時刻までお待ちください。 |
暗証番号が間違っております。 |
市役所にてコンビニ交付サービス利用登録又は利用者証明電子証明
書発行を行った際に設定した暗証番号ではないことが考えられます。
暗証番号を忘れてしまった場合は、市役所でお手続きをしていただく
必要があります。詳しくは市ホームページをご覧ください。 |
暗証番号ロック中のため、ご利用いただけません。
市区町村へお問合せください。 |
暗証番号の入力を3回間違えてしまったため、暗証番号にロックが
かかっています。
ロック解除のためには市役所でお手続きをしていただく必要がありま
す。詳しくは市ホームページをご覧ください。 |
いろいろ推測
6項目書かれていますが、どれも該当しません。
エラーメッセージを写メっておけばよかったんですが、「現在お取り扱いできません。」的な内容が書かれていました。
ちなみに、2ヶ月ほど前に子供の学校関連書類で必要だったので、同じコンビニで住民票も取得していたので、住民票データ自体に問題があるわけではないことはわかっています。
あと、暗証番号も入力して次の画面に行って、「何を印刷するか」という選択画面になっているので、パスワードを間違っているということは考えられません。
もしかしたら、サーバー側で何かしらのメンテナンスをやっているか、ダウンしている障害が発生しているのか?とも思ったんですが、その際のメッセージとは違うので万が一ということはありそうですが、おそらくは違うという感覚です。
原因判明
そして、色々検索をしていて、ようやく原因が分かりました。
それは、東京都江東区のホームページに書かれていた内容で、
住民票が取得できない
→下記の場合、コンビニ交付での住民票が発行できません。
・世帯のどなたかが転出予定の届出をされてから、その方が実際に転出されるまでの間
・世帯の中に在留期間の満了日を経過した方がいらっしゃる場合
・支援措置の申し出をされている方
https://www.city.koto.lg.jp/060303/konbini/konbinifaq.html
この中の、「世帯のどなたかが転出予定の届出をされてから、その方が実際に転出されるまでの間」というのが、来月社会人になった娘がいよいよ一人暮らしをするというタイミングだったことを思い出しました。
娘が転出届を役所に出していたとしたら、これに該当する。
LINEで聞いてみたところ、やはり転出届を出していました。
・・・!!!!
コンビニで便利に住民票を受け取ることができないことはショックだったのですが、原因がわかってようやく安心。
もしかしたら、マイナンバーカードをハッキングされたのでは・・・とか、カード自体が故障したのかと考えていたのが、間違いで安心感もありました。
残念な日本のIT
転出期間中に印刷ができない不便さは、とりあえずおいておくとして、町田市での不具合の原因を江東区のホームページで知ることができた事が、なんとも残念な感じがして、
これが日本のITの現状だということが改めて理解できました。
そもそも、マイナンバーカードをコンビニでセットしたエラー画面に、この手の内容が表示されるというのが最もユーザーが理解できるポイントなのに、
市区町村のホームページでエラー内容の解説をわかりづらくしているのは、ユーザーはまるで知るすべがないと言っても過言では有りません。
家電機器メーカーなども含めて、Q&Aをホームページに掲載するという事は、全くユーザーライクではなく、EFOという技術開発を通して学んだのは、
「ユーザーインターフェイスでは、エラーがでたら、その場で内容を簡潔に理解させないとユーザーはついてこられない」
という事です。
う〜ん、重要ですね。改めてEFOが色々なシステムのユーザーインターフェイスに適応できる内容であることが理解できました。
そして、否定ばかりしていては全く身勝手な愚痴でおわってしまうので、個人的な提案をしたいと思います。
コンビニなどの便利に使える機器に、エラーが発生した時には店員に聞きに行く人も多いかと思いますが、業者しか分かり得ない事に店員からは的を得た答えは得られません。
なので、エラーQ&Aが書かれているWEBサイトのURLをQRコードで表示して、その場でスマホで見てもらうという非常に簡単な対策をしてあげればいいじゃないですか。
コストもさほど掛からず、客もそれで助かる人も多いことを考えると、リアルインターフェイスの標準化にしてもいいと思います。
世の中ITで便利になるはずなので、それを不便に感じたらどんどん改善していきましょう。
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