話し相手を納得させやすい話し方の話

2020/12/26

日記

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eyecatch Podcasterで活躍させてもらっている、弓削田です。 先日仕事でお話をしたとある会社の社長さんが、自分のビジネスについてしきりに 「これ、すごくないですか?」 「いいと思いません?」 という言い方をしていて、それが少しクドかったので、その会社の社員は大変だろうな・・・と 確信してしまいましたが、 こういう話し方は、強制同意と言って、多くの場合相手は「そうですね」と言いながら心のなかではそうではなくなっています。 話を相手に気持ちよく聞いてもらって、相手の口から「いいですね」と言ってもらう為には、どうすればいいかを 考えてみたいと思います。

相手がココロの底から同意する話し方

仕事などプレゼンテーションをする機会が多い人は、自分の話に相手を引きつけるテクニックをいくつか持っていると思いますが、 そうしたテクニックを持たずに話をされる人は、非常に聞いていてしんどいことがあります。 人前で緊張して思ったとおりに話せない人や、そもそも話下手という人が、世の中損をしてしまうというのは仕方が無いにしても、 トーク技術は、自分の人生を左右する非常に重要なスキルであるとも考えていいでしょう。 実際にどうすれば、自分の話を相手は納得して聞いてくれやすくなるのでしょう? それは、ストーリーに沿った話をすることで、相手は納得というよりも、共感するという感情で受け入れてくれるようになります。 でも、ストーリー的な話し方って、一体どういう話し方なんでしょう?

話にストーリーを持たせる方法

人が映画を観て感動したり、恐怖するのは、その主人公に感情移入をしているためです。 これは、難しいようで実は話をする基本的な事なんですが、 話に出てくる人の素性を分かりやすくするという点と、どういう状況でどういう感情になっているかを 分かりやすく言うだけで、相手はその人に感情移入しやすくなります。 逆に考えると、誰か知らない人には、関心を持つということは、なかなか有り得ないですが、 自分の知っている人には、関心が向いてしまうという人の心情です。 例えば、街中ですれ違う人で知らない人に関心は無いけど、過去に一度でも会ったことがある人と すれ違ったら、振り返ってしまう確率が高いという事です。 どういった素性の人が登場人物化を意識させるだけで、その人がとる行動が納得しやすくなり、 その人が驚いたことに共感してしまうという事で、 相手が話を納得してくれやすくなんですね。

話し方反面教師

冒頭に書いた、「強制同意」を無意識にする人は、話している相手が疲れてしまうので、 人が離れていってしまいがちになります。 また、「自分は・・・」という主語を強調する人をよく見かけますが、 特殊な自分を強調して言っているのであれば、聞いた相手が、「大したこと無い」と思われてしまった瞬間に興味が削がれてしまいますし、 自分の意見を単に言いたいだけであれば、過度な批判的な言葉を並べてしまうと、「人の事を批判しがちな人」と言っているような状態になります。 相手の話が受け入れにくいな〜と思ったら、その話し方を振り返って見ると、相手に納得されにくい話し方をしているはずなので、 自分の話し方の反面教師として、学習させてもらうというのは、僕がよくさせてもらっている手段なんですが、 これって、スキルアップによくないですか??? ・・・あ?・・・・

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