バベルの塔と九龍城の例え

2022/07/12

学習

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eyecatch 人と話をしている時に「バベルの塔」と「九龍城」というのを例え話で言われて、その人が何を言っているのかわからなかったので、調べてみて理解した話

バベルの塔

もともとバベルの塔は、旧約聖書に書かれているお話で、
天まで届く塔を作ろうとしたけど、神の怒りを買ってしまって、地上の人々の言葉が通じなくなって、塔が崩落してしまうという話
ここから、現実不可能な事の例えとして使われるようです。 参考 : https://omochi-art.com/wp/tower-of-babel/

九龍城

一方、九龍城というのは、香港にある九龍城地区にある城塞の跡地で、そこがスラム街状態になっていて、元々あったお城にどんどん増築をして、巨大な建物になっている状態で、 崩落の危険や、無法地帯になっているのを国が管理しようとして、揉めているということはニュースなどでも取り上げられていました。 そうした、増築を繰り返してとてつもなく巨大な建物になってしまって、手に負えなくなってしまった状態の事を「九龍城みたいな状態」という風に例える人がいて、 システム開発で、スパゲッティコードの事をそのように言っている人を何人か聞いた事があります。 参考 : https://ja.wikipedia.org/wiki/九龍城砦

関ヶ原の合戦

そう言えば、例え話で思い出したのが「関ヶ原の合戦」がありますね。 これは、有名な東軍と西軍の壮絶な争いですが、1000を超える軍勢をもつ西軍に対して、100程度の東軍が打ち勝つという、戦略が結果を産んだ事から、巨大な相手に頭脳で勝ちに行く時に使われる例え話のようですね。 以前聞いたのは、大手企業がブイブイ言わせているビジネス領域に、ベンチャー企業が立ち向かっていく時に「関ヶ原」という風に言っている社長さんがいました。 参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/関ヶ原の戦い

例え話で考えた事

こうした例え話は、内容を知っている人であれば、聞いて納得、うまい事を言うという評価を受けるかもしれませんが、 内容を全く知らない人に話をしてしまうと、その人は全く意味がわからずに、話の本筋がまるで伝わらないことになってしまいます。 より難しい例え話をして、人のことをキョトンとさせてしまう人って、やっぱり話をするのがヘタクソと思われる可能性もあるという事なんですね。 逆の立場で考えると、相手が知ったかぶりをするかどうかを判断するために例え話を使うという、かなりの上手使いの人もいるようですが、相当な話力の持ち主という事で、尊敬します。

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