プログラミングRPGの世界

2024年1月15日

アイデア

eyecatch RPGと言えば、ドラクエ。 ドラクエと言えば勇者。 勇者と言えば、かっこいい。 かっこいいと言えば、信念を貫いている人。 そんな信念を貫きたいと思いながら、プログラミングとブログを書き続けている自分ですが、 プログラミングの世界はRPGゲームと似ているな〜と思って、そんなRPGなプログラミングワールドを描いてみたいと思います。

職業選択の自由

ITエンジニアの職業をRPGの職業になぞらえてみたいと思います。

プログラマー : 勇者

プログラミングというスキルを武器に、ガンガンとプログラミングを構築して進んでいく様は、勇者そのもの。 時には、複数のプログラミング言語という魔法を使って、まだ世の中に無いものを生み出します。 世の中のIT化という大きな波に立ち向かうプログラマーは、勇者そのもの。

フロントエンドエンジニア : 武道家

幾多あるフレームワークというビッグウェーブを乗りこなし、あまり武器に頼らず自分の肉体だけで目に見えるものを作り出すフロントエンジニアは、武道家とオーバーラップします。 目の前の敵を片っ端からやっつける爽快感は武道を極めた人の為せる芸術です。

インフラエンジニア : 僧侶

なかなか目に見えづらいサーバーという猛獣を扱うことができる特殊スキルの持ち主。 落ち着いた心と、安定した基盤創りを行うその祖業は、人に癒やしを与えてくれる僧侶のようにも思えます。

デザイナー : 魔法使い

常に新しいものを求めるデザイナーは、魔法のように斬新なデザインを生み出します。 センスと思考と主張を一番求められる、職業でもあるけど、それらを魔法を振りかざすかのように作り上げるデザイナーは、魔法使いそのものです。 出来上がったデザイン作品を見た人はみんな、その魔法に魅了されることでしょう。

テスター : 戦士

ベータ版として、ある程度出来上がったプログラミングサービスにバグという悪が潜んでいないか確認する役割。 目の前に出てきた悪を見つけて片っ端から掘り下げていくクリエイティブにおいて非常に重要な役割です。 この職業を軽視した組織は、悪によって滅ぼされてしまうでしょう。

フルスタックエンジニア : 賢者

複数の職業を極めた人のみがなることができる、フルスタックエンジニアという、賢者の存在です。 だいたい、どのIT会社にも一人ぐらい賢者が存在しているが、グイグイ前にでる性格の人が少なく、穏やかなタイプの人が多いので、存在感は薄いかもしれません。

ハッカーやクラッカー : 盗賊

悪の組織の一員で、ハッキングやクラッキングという、モノを壊したりデータを盗んだりする人たちは、まさに盗賊。 しかし軽視してはいけない点として、この職種の人達は、フルスタックエンジニアと同等ぐらいのスペックを備えているという事です。

ディレクター : 遊び人

プロダクトというミッションを全て掌握する必要がある、ディレクション業務は、一番大変でかつ責任も押し付けられやすい人ですが、 そうしたストレスをものともしない性格を持っていないと成り立たないのがディレクターです。 とにかく遊び心を持って仕事に取り組むディレクターは、遊び人気質のある人が最も向いています。

SE : 商人

システムエンジニアという、設計や交渉を行う職種は、モノを売買して生業とする商人気質を持ち合わせています。 優秀なSEになると、とてつもなく莫大な金額の仕事のやり取りができるようになり、レベルアップするほど自分の給料もアップしていくというまさにお金をまとって生きているような存在です。 でも口だけという職業ではなく、それぞれのエンジニアの知識をそれなりに理解している必要もあり、かなり知的なスキルを求められます。

常に狙われる悪の組織

どのRPGにも、悪の親玉が存在します。 ドラクエで言うところの、ゾーマやシドー。 FFで言うところの、セフィロス。 スーパーマリオで言うところの、クッパ。 これらは、ラスボスと言われますが、プログラミング界隈にもラスボスは存在します。 ゲームには必ず目標や目的が必要で、それらがあるから楽しめるということもありますが、そうしたミッションについてもまとめてみたいと思います。

中ボスのクライアント(サービス構築依頼者)

プログラミングは、アプリやサービス、細かな処理ツールを構築するために行われる開発作業ですが、 多くの場合上記の職種の人たちを集めてパーティを組んで立ち向かいます。 ただ、お金を出しているクライアントという存在は、無理難題な仕様変更という課題をどんどん増やしていきます。 それらはラスボスではなく、中ボスクラスではありますが、なかなか難解なミッションが設けられます。

モンスターカスタマー

B2Cサービスを展開しようものなら、色々と難癖をつけてくる利用者というモンスターが登場します。 バグ報告をしてくれる人は、ありがたい利用者。 クレームを付けて返金などを求める人は、少しウザい系の利用者。 支払った以上に、莫大な損金を求める利用者は、もはやモンスターです。 セミラスボスクラスな場合もありますが、見極めが難しいので、隠れラスボスとされる場合も少なく有りません。

セキュリティ障害はラスボス

誰もが使っているスマホやパソコンのOSにアップデートがあるのは、企業の販売戦略というような商人思考もありますが、多くの場合、セキュリティ障害に対応する為です。 このセキュリティを軽視しているととんでもないしっぺ返しをくらってしまいます。 なんせ、このセキュリティこそが、ITの最大のラスボスですから。 ときにはセキュリティホールという、データベースにポッカリと穴を開けるオゾンホールを作ってしまいます。 また、もっと最悪なのは、サービスを全く別の動作をするアプリなどに作り替えてしまう場合もあり、こうしたセキュリティ障害に対して日々目を光らせて置く必要があります。

あとがき

RPGは、そのワールドの中で、色々な町や村に行って、情報を集めてミッションをクリアすることが目的ですが、 プログラミングRPGのワールドも、似たような感じで、クライアントからのサービス構築というミッションに向かって、パーティを組み、色々な情報を集めて、サービスやアプリを作り上げていきます。 その途中過程でいろいろな障害などにつまずいたり、無事に完成できても、その後の運用というフェイズで発生する想定外の不具合や、新たに発生するトラブルに対応していくという、非常に深いゲーム性を持っています。 なんか、こんなRPGで遊んでみたいと思いませんか? きっとこのRPGで遊んだ後には、自分でプレイした職業のスキルがリアルに見についていることでしょう。

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