長い人生の中で、ファミコンみたいに、簡単にやり直せるリセットボタンはなかなか存在しません。
何かをやり始めるスタートボタンは、世の中の物事の数ほど存在します。
でも、心機一転する場合などの場合、それはリセットボタンに近い感覚でもあるよな〜とか考えていたんですよね。
そんな話をとあるラジオ番組で聞いたので、他にもどんな人生ボタンがあるかを考えてみたくなったので、ブログで人生ボタンについて書いてみたいと思います。
巻き戻しボタン
ラジカセ時代によく使っていたテープの巻き戻しボタンは、録音した頭出しをする時に必ず使うボタンでした。
最初から気持ちよく物事をスタートさせることができる便利ボタンとして、心のボタンとしてあるといいかもしれません。
今どきであれば、gitコマンドを思い浮かべるエンジニアも多いかもしれませんが、色々なタイミングで、一からスタートしたくなる場面ってありますよね。
自分の気持ちだけでも、巻き戻しできたら、気分を一新して新たな気持で物事に取り組めるかもしれませんよ。
チャンネル切り替えボタン
テレビのリモコンで最も使うボタンがチャンネル切り替えボタンです。
昭和の時代であれば、チャンネルは回すものでしたが、テレビの赤外線リモコンが当たり前になってからは、テレビのチャンネルはボタンとして押すものになりました。
人は自分の心の中にいくつものチャンネルを持っていると思いますが、これらのチャンネルを器用に切り替えられる人もいれば、切り替えが不器用な人もいます。
テレビのチャンネルみたいに、自分の心理状態から思考状態を、サクっと切り替えられると、いろいろな場面で役立つことが多いでしょうね。
そういえば、声優さんって同時に複数役をやる場合に、このチャンネル切り替えボタンを押しているような気がします。
温度切替ボタン
エアコンがあればそのリモコンで、部屋の中の温度が暑くても寒くても、ボタン一つで温度を調整することができます。
他人との温度差に気がついた時などに、自分の温度をコントロールできるボタンがあれば、便利じゃないですか?
何事も冷めた目で見てしまう、反抗期真っ盛りの学生さんや、いつも否定的な人には、もっと熱を上げてもらうためのヒーターボタン(温度アップ)。
熱すぎる松岡修造は、冷凍庫バリのフリーザボタン(冷却ボタン)。
自分の温度をコントロールできたら、適材適所に対応できる人間として人から一目置かれる存在になるかもしれませんね。
Pauseボタン
ファミコンの時に大活躍していたポーズボタン。
そういえば、最近あまり一時停止ボタンって見かけませんね?
テレビリモコンには、シレっと一時停止ボタンが設置されていますが、ほとんどの人がこのボタンを押したことがないでしょう。
おそらく、映画などをビデオやDVDやBluerayで視聴中に、おトイレに行きたくなった時だけに使う、おトイレボタンという名称の方がしっくりくるかもしれません。
連射ボタン
高橋名人がファミコン時代に人気があった要素として、16連打という特技がありましたが、その後ゲームのサードパーティコントローラなどに、連射ボタンというのが搭載されるようになりました。
腕を筋肉痛になりながらスターソルジャーをやった経験のある人であれば、その連射ボタンがどれだけ楽にゲームを進められるか恩恵を受けたと思います。
でもこれ、学校のテストで言うところのカンニングみたいなもので、ゲームの大会などで使うと不正になりました。(当たり前体操)
でも、人生において、色々な場面で連射ボタンを押したい場面があります。
・悔しい時に、地団駄を踏む足のビート。
・貧乏ゆすりの時の、膝の揺らし方。
・マシンガントークを奏でる時の、思考発射。
どれも人生において不必要に思えるかもしれませんが、それはスーパーマリオでは連射ボタンが必要ないように適材適所が重要という事です。
やる気スイッチ
テレビで散々こすり倒されているやる気スイッチは、やる気アップが難しい人誰もが欲しがる人気スイッチです。
でもよく考えると、やる気をONにするスイッチはいいのだけれど、
やる気をOFFにするスイッチって、あんまり必要ないんですよね。
物事に対するやる気って、あればあるだけいいし、無くすことってあまり考えるケースが無いんですよね。
ここで、チャンネル切り替えボタンとセットで使って、プログラミングで言うところの使い捨て関数みたいな感じで自分のやる気をコントロールできたら、非常にいいのではないかと思ってしまった。
スキマスイッチ
少し元気がない時に聞きたい曲の上位にあるのが、スキマスイッチです。
もちろん「全力少年」ですよね。
女の人でも、「全力少年」
お年寄りでも、「全力少年」
元気を出したい時に、「全力少年」
このスイッチはスマホに楽曲を入れておくだけでいつでもどこでも押せそうですね。
任天堂スイッチ
お子様に大人気である不動のゲーム機、任天堂Switchです。
これにはボタンがたくさんありますが、ゲームをやること自体でスイッチを押している状態であると考えると、魔法の玉手箱のようなゲーム箱です。
ここには、夢も希望も喜びも感動もあらゆる感情が入っていて、楽しめることは誰もが認識していますよね。
一家に一台、いつでもどこでも持ち運んでできてしまう、任天堂Switchは、結構無敵かもしれません。
上上下下左右左右BA
知る人ぞ知る、コナミの裏技コマンドです。
ボタンをこの通りに押していくと、裏技モードに突入します。
ファミコン時代に、コナミ社のグラディウスで初めて搭載されて、今でも根強く使われ続けているボタンコマンドです。
もはや、ホームーページでもこのコマンドで管理画面に行くというホームページを作っても面白いんじゃないかと思うのは自分だけでしょうか?
あとがき
人生のボタンを考えた時に、ゲームコントローラに関するボタンが圧倒的に多い事に気が付きました。
世の中は赤外線リモコンからBluetooth操作に切り替わって行っています。
時代の流れで、ボタンの種類も役割も変わっていくものなんですね。
自分の人生のボタンって自分で取捨選択していかないといけないというのは、誰もが理解していると思いますが、
自分に対してどんなボタンが必要なのかというのは、なかなか自分で見つけられない人も多いようです。
そんな人の為に、自分に必要なボタンを見つける「検索ボタン」ってあったらいいのにな。
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