人の話の聞き方で変わってくる成長度合いについての話

2020/12/18

日記

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eyecatch 人の話を聞いて成長してきた、弓削田です。 ウソです、あまり人の話を聞かずにこれまできて、独自路線を追求ばかりしている自分です。 学校では、先生の話をあまり聞かずに「教科書を読んだほうが勉強になる」と言って、大した点数が取れない学生時代を過ごし、 親身になって仲間になれる経営者に出会えず、独立したという経験で、得られた事として、
人の話はちゃんと聴け!
という事です。 自分がプログラミングスクールの講師をやって、なかなかしなかった生徒に対して気づいた点などをブログにまとめてみました。

基本的に人にどんなに良い話をしても成長はしない

会社で社内のわからないことを聞かれて教えても、数日経ったら、また同じようなことを聞いてくる後輩がいたんですが、 この後輩、教えても教えても、何も覚えようとしていないということにある日気が付きました。 記憶するのが苦手なのかと思っていたら、どうやら、分からないことは、聞けば答えてくれるので、いつも聞いていて、 記憶に全く残らないのだという。 聞いたことを覚えておく気概が無いとも受け取れるが、自分が成長する気が全く無いということで、同僚や他の先輩からフルボッコにされていました。 また、プログラミングスクールの生徒でも、分かりやすく教えたつもりでも、要領良く覚えられる生徒と、何度説明しても、同じようなミスを繰り返す生徒がいて 当時はその差が、本人の能力によるものだと思っていました。 確かに、学習能力の差はあるんでしょうが、要領の良かった生徒は、その後話をすると、こちらが話した内容を結構詳細まで覚えているのに対して、 覚えが悪かった生徒は、断片的な話を曖昧にしか覚えていないということに気が付きました。 話を覚えられる要領の良さが、学習能力の差とも思われがちですが、実は話を聴く姿勢によるものだと、最近理解することができました。

こいつ人の話を聞いていないという人の特徴

僕は昔からよく、「話を聞いていない」と言われ続けてきました。 確かに、「目線がキョロキョロしてる」とか「相槌が適当」みたいなことは自分では気がついていましたが、 話というのは「聴く」もので、「聞く」だけではダメだということに気がついていなかったんですね。 ちなみに、英語で言うところの「hear」と「listen」の違いも同じような感じです。 同じように、人の話をちゃんと聴く姿勢という事を意識すると、確かに話の内容が頭にちゃんと入ってきて、記憶にも残る。 これまで、忘れないように一生懸命メモをとっていましたが、単純に自分が聴いていなかったというだけだったんですね。

アドバイスを受け入れる人と受け入れない人

何か手際を悪そうにしている人に、アドバイスをする時に、素直に受け入れてくれる人とそうでない人がいます。 自分が、後者だったので、あまり偉そうなことは言えませんが、人からのアドバイスを忠実に聴いてみると、 確実に成長ができるポイントに気がつくことができるようです。 自分が困ったこと以外にアドバイスを受けない人が多いのですが、コミュニケーション能力の高い人は、 他人の言われた事をちゃんと噛み砕いて、自分の思考としてちゃんと受け取ろうとするようです。 確かに、コミュニケーション能力の高い人は、仕事などもデキる人が多いのも納得ですね。 嫌味のように言ってくるアドバイスも、何かしらのポイントを見つける聴く姿勢が重要だと気が付きました。

成長する人がしている他人の話の聞き方

明確に成長する人の話の聴き方というのは、「納得をする」という聴き方をしているようです。 納得ができなかったら、話をしている人に対して、質問を返すんですね。 聞き流してしまう場合は、適当な相槌を打って、質問など発生しません。 もちろん、全ての話を鵜呑みにして聴くという事ではなく、自分が納得できる話を見極めるという聴き方でいいんだと思います。 自分が納得できる話に出会う度に、それを納得して理解して、成長につながるいいサイクルです。 このブログを書いていて、ラジオの収録でいい話ができるように心掛けたいと考えさせられましたね。

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