技術に強く、モノを作ることにワクワクを感じて、寝食よりも、何か新しいものや、誰かが喜んでくれるものを作ることがこよなく好きな人達の事を
エンジニアだと思っていたんですが、
どうやら、そうじゃないエンジニアが今現在増えてきているのだそうです。
エンジニアタイプについて
多くの会社の場合、開発部門や研究開発部門に所属すると、エンジニアという風に見られがちですが、エンジニアには以下のような異なるタイプが存在します。
1. 問題解決型エンジニア
特徴: 問題を発見し、それを解決することに情熱を持っています。彼らは常に効率的な解決策を見つけ出すために分析し、試行錯誤を繰り返します。
アプローチ: 綿密な分析、根本原因の特定、効率的なソリューションの提案。
強み: 複雑な問題を解決する能力、論理的思考。
2. 創造型エンジニア
特徴:新しいアイデアやコンセプトを生み出すことに優れています。彼らは革新的なプロジェクトやプロダクトを作り出すことに喜びを感じます。
アプローチ: ブレインストーミング、新しい技術や方法の試用、プロトタイプの開発。
強み: 創造性、イノベーション、柔軟な思考。
3. 完璧主義型エンジニア
特徴: 完璧を追求し、細部にまでこだわることを重視します。品質や精度に対する強いこだわりがあります。
アプローチ: 詳細な設計、厳格なテスト、品質管理。
強み: 高品質な成果物、正確さ、信頼性。
4. 実践型エンジニア
特徴: 理論よりも実際の動作や実践を重視します。実地経験を通じて学び、実際に手を動かすことに価値を置きます。
アプローチ: 実験と検証、プロトタイピング、ハンズオンの作業。
強み: 現実的な解決策、実践的なスキル。
5. データ駆動型エンジニア
特徴: データに基づいて意思決定を行います。彼らはデータの収集、解析、活用に精通しており、データから洞察を引き出すことが得意です。
アプローチ: データの収集と分析、統計的手法の活用、データに基づいた決定。
強み: データ解析能力、論理的思考、証拠に基づいた意思決定。
6. コラボレーション型エンジニア
特徴: チームワークと協力を重視します。彼らは他のエンジニアやチームメンバーと協力してプロジェクトを進めることに長けています。
アプローチ: チームとの協力、オープンなコミュニケーション、意見交換。
強み: コミュニケーションスキル、協力精神、チームワーク。
7. 長期計画型エンジニア
特徴: 長期的な視点でプロジェクトを見据えます。持続可能なソリューションや将来の課題を予見しながら設計を行います。
アプローチ: 長期的な視点での計画、将来のニーズの予測、持続可能なデザイン。
強み: 持続可能性、予見能力、戦略的思考。
8. リスク管理型エンジニア
特徴: リスクの評価と管理に重点を置きます。彼らはプロジェクトの潜在的なリスクを特定し、それを最小限に抑えるための戦略を立てます。
アプローチ: リスク評価、予防措置の計画、リスク管理戦略の実施。
強み: リスク管理能力、慎重さ、計画性。
9. 継続学習型エンジニア
特徴: 常に新しい知識やスキルを学び続けることを重視します。技術の進化に敏感で、自己成長を追求します。
アプローチ: 継続的な教育やトレーニング、新しい技術の習得、自己研鑽。
強み: 学習意欲、適応力、最新技術への理解。
10. システム思考型エンジニア
特徴: 複雑なシステム全体を理解し、その中での各要素の相互作用を重視します。全体像を把握し、システム全体の最適化を目指します。
アプローチ: システム全体の分析、相互作用の理解、システム最適化。
強み: 全体像の把握能力、システム設計、複雑な問題の理解。
※お断り
これらのタイプはあくまで一部であり、実際のエンジニアはこれらの特徴を複数持ち合わせていることが多いです。
エンジニアリングの分野は広く、多様なアプローチや思考方法が求められます。
それぞれのエンジニアが持つ独自の視点や強みを活かして、様々な問題に取り組むことができるので、チームで活動する場合は、違うタイプのエンジニアがいるといいモノ作りができるかもしれませんね。
モノ作りができないエンジニアタイプ
上記のエンジニアタイプに属さない、
資格獲得型エンジニアというのがあります。
最近では、国家資格ではない資格というのが数多く存在します。
特定の団体が認定する資格や、民間企業が認定する資格などが多数あり、もちろんそれらを持っていると就職に有利だし、給与アップにも大きく影響します。
最近人気のITエンジニアは、フルリモートで作業ができて、ノートパソコンとインターネット接続があれば、いつでもどこでも仕事ができてしまう。
それでもって、他の職業と比べて比較的高給な職業ということで、転職を考えて色々な資格ハンターのエンジニア見習いの人が増えているようです。
資格獲得型エンジニア
特徴: とにかく給与アップが目的となり、効率性と費用対効果(コスパ)を重要視します。プライベートと仕事を明確に切り分ける特徴があります。
アプローチ: 勉学熱心で知識を貪欲に吸収する傾向が見られる、学習タイプ。
強み: 資格を取得するまでは、とにかく勤勉に学習をし続けます。
弱み: 広く浅い知識のため、責任のある仕事をすると失敗をし続ける傾向があります。
NHK番組「魔改造の夜」
エンジニアたるもの、NHKのこの番組を必ず見なければいけません。
Webサイト :
https://www.nhk.jp/p/ts/6LQ2ZM4Z3Q/
大手企業から有名大学の学生など、多彩で優秀なエンジニア達が、チーム参加して、
とんでもないお題に対応できるモノを魔改造して作り出す番組です。
毎回凄まじいドラマがありますが、とにかく笑えたのが、
「電動マッサージ器 25メートルドラッグレース」
です。
あのいかがわしい、エッチ動画などでお馴染みに電マをタイヤをつけずに25メートルのタイムトライアルを行うというチキチキレースです。
※お色気要素は一切ありませんので安心して家族で見ることができます。
ロボコンで優勝した大学生、大手モーターメーカー、大手自動車メーカーの開発部、こんな人達が、真剣に電マを改造している姿は感動よりも腹の底から笑いがこみ上げてくることは、間違いありません。
まだこれを観ていないエンジニアの人は、是非観ておくことをオススメします。(他の回もかなりおもろいです)
あとがき
モノ作りが好きな人の事をエンジニアと言っていたのは、一昔前の言い方で、
多様性が重視される現代では、作ることができるだけでエンジニアを名乗れる時代なのかもしれません。
実際に、モノ作りは正直嫌いと言い切るエンジニアのブログなども多数見かけて、なんとも読み応えのない言い訳だらけの内容に、
一体どんな仕事をしているのだろうとそっちの興味すら湧いてきます。
自称、「モノ創り大好きエンジニア」のユゲタとしては、同じくモノ作り系エンジニアの人と話をする事自体がワクワクニつながるので、モノ作りが好きじゃないエンジニアの人ってお話をするのに困りそうだな・・・
どうやら、モノ作りできる環境が作れないというエンジニアや、思考的問題(モチベーションなど)があるエンジニアが増えているというのが一員なのかもしれませんね。知らんけど。
自称エンジニアの人、あなたはどのエンジニアタイプですか?
0 件のコメント:
コメントを投稿