のうのうと生きているだけで成長できるほど、世の中甘くない。
というジジイの戯言にお付き合いください。
わからないことがあると、すぐにググって、ネットに書いてあることを信じて疑わないそのスタイル、
そのどこにも脳ミソを使っていない事を理解しなければ、思考力って退化していくっていう研究結果もあるようです。
参考 :
スマホばかり頼る人が脳を使えていない理由
人は感情を動くぐらい考えると、とてもいい成長ができるのではないか?という持論をブログに書いてみたいと思います。
人から受けた質問
先日、友人からAI技術を使ったアプリを作りたいから、何かしらアドバイスして欲しいという内容の相談を受けた。
この友人は、よく技術質問をしてくるのだけれど、技術力はさほど高くないと本人も自分で言っているレベルなんです。
そして、質問もわかりにくく、大体質問の最初は難解な謎掛けのような言い回しで質問をしてくる。
※チャットでの相談やりとり
- 友達「AI詳しい?」
- ユゲタ「詳しくないよ」
- ※とあるYoutube動画のURLが送られてくる。(顔認証AIのサンプル動画っぽいやつ)
- この動画どういう意味?
- この動画みたいなアプリを作りたいんだけど、どうしたらいいかな?って思って聞いてみた
- TensorFlow使えばできるんじゃない?
- そうか分かった。また質問する
自分でググってもすぐに結果が見つかる内容でもあるし、この質問のやり取り自体にも問題があることがよく分かる。
そもそも、自分でさほど考え込まずに質問をしている時点で、この友人のエンジニア力は伸びないことがよくわかるし、きっとこの後「TensorFlowの使い方がわからないから教えて」という、ボランティア要請がくるに違いない。
この成長ができない人の特徴は、質問の仕方にもあることを考えると、自分の事前リサーチもそうだが、自分の欲しい情報だけを求めるのではなく、相手の事を考える事を考えて、ちゃんと思考のギブ&テイクができるようにした方がいいのではないかと、個人的に思ってしまった。
そもそも、AI詳しくないと言っているのに、質問を続けるそのしつこさがたまらなくコミュ力弱々を判断してしまう。
文句を垂れるぐらいなら、まず思ったことを行動しろ
また、別の人の話である。
とあるビジネス交流会で知り合って、ユゲタの事を気に入ってもらったことは嬉しいのだが、
その人は、とある大手企業に勤めている技術責任者という役職者なのである。
会うたびに会社の愚痴ばかりを聞かされて、正直「自分でなんとかしろよ!」という言葉が頭をずっとよぎってしまいます。
会社の開発部署で、後輩のエンジニアの技術力が上がらないとか・・・
別の部署のしごとのやり取りが一方的で攻撃的な命令口調がとてもハラ立つとか・・・
そんなの、自社内のその人達の事を知っている人達にグチれよ!と思ってしまう内容を、治定も欲わからないユゲタに話してこられてもな〜と毎回思ってしまうんですよ。
この人は、部下にも嫌われたくないし、周囲の人とはあまりディベートできない性格らしく、会社外で愚痴ってストレス解消しているようですが、それを聞く側の事はまるっきり考えていないので、きっと友達少ないんだろうな・・・という読みもあながち外れてないように思う。
マジで、自分が解決するために動くべきポジションなのを理解できていないとしか思えませんよね。
誰かに共感されたければ、自分よりも他人を認めろ
子供が思春期の時に反抗期になるのは、共感されたいけど、自分を認めて欲しいという欲求が勝ってしまっているからと考えると、なんともかわいい若気の至りに思えてきます。
そして、その後反抗していた自分をメタ認知として客観視すると、自分のあまりに理不尽な思考に恥ずかしくなる人も多いと思います。
※成長しきれず、30歳を過ぎても反抗期が終わらない人も増えているらしいですが・・・
この自分を「認めて欲しい」という欲求は、「相手を認めること」で、自ずと自分を認めてくれるようになるという、いわゆるコミュ力の問題なんですね。
他人を認めることができない人は、誰からも認められないということに気がつくと、自分がどうすればいいかは明確になるんですよね。
人に何かを頼むときは、倍のお返しを奉仕しろ
そう、「倍返し」です。
返報性の法則って、聞いたことがあると多いと思いますが、人は誰かに親切にしてもらったら、お返しをしたくなる人間の心理です。
参考 :
返報性の原理とは?4つのパターンとマーケティングで活用する際の注意ポイントを解説
人付き合いが上手な人というのは、この返報性の法則が倍返しで行われます。
何か一つ自分に親切にしてもらったら、その相手には、2つ以上のお返しをする事で、損得勘定など抜きに相手との関係性がとてもよくなります。
人の痛みをわかる人間になれ
小学校ぐらいにいじめっ子だった人は、自分がいじめていた相手の事をほぼ覚えていないのですが、いじめられていた人は、死ぬまで自分をいじめていた人の事を忘れないのだそうです。
それだけ人は自分勝手な生き物だと言うことは、もはや疑いようのない事実ですが、面白いのは、いじめられていた側の人は、大成する人が多いという事です。
昔いじめられていたと言う人は、他人の痛みがよく分かり、その逆境に対しての耐性が人一倍強くなります。
逆に考えると、自分勝手が主体の人というのはは何も生み出せないし、生産できないという体質になります。
いじめられている間は辛いですが、それを乗り越えた時に、元気玉が使えるようになる魔法の忍耐期間であると考えると、ある意味神様からのギフトと後から思い返してもいいかもしれません。
寝るのも大事だが、寝るよりも重要なことを見い出せ
睡眠は重要だけど、寝過ぎは寿命を縮めるのだそうです。
参考 :
睡眠時間と寿命の関係…短時間睡眠も寝過ぎも短命に?
何時間の睡眠が適切なのかは自分で見極めるしかないのですが、確実に言えることは、毎日同じ時間の睡眠を繰り返す事が、健康だけじゃなく、脳の働き、意欲の向上などにつながるという事を理解できると、自己成長しやすくなるかもしれませんね。
あとがき
非常に、説教じみたブログになってしまったが、ユゲタの本音としての心の声を書いてみました。
成長したいけど、しんどいことはやりたくない。
会社がしんどいので独立したいけど、やりたい事だけやれる仕事をする。
こんな思考で物事を相談されると、相談されたほうが迷惑です。
本当に成長したければ、涙を流すぐらい悔しい経験をするのが一番いいんですよ。
オリンピックで銀メダルを取った人が次の大会で金メダルになるための思考力って、半端ない爆発力をもっています。
頂点に登るという貪欲な意思表示って、自己成長には欠かせない事に気がついた人だけが高みに登れるワケですね
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