ロゴ作りを仕事で受けることになりそうなのでビジネス的に構築方法などを思考してみた

2023年10月4日

デザイン

eyecatch とある会社のいつも仲良くしていただいている方から、お問い合わせをいただきました。 その会社の別部門の方から、
  • あるホームページのロゴを作って欲しいけど、いくらで作ってくれる?
と言う感じで、ロゴ制作ができる会社を探して欲しいと言われたそうです。 さて困りました。正直ロゴ制作を会社のラインナップに乗せていなかったのですぐに返答できませんでした。 それにしても、こういう問い合わせってアバウトで困りますよね。 「ロゴをいくらで作れるか?」ではなく、どういうロゴを作るかを言ってくれないと粒度も分からなければ、こちらの作業工程も見積もれません。 とりあえず、他のデザイン制作ページなどを見てロゴ制作値段の相場を探してみました。 そもそもお仕事でロゴ制作を受けるというケースは、ホームページ制作においても毎回と言っていいほど発生するんですよね。 そして、ロゴ制作しやすくなる仕組みを作ろうと思い、今回うちの会社での答えにたどり着きました。 比較的かんたんにロゴをデザインして、それを作る方法、webページで使いやすいフォーマットなど、そのとっておきの秘伝のタレをブログに残しておきたいと思います。

ロゴ制作の相場

ChatGTPに聞いてみた結果・・・

初級デザイナー 初級デザイナーによって制作されるロゴの料金は通常、$100から$500程度です。これはシンプルなロゴデザインで、基本的な要件に対応するものです。 中級デザイナー 中級デザイナーは、より高度なデザインスキルを持っており、カスタマイズ度の高いロゴを制作できます。料金は通常、$500から$2,000程度です。 上級デザイナー 上級デザイナーは、経験豊富で高品質なロゴを制作します。料金は通常、$2,000以上になることがあります。複雑なプロジェクトや大規模なブランドにとっては、より高額になることがあります。 デザインエージェンシー デザインエージェンシーは、大規模なプロジェクトやブランド向けに専門的なデザインサービスを提供します。料金はプロジェクトの規模に応じて変動し、数千ドルから数万ドルになることがあります。 追加オプション ロゴ制作には、追加のオプションが含まれることがあります。例えば、ブランドアイデンティティのガイドラインの作成、ロゴのアニメーション、ロゴのトレードマーク登録などがあります。これらのオプションは追加料金が発生します。 追記 ロゴ制作の料金相場は、様々な要因によって大きく異なります。これらの要因には、デザイナーの経験や評判、プロジェクトの複雑さ、デザインのカスタマイズ度、所在地、業界、納期などが含まれます。以下は、一般的なロゴ制作の料金相場の一般的なガイドラインですが、実際の価格はこれらの要因に依存します。 -- 上記の価格は一般的な目安であり、デザイナーやエージェンシーによって異なることがあります。プロジェクトのスコープ、要件、予算に応じて、最適なデザイナーやエージェンシーを選ぶことが重要です。また、デザイナーとのコミュニケーションがスムーズであることも、ロゴ制作プロセスの成功に重要な要素です。
なるほど、たしかに簡単にいくらで作れますとは言いにくいかも・・・(ほぼ想像通りだった) 安値だと、1万円から5万円 中級クラスだと、5万円から20万円 メジャーデザイナーだと、20万以上というのが料金相場みたいな感じ。 (1ドル100円換算してみたけど、円安や物価高でこの辺も上がるものなのだろうか?)

ロゴ制作サービス事例

ネットで検索してみると、簡易にロゴを作ってくれるサービスで格安系なのもたくさん出てくる。 なかでも、コクリロゴというサービスは、モチーフとしてのキーワードを数個伝えると、3個のタイプ違いのロゴを作ってくれて、38,000円なのだそうだ。 https://www.cocre-logo.com/ 3つの提案ロゴから、「もっとこうして欲しい」なんていう意見があった場合は、きっと別料金になるんだろうな・・・ これが、初級レベルで、その後オーダーメイドに移り、中級、上級というデザイン思考にオプションとして進めていくのだろう。 安く早くでいいのであれば、初級レベルでOK出して安価で終了になると思われるので、これで三方良し戦略なのかもしれないね。

ロゴの作り方概念と効率化

とりあえず、ロゴの作り方やデザイン概念などを細かく説明するとなると、ブログ1記事で書ききれるわけもないので、簡易ロゴ制作をまとめてみました。

パターン

・シンプルマークパターン ・文字ベースパターン ・組み合わせデザインパターン

形状

・正方形パターン(ファビコン向き) ・横長パターン(ページヘッダ向き)

・カンパニーカラーやベースカラーなどの指定がある場合は、その色を基準にした、同系色、対比色などで3色から5色の色パターンを作り出す。 1. 同系色パターン 2. 対比色パターン 3. 印象色パターン

デザインポイント

色々な企業のロゴを見て、似たようなイメージにするというのは簡易なのですが、何かしらのデザインを参考にするというのはよくある話。 気をつけないといけないのは、似すぎてしまうと、著作権問題にもなりがちなので、デザイナーを仕事でやる立場の人間としては、メタ認知能力(客観視点能力)を鍛えて、間違えても訴えられることの内容なデザインを構築しましょう。 何かと何かを組み合わせるというアイデアの出し方や、全く関係のない別ジャンルのモノ(形)を当てはめるような場合にうまくいくことが多い。 始めから奇抜で斬新な、誰からも認められるようなデザインなどは目指さないことがオススメ。(そんなデザインは恐らく世の中に存在しません。) 重要なのは、デザインした後で、何故このデザインにしたのかというウンチクをちゃんと語れるかどうかではないかと個人的に思っています。 それが、熱意であり、想いにつながるロゴに対する愛情の度合いと比例するはずです。

構築作業

adobe大好きなクリエータの方はイラレ(Illustrator)で十分ですが、個人事業の人などはサブスクの値段が高すぎて使いたくない人も多いでしょう。
Illustratorの金額 月額2,728円(年額: 32,736円) ※2023年9月時点
そんな人は、是非SVGエディタをおすすめします。 とりあえず、今現在、自分が気に入っているのは、Boxy SVGというアプリで、webブラウザでも快適に動いてくれるし、無料で使い続けられる優れものです。 ちなみに、このアプリログインして使う場合は年額1500円程度(プラットフォームによって値段が違うようです)かかりますが、ログアウトした状態で使うと、無料で使えます。 ただし、その場合、save機能が使えません。 せっかく作ったデータは、画面下部にある"Elements"というタブを開くと、その中にsvgのテキストデータが表示されます。 root階層を右クリックして、「Copy Outer SVG」を選択して、保存したいsvgファイルにペーストしてあげれば、SVGデータのセーブと同じになります。 ※この作業がややこしい人は、製品サブスク版または別製品を使ってください。

過去に書いたブログも参考になるかも

手前味噌で恐縮だが、以前にもロゴを作るときの色々なテクニックをブログで書いているので、興味がある人はこちらも参考にしてもらいたい。 無料でサクッと見栄えのいいサイトロゴの作り方 SVGのフリー素材などを使って簡単にロゴを作る方法を解説。 自分の会社ロゴ作って気分アップ 名刺を作る時に会社ログを自作した時の備忘録

あとがき

BoxySVGというアプリは、Macであれば、アプリとしてインストールすることも出来て、svgファイルをドラッグして開くことができるようになり非常に快適に作業が進められます。 とにかく、これで爆速でロゴの制作ができるようになり、思った通りのデザインを反映できるようになりました。 ツールの使い方などに慣れる必要がありますが、自分の場合は、1日程度いじっていたらコツを覚えられて、1時間もあれば納品レベルのロゴが作れるようになりました。 色々な会社や素敵なデザインのロゴなどを勉強がてら自分で作ってみるのも悪くないかもしれませんね。 こんなロゴデザイン制作の秘伝のタレ、いかがでしたでしょうか? ロゴ作りの事前思考から、作る工程のアプリ、値段表、デザイン思考などを公開してみましたが、次は実際に自分で作ったロゴを通じて、ロゴ作りパターンの制作紹介をしてみたいと思っています。 お楽しみに!

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