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先日、4年ぐらいやってきたPodcastラジオ番組を終了しました。
番組終了後に、そのラジオ番組のリスナーの人からお便りをもらい非常に感動したので、オンラインでお話させていただきました。
ちなみに、その人は、番組のいろいろなイベントの度にお便りを送ってきてくれる非常に有り難いリスナーの方で、ファンを大事にするクリエーターの人の気持が理解できましたね。
そのラジオ番組は、耳で聞いてプログラミングスキルをアップさせるという内容でやっていたんですが、リスナーの人から直接プログラミングスキルについての悩みを聞くことができて、その内容をブログにまとめておきたいと思います。
今後のコンテンツ作りに役立てていこうという目論見です。
そして、プログラミング学習で悩んでいる人は、自分がどういうタイプなのかを自己判断してみましょう。
学習を途中でやめてしまうタイプ
ただし、プログラミングを学習していけば行くほど感じるのですが、「ここまでのスキルで十分」という天井はありません。ようするに、
プログラミングスキルは青天井という事です。
作ったプログラムも、それえで100点なんていうものはありません。
もはや、絵描きがどんなに上手に絵を描きあげたとしても、なんか納得できなくて、グシャっと紙をまるめて、ゴミ箱にポイするあの感覚がどんどん強くなってくるでしょう。
※このように感じてきたら、スキルアップできているという証なんですけどね。
なので、中途半端にプログラミングを始めようと思った人であるほど、この思考に到達する前にめんどくさくなって学習自体をやめてしまう傾向があるようです。
でも、人間ですもの、何かをやり続ければ飽きてくるのは当然です。
その後またやりたくなったらやれば良いだけなんです。
プログラム言語の初歩は理解しているタイプ
世の中にたくさんあるプログラム言語を片っ端から触ってみて、自分の肌にあったプログラム言語を探している初心者も少なく有りません。
そうした人は、「色々なプログラム言語を触ってきたけど、どれ一つとして習得できていない」という中途半端な自分を嘆いている傾向があります。
何か一つでもいいから極めたいというのは、本音で考えていると思いますが、どれがいいか選択できない場合が多いようです。
こうした人は、多くの場合プログラミングを完璧に習得できた段階で、プログラミングを使って、自分がどういったシステムやソフトウェア、アプリを作りたいのかが定まっていないというタイプです。
つまみ食いするのは全く悪いことではなく、むしろ多くのプログラム言語を触れば触るほどスキルは向上していきます。
そして、自分が作りたい目標に一番適しているプログラム言語は、
コレとマッチングするタイミングを見極めやすくなるんですよね。
ゼロから組み上げることができないタイプ
ネットで検索して、誰かの書いたプログラムを改良することは初心者の定石でもあります。
でも、これを続けているだけで、自分でゼロからプログラミングを作り上げることができないという初心者の人が結構多くいるようです。
例えば仕事でプログラマーとして就職できた時に、このレベルの人は、仕事のスタートを切ることができずに路頭に迷ってしまうでしょう。
これはシステム構築の設計思想が育っていないために、誰かが作った基盤じゃないとモノを作り上げることができなくなっている状態です。
単純に考えると、アーキテクトという事を意識して、小さなプログラムから自分でゼロから構築していくことで、そのうち大きなプログラムでも作れていくようになるでしょう。
学習が継続できないタイプ
周囲の友達で、毎日プログラミングの勉強をして、その成果などをブログに書いて、作ったものをGithubなどにアップして、SNSなどでイイネされている人がいると、自分もそんなプログラミング生活をしてみたいと考える人も多いと思います。
でも、多くの人が学習を毎日続けるというのが敷居が高くて続けられないと嘆いています。
じゃあ、週に一度ぐらいの学習でいいと考えたら、まるでスキルアップできるスピードにならないし・・・
結果的にプログラミングが難しいと考えて諦めてしまうみたいですね。
普段、自分の本業における時間が毎日作ることができなければ難しいかもしれませんが、毎日5分、10分を捻出するというのは、出来る出来ないというレベルではなく、自分の意識の問題でもあります。
通勤中の5分だけでも、本を読んだり、
お昼ごはんを食べてる時や、仕事でちょっと休憩している時に、ネット記事を読み、
寝る前の少しの時間で、自分のプログラミングを作っていく、
ただこれだけのことを、毎日続けることができるだけで、1年後には、立派なスキルホルダーになれるんですけどね。
これって、本当に毎日の意識が重要なんですよね。
自分の作ったプログラムが何だか物足りないと感じるタイプ
自分でゼロから何かのソフトウェアを作り上げた時に、「他の人ならもっとキレイなプログラムコードで書けるだろう」と考えてしまうことありませんか?
これは、実はネガティブな思考ではなく、冒頭書いた通り、プログラミングって青天井なので、こう考えて当たり前なんですね。
時間がある人は是非、こう思った時に、それまで作ってきたソフトウェアをイチから作りか押して見る事をおすすめします。
きっと、自分の思考だけでも、新たな発見をたくさんできて、大きなステップアップすることができるでしょう。
でも、こうした作り直しって面倒くさいな〜と思って思い切ったことができないと、せっかくのスキルアップのチャンスを逃してしまうことにもなります。
物足りなさを感じたら、思い切ってやるというのが、プログラミングじゃなくても自己成長につながるので、是非自分を信じて突き進みましょう。
オブジェクト指向がイマイチ理解できないタイプ
プログラミングにおけるオブジェクト指向は、設計思想で必ず通らなければいけない関門かもしれません。
オブジェクト思考が絶対に必要だというワケではないのですが、デザインパターンや、MVCと言った王道を知ることは全く悪いことではありません。
余談ですが、オブジェクト指向が理解できてくると、物事を理論的に理解しやすくなってくるでしょう。
いろいろな仕組みなどを、論理的に整理整頓できるようになり、分類したり、まとめたり、物事の共通点を見つけやすくなるでしょう。
これって思考レベルがアップするという大きな自己スキルアップにも繋がります。
あとがき
駆け出しプログラミング初学者の人は、自分のタイプってよく理解できていない人も多いのではないかと思って、よく聞くタイプを思いついた通りに書き上げてみました。
別にこれ以外にも沢山のタイプがあるとは思いますが、それぞれのタイプでどうすればいいかというチップスを自分なりにまとめるいい機会でした。
今後、プログラミングを人に教える場合に、このタイプを意識してもらうことを付け加えていこうと思います。
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