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記憶の神殿という頭の中のメモリー構造を意識したことがありますか?
人は誰でも過去に見たり聞いたり考えたりした事を、頭の中に蓄積しています。
それを蓄えている場所の事を、
記憶の神殿(Memory Palace)と呼びますが、これらの場所から記憶を取り出すイメージができると、膨大な記憶を長期間覚えていられるというテクニックに通じるらしいです。
この記憶の神殿には、自分で好きに部屋を作って、その部屋の鍵となるキーワード、色、形、臭い、音、何かしらのモノ、を結びつけておくことで、その鍵で簡単に記憶を見つけ出す事ができるらしいです。
幼い頃に食べたあの懐かしい味を、大人になってから思い出したり、懐かしい懐メロフレーズなどは、この記憶の神殿に、無意識に鍵紐づけられている鍵で空けられた記憶なんだそうです。
おもしろいですね。
記憶、誰もが持っているコンピュータよりもはるかに優秀なメモリシステムです。
自分としては、頭の中の記憶の神殿の他に、このブログが膨大な記憶の外部メモリになっているという事で、ブログの有効性についての話をしてみたいと思います。
ブログは公開型アウトメモリ
インターネットは膨大な全世界辞書という風に言われることがあり、ネットで調べれば大体どんな情報でも手に入る壮大なツールです。
でも、世の中の人が手軽にインターネットを使えて、情報量も増えているのにもかかわらず、
人々は物事の心理や本質というモノをあまり理解していないというケースが多いです。
ググり方が悪いとして、ネット検索にもコツがあるように、どんなに優秀な辞書を自分の手に持っていたとしても、
それを読む力、探す力が無ければ、便利なインターネットも無用の長物でしかありません。
それじゃあ、どういう風にすればいいかというと、検索テクニックを磨き上げるか、自分専用インターネットメモ帳を活用することです。
スマホについているメモ帳でも、自分が使っているパソコンや色々なデバイスと連動して、自分辞書代わりに使えるアプリもたくさんあります。
これまで色々なメモアプリを使ってみて、思ったのは、メモは自分の記憶のポストイットであって、何故か記憶に残りにくい。
記憶残るために必要なのは、強烈なアウトプットを伴う必要があると考えて、ブログを始めてみました。
自分の意見は、メモに書いて心のなかにそっとしまって誰にも見られないようにするのではなく、
誰かに見て聞いてもらう事で、その意見に反論をもらったり、賛同してもらうことで、自分の意見を客観視することもできるし、その意見から他人がどう思うかというコミュ力もアップさせることができ、
さらに、自分の記憶にも残りやすいというメリットだらけであることに気が付きました。
というわけで、自分は、毎日日記のようにブログを書いているのではなく、自分の記憶の神殿に部屋を追加しているイメージでブログを書き続けているのでした。
鍵はキーワード
自分の書いたブログは、当たり前ですが、自分だけのモノである証拠として、
何かのキーワードを耳にした時に、「あの時にブログに書いたキーワードだ・・・」という記憶(ブログ)の神殿から自分の書いた記事の内容が思い出されます。
他人が書いたブログでは、よほど印象に残らない限りあのブログ記事という記憶の部屋は出来上がりません。
自分で考えた文章であるというのが重要なんでしょうね。
ちなみに、一つのキーワードから、色々な周辺情報なども考えて、それに付随する文章を書く事で
マインドマップ的に記憶の幅も広がっていくでしょう。
ブログを続けるコツ
ここで一つ、ブログと聞くと、まず書き続けることが不可能と考えている人が圧倒的に多いという事実です。
自分の場合は毎日書くというもはや生活の一部になっているので、全く苦にならないどころか、自分の知識やメモリ量、アイデア力を鍛える重要なアイテムとして活用しているんですが、普通の人はそうではないようです。
ブログを書くには何かコツのようなモノがあるのか?という質問をたまにされます。
コレに関しては、他の人が参考になる内容化どうかはわかりませんが、自分の場合は、友達や知り合いと話すネタの下書きをするイメージで毎日書き綴っています。
バカな内容で大笑いする事だったり、この間誰か別の人から聞いたびっくりするような話だったり、ネットや町中で見かけた何かしらの面白い人・モノ・内容などは、自分の体験談として書くことでそれを楽しんでくれる他人もいあるという実感です。
ブログの神殿に書き込まれた記事は、文章も整理して書いているので、友達などに話をする時に非常に流暢に話すこともできて、何度も話していると、落語のように洗練されたストーリー展開に磨き上がっていくのも楽しめるポイントでもあります。
もし、その内容に辻褄が合わないポイントや、聞いても理解しづらいポイントなどがあれば、その後に何度でも修正すればいいので、自己の鍛錬としても非常に優秀な行為だと思っていますね。
あ、でも、無理にブログを続ける必要はこれっぽっちも無いと思いますよ。
このブログ活動というのは、個人的に自分にあっているからやっているだけであって、自分にあった何かしらの方法というのがブログ以外にも必ずあるので、それを探すというのも悪くないハズです。
あとがき
この間、仕事でよくお話する人から、「ユゲタさんは物知りですね」と言われました。
確かに、人よりは物事への興味は広い上、それらの物事を自分ならどう考えるか思考で、他人の意見にあまり振り回されない自分の意見を考えるように常日頃からしているので、
他人から見たら、色々な事を深く考えているように見えているのかもしれませんね。
実際は、何かオモロイ事がないかというネタ探しをしているだけなんですけどねwww
それでも、口癖のように「ああ、それ前にブログで書いたな〜」と言って、その記事を見せることがあり、技術テクニックやら、自分の意見がまとまっているので、わかりやすいと思われたそうです。
コレ、もしかしたら、ブロガーアルアルなんだろうな〜と思った。
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