プログラミングバイアス

2022年7月25日

学習

eyecatch ビジネスをしているとやたらと「バイアス」という言葉を聞く気がする、ユゲタです。 バイアスって、そもそもどんな意味だろうと調べてみたら、
1. 織り目に対して斜めに切ったきれ。ななめぎれ。  「―テープ」 2.かたより。  「―がかかる」 ▷ 「バイヤス」とも言う。 bias
よく聞く意味としては「偏った思考」みたいな言われ方をしていますね。 英語の「bias」をそのまま読んだもので、英語辞典には、
1. 傾き 2. ひいき目
とのことです。 とにかくネガティブワードであることは間違いないようですね。 「いい意味でバイアスかかってるね。」 と言われてしまったら、一体これって、褒め言葉なのか、馬鹿にされているのか、少し考えてしまいそうだけど・・・

プログラミングバイアス

ここでちょっと頭に浮かんできたのが、プログラミングにもバイアスが存在するという視点です。 プログラム言語は、いわゆるどの言語が自分のネイティブ言語かによって、プログラミング的思考は大きく変わる場合があります。 ありがちなバイアスとして、機械学習はPythonで、簡易にweb制作をしたければPHPという思考があります。 またwebゲームを作るにはUnityで、サーバーはAWSを使えばいいという標準思考がありますが、 こうした当たり前の内容も、プログラミングに精通している人は少し違った思考を持っているようです。 Python以外で機械学習はできるし、どんなプログラム言語でも、大体のweb制作はできてしまいます。 また、ゲームも表示処理ができるものであれば、どの言語でも可能だし、サーバーはむしろAWSしか知らないというのは、技術者として出遅れている感があるようです。 IT技術を知れば知るほど、プログラミング知識の当たり前がバイアスに感じてきます。 こういうのを感じることができるようになれば、プログラミングスキルがアップしたと考えてもいいのかもしれませんね。

アルゴリズムバイアス

よく言われるキーワードとして「アルゴリズム・バイアス」というのがあります。 AI開発において、偏ったデータを収集してしまう、「データ・バイアス」とセットで使われることが多いようですが、 偏ったデータで機械学習を行ってしまう事で、偏った思考を持ったAIが出来上がってしまうことです。 これ、AIに限ってだけ言われるんですが、実際に人が作るプログラミングにもアルゴリズムバイアスって、たくさん存在するかもですよ。 だって、日本人が作るソフトウェアって、なんかどくとくのIT臭さを感じてしまうのは、きっとこのアルゴリズムバイアスが、日本国内でのビジネスソフトウェアにはあって、 「ザ・計算ソフト」みたいなアプリがたくさん生まれてしまっているのかも・・・なんてことを考えると、ネイティブ言語バイアスなんているのも存在しているのかもしれませんね。 そもそも、こんなブログを書いている自分の思考が、バイアスを持っているだけなのかも・・・ さて、誰もやっていないプログラミングを作るとするか・・・

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