他人から「変わってるね」と言われた時、あなたならその言葉に対してどういう風に感じますか?
周囲の人と違う事を気にして、自分が周囲に合わせようと考えるか、
自分は自分、他人は他人という割り切りで、別に何も気にしないのか・・・
別にどっちが正解という事はないのですが、そもそも「変わってるね」と言われることってあまりない人の方が大半なのではないでしょうか?
集団主義的な群集心理
人は自分の価値観と周囲の価値観を想像して、そこからはみ出している人に対して、「自分たちとは違う」というレッテルをはる生き物です。
多くの人は、周囲と同じ事をやっている自分に安心感を覚えて、周囲と違っている自分には違和感を感じてしまいます。
もちろん、周囲とまるっきり違っていても何も気にする事がない人もいますが、日本人はこの群集心理がとても強いという傾向があるようです。
個体としては小さい日本人は、徒党を組む事で、より強大な力を発揮できるという事を本能的に悟っているんでしょうね。(自分論です)
もちろん、チームや組織といった、コミュニティの中で、その中の人達が強調感を持って、同一ルールで一つのことを成し遂げることは、大きな成果につながります。
これらは、いい意味の場合もありますが、集団催眠のような誤った思考を正義のように考えてしまう集団催眠のような効果が生まれやすくもあります。
人と違うことは何も恥ずかしくないヨ
他人と違う自分が何だか恥ずかしいとか、イヤになるという思考は、少し後ろ向きな性格の人に多い特性でもあるようです。
何度も言いますが、他人と違う自分のことを気にすることは何も悪いことではありません。
でも、歴史の偉人が全て唯我独尊思考であったという事を考えると、何か他人と違う成果を残したいと考えた時に、集団心理からはみ出さなければいけません。
今回のブログでは、他人と違う思考をどうやったら自分に身につけることができるのかというのを、ココだけの話でお伝えしたいと思います。
成功を目的とした他人と大きく違う思考法
他人と違うことに違和感を感じてしまう人は、他人と同調する思考は得意です。
「他の人なら、このように考える(感じる)はず」
という、人の気持が手に取るように分かるという特性があります。
これを逆手に取って、
「他の人なら、絶対に選択をしないモノ」
という判断もできるという事ですね。
今の時点では、他人が選択しないものは、流行でもないし、むしろハズレという感覚で絶対に選択をしないはずです。
これをあえて選択するという思考が、他人と大きく違う思考の第一歩です。
日々選択人生
人間は、誰もが毎日何かしらの選択の連続です。
「今日のお昼ご飯、何食べよう?」と考えているサラリーマン。
「彼女への誕生日プレゼント何しよう?」
「服屋で気に入ったデザインの服が何種類かある。」
「ディズニーランドとディズニーシーのどっちに行こうか?」
こんな状況の時に、眼の前に分岐道という選択肢が登場します。
この時に、選択をする事に対して影響があるのが自分一人だけの場合は、「他の人だったら絶対にこっちを選ばないだろう」という方を選択するクセを身に着けてみましょう。
カンタンですよね。
たったこれだけです。
でも、コレ、誰もが、なかなかできないんです。
みんな、自分が好きな(誰かが好きな)、色がお気に入り、あの人ならこれを選ぶはず、
そんな何かしら自分で選択する事に理由をつけて選択をするでしょう。
これを、逆の選択をすることで簡単に他人と違う思考を選択することができます。
他人と違う選択をするとどういう未来が待っているのか?
人と違う思考は、誰も思いつかない発想や、強烈な個性に繋がります。
周囲と同じ事をし続けていては、個性を求めることなどできないんですよね。
この
他人と違う思考が、身についている人は、その選択肢の中に、「こっちをやったほうが絶対に良い」という選択肢を見つけることができるようになります。
都会の街中の沢山の人がいる場所で、体調を悪くした人が一人倒れ込んだ時に、見て見ぬふりをする事が多いという実験結果があったようです。
参考 :
どんな普通の人間でも見て見ぬふりをしてしまうのはなぜ?【社会心理学】
これは、集団心理が働いてしまって、誰かが出すけるだろう、自分は関係ないし、急いでいるから助けられない、という思考が働いてしまうのだそうです。
倒れ込んでいる人を見たら、助けるほうが絶対にいいという選択を即座にできるようになるために、普段から、選択肢を意識して、より良い正解の選択肢を自分で考えておく必要があるんですよ。
このように他人と違う思考をずっとやっていくと、自ずと正しい選択を選べるようになるし、恐らく周囲からは一目置かれる存在になっている事でしょう。
でも、変人という扱いをされることも多いにあるのですが、きっとそんな事は気にならないようになっているでしょう。
あとがき
先日、自分よりも年上の方とお話をして、その方が定年を前にして、もう一度自分を分き捺せられないかと、少し悩んでいる時に、今回の選択思考法の話をしたのがきっかけで、ブログ記事を書いてみました。
その方は、「これまでこんな事を考えたこともなかったし、これまで選択をするのに、日々同じ選択ばかりしてきていた」と思い返していました。
何も考えないで選択をし続けるのってもったいないかもしれませんね。
日々、数多くある選択肢を、意識してみるだけでも、自分の思考改善につながるかもしれないと思うんですよね。
何か自分に思い悩んでいる人、ステップアップをしたいけどどうすればいいかわからない人に、今回の他人と違う選択思考法は、オススメなんですよね。
きっと、悩むぐらいなら自分で決めていく人生に切り替わることでしょう。
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