バグ検証に没頭すると、時間を忘れがちな、弓削田です。
今回は、画面表示する前にタイトル表示をする仕様を付けてみたいと思います。
ゲームタイトルって、最後の最後にお飾り的につければいいかと思っていたんですが、
実は、このタイトル表示には、あるブラウザの仕様に対応する為に、なるべく早く行っておくべきしようと判断して
行うことにしました。
javascriptでゲームを作る時の注意点
パソコンでGoogleChromeを使っていると、常にアップデートランプが付いているのを見かけるかと思いますが、
普通に使用していると、パソコンのシャットダウンしたタイミングでブラウザアプリも同時に終了して、
次回起動したタイミングで自動的にアップデートが行われるので、きちんと終了処理をして使用している人は、
アップデートの通知を見たことがない人もいるかもしれません。
しかし、インターネットブラウザは、OSなんかよりも遥かに早いバージョンアップを頻繁に行っています。
そして、数々のセキュリティ不具合に関するシステム更新をしてくれるのはありがたいのですが、
サードパーティCookieや、クロスドメイン対応など、情報セキュリティなどへの対応の為の、機能制限なども含まれていて、
それによる、サービスにとっての都合の悪い環境になるという場合もあります。
今回のタイトル画面設置は、今現在のインターネットブラウザが、音声再生をする場合に、パソコンやデバイスで何かしらの操作イベントが
発生しないと、再生ができないという仕様が盛り込まれていて、その仕様を会費する為に、
最初にタイトル画面を表示して、クリックイベントが発生した後にゲーム画面を表示できるため、
オーディオ再生が問題なく行えるという事です。
ちなみに、タイトル画面では、オーディオ再生は行えないという事になりますが、この点は回避しようが無いので、
どうしてもという場合は、タイトル画面の手前にゲーム起動処理を入れる等にする必要がありますね。
VideoはできてAudioはできない理由
実は、このイベント発生後でしか使用できない機能は、オーディオ機能だけで、ビデオ機能は、一定の条件を満たせば使用できます。
これは、かつて古いバージョンでのホームページで、とある企業のwebサイトを表示した時に、大音量でその企業のCMソングが流れて、
慌ててブラウザを閉じたりパソコンの電源を切ったりするようなケースがあり、
webサイトは公共の場なので、勝手に音声を再生するのは、よろしくないというエチケット的な理由だということはなんとなく理解できます。
でも、動画は再生できてしまうのは、サイネージ(情報を発信する機械)のような使い方が出来ることを前提として、
Youtubeなどの利便性を考えて、音声と動画を別に考えているのでしょう。
個人的には、webサイト主のリテラシに依存してしまえばいいと思うのですが、どうしても音声のみの自動再生は嫌われる傾向があるようですね。
視覚障害者の為のページなどを考えると、この仕様も疑問が残ってしまいますが・・・
今後、動画が規制されたり、音声が規制緩和されたり、色々と時代によって変更されていくことは予想されます。
とりあえず、そんな現時点で、ストレス無くプレイできる仕様を考えることが、前向きなやり方ですね。
デモ
そんな感じで、今回もデモを作ってみました。
タイトル画面でクリックをした後に歩き回ると足音がするようにしています。
あと、フィールドも立体感をもたせてみました。
雰囲気が、良くなったと思いませんか?
そんな感じで、開発作業無事進行中!!!
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