面白い仕事と面白くない仕事についての話

2024年6月14日

ビジネス 日記

eyecatch 仕事とプライベートをキッチリ分けていると言う人は、恐らく仕事がつまらないものだと考えている傾向があります。 確かに誰かに何かをやらされているような仕事って、とてつもなくつまらなくて、 早く時間が過ぎて時給がもらえればいいという思考になりがちです。 学生時代アルバイトをしていた時、コレだったな〜。 でも、面白い仕事というのは世の中に存在します。 面白い仕事をやった後、きっと人は充実感に包まれて、「やり甲斐がある仕事だった」と口にするでしょう。 そして不思議なことに、同じ仕事をしても、面白いという人とつまらないという、両極端な意見が発生するという不思議な現象もあるので、 面白い、面白くないという仕事について、深堀りしてみたいと思います。

同じ仕事で面白いとつまらないの思考の差

ボクはこれまで、アルバイトも含めて色々な職種を経験してきたのですが、 建築会社で資材を運ぶアルバイトをする時に、 めんどくさそうに時間つぶしのような仕事をする職人さんと、 まるで誰かと競っているかのように、タイムトライアルを楽しんでいるアルバイトさんがいました。 もちろん、給料は違うんだけれども、何故か安い賃金の人の方が仕事を楽しんでいる現場をいくつか見たことがあります。 また、ゲーム制作会社に努めていた時も、自分が遊びたいと思えないゲームもたくさん作らないと行けないのに、 まったくモチベーションが上がらない人と、アクションゲームが好きなクリエーターなのに、シミュレーションゲームを作っていたとあるグラフィッカーが、 販売されているいくつかのそのジャンルのゲームを自腹で買ってきて、まるで研究家になったかのように詳しく成り上がっていった人もいました。 もちろん、彼は毎日楽しそうに仕事をしていたのをよく覚えています。 プログラマーというエンジニア職種についた時も、プライベートでは、パソコンなんて触りたくないと言っているプログラマーがいる一方で、 休日は自分のプログラムを作成している、プログラミングオタクの人も何人も見てきました。 これらに共通することは、面白い仕事をしている人はみんないい顔しながら仕事をしているという事です。 つまらなさそうに仕事をしている人は、きっとつまらない顔をしていたハズです。(正直覚えてもないですが) どうせ、自分が手を動かして仕事をするのであれば、つまらないという気分を面白くするほうがいいのではないかと、思いますけど、 一度つまらないと思ってしまったら、なかなかその囚われから抜け出すのも難しいようです。 そして、さらに気がついたことがあります。 仕事がつまらないのではなく、一緒に仕事をする人と楽しめるかどうかがポイントなのではないかと思ったんですね。 仕事を辞める99%の原因は、人間関係です。 残りの1%は、給料だったり、その他の環境の要因はあるかもしれませんが、原因の大半は、気に入らない人(上司や同僚など)がいるという事じゃないですか? そして、きっと、その人の嫌いな相手からあなたも嫌われていることの方が多いでしょう。 そんな仕事現場、面白いはずがありませんよね。 改めて、面白い仕事をし続けている人は、コミュニケーションに長けているのではないか?という思考にたどり着きました。

ある会社の仕事がとてつもなくつまらなかった話

この章では、めちゃくちゃネガティブな内容を書きます。 とある会社の社長さんと、飲みの席で仲良くなって、何度か一緒にランチも言ったんですが、その会社での採用がうまく言っていない話や、 粗悪な従業員がいる話なども聞いていて、自分がその人に対して少し心配をしている事にも気がついていました。 ある時、その社長さんから、会社のホームページを作ってほしいと頼まれてお友達価格で引き受けたところ、 まったくおもしろくもないホームページ作業になってしまったという話です。 何故、普段、趣味でもやっているぐらい楽しんで作っているホームページ制作が面白くないと感じたのか、自分なりに分析してみました。
その会社の返答がメチャクチャ遅いという点。 修正依頼という仕様変更が膨大に発生。 メールや文章でやり取りする内容が、ほぼ命令口調で嫌気がさす。
なるほど、やはり仕事というよりも、相手の態度が気に入らなかったようだ。 そして、その会社の人事がうまく行っていない原因も垣間見れた気がしましたね。

つまらない仕事を面白く思える技

どんなにつまらない仕事でも、キッチリ最後までやり遂げる事をモットーにしているユゲタとしては、 ちょっとやそっとの「つまらない」で仕事を投げ出すような事はしません。 そして、ここにちょっとしたコツがあるので、最後に、それをご紹介しておきたいと思います。

1. 自分の成長を感じる思考

どんなにつまらない仕事をしても、何かしらのメリットポイントはあります。 例えば、ひたすらハンコだけを押すような仕事を繰り返す場合であれば、 筋トレと考えたり、より早く押せる創意工夫を考えるとか、次の何かに役立つメリットがあります。 その発想力を身に着けたらつまらない仕事でも、やっただけプラスを感じることができます。

2. ブルーオーシャン思考

ブルーオーシャンというと、強豪のいないビジネスと認識している人も多いと思いますが、 要するに自分だけの世界と考えてみると、 誰もやったことがない方法で、仕事を遂行すると、それはもはや発明の域になる場合があります。 自分しかやっていない仕事や、そのやり方であれば、 どんな仕事でも、日本で一番とか、世界で一番になることが可能です。 これって、めちゃくちゃ名誉に感じません?

3. ゲーミフィケーション思考

タイムトライアルで物事をやるのは、かなり一般的なゲーミフィケーションです。 個人的には、ゲームに必要な要素として、ルールを独自に作成するという点です。 交差点を歩く時に、白線からはみ出したらアウトの、自分独自のルールです。 要するに何かしら作業に対する障害が発生した時にそれをクリアできるかどうかという、ゲームです。 これに論理思考などが加えることができたら、気分はもうコナン君ですよね。

あとがき

会社を辞めたい相談は、もはや耳タコすぎて、正直聞きたくありません。 そして、ほとんどの人が自分だけが被害者のような感じで相談されても、 どうしても、「あなたにも問題があるよ」と心の片隅で思ってしまう自分がいます。 結局仕事を楽しめるか、辞めるか、我慢をするか、全ては自己責任によって、世の中は回っていきます。 人に背中を押してもらえないと一歩が踏み出せない人、間違いなく、仕事を辞める選択ではない気もします。 ※もちろん、過酷な現場から逃げ出したいという、生命の危機の場合もあります。 でも、自分の思考って自分でコントロールできるようになることで、面白いように仕事も人生も、何をやるにしても、面白い・楽しいという感覚になることができます。 今なにかつまらない事がある人、自分の思考次第で、そのつまらないを、メチャクチャ楽しいに変えることができるかもしれませんよ。

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