ビデオチャットで久しぶりに友達と話す時に「どう?忙しい?」と聞かれて、「有り難いことに、忙しくさせてもらってるよ」と答えたら、
「忙しいという言葉はネガティブなのに、ユゲタが言うとポジティブに聞こえるな」と言われました。
確かに、この間仕事をした人は、会話の冒頭必ず「忙しい」という枕詞が付いていて、
「忙しいので、ココ手伝ってもらえますか?」とか、
「本当に忙しいので手が回らないんですよ」という風に、ポジティブな言い方には使ってなさそうです。
同じ「忙しい」という言葉でも、言い方次第で内容が大きく変わることが分かりますね。
忙しいという言葉
いそがし・い【忙しい】
読み方:いそがしい
1 用事が多くてひまがない。いそがしくて休む間もない。せわしない。「―・い日々を送る」
2 気がせいて落ち着かない。せかせかしている。せわしない。「―・く立ち去る」
3 速い調子で続くさま。絶え間がない。せわしない。「―・く息をつく」
4 経済的にゆとりがない。
参考 : goo辞書
なんか、辞書に載っている説明が、忙しいはネガティブっぽく見えますね。
確かに、仕事をしている時に、口癖のように忙しいという言葉を使う人は、作業の効率が悪いのではないかと疑ってしまいますからね。
忙しいを質問にすると、あまり良い結果にならない話
誰かに何かを頼みたい時に、「今忙しい?」と聞くと、「忙しいです」と答え終わってしまいますが、
「今、時間空いてる?」と聞くと「忙しいけどちょっとだけならいいです」という風になる可能性が生まれてしまいます。
忙しいという言葉で、boolean(○×)判定を行うと、忙しい割合の方が多くなるんじゃないかと思いました。
だって、「忙しくないです」っていう返答って、そんなに返ってきたことがないですよね?
通常、ご飯を食べてても「飯食ってるから忙しい」って言いますから・・・
忙しい人の特徴
ネガティブに忙しい人というのは、何か気分的に追い込まれている人が多いようにも感じます。
忙しいぐらいに作業量が多いとすると、それをコンスタントに捌く技量が無いのではないか?と言う感じにも聞こえてしまいますから、
「忙しい」=「しんどい」と言う風に言っているのかもしれませんね。
忙しいのは悪いことなのか?
「忙しくて、楽しい」と感じたことありますか?
個人的には、他の会社さんから、お仕事のオーダーがたくさん来た時に、「忙しいけど、なんかワクワクする」という事があります。
お仕事なので、有り難い話なんですが、それぞれ別々のプログラムを作ろうとする時に、
こっちではデータベース設計、
こっちでは webサイトデザイン、
別の会社さんでは、技術サポート、
と言う感じで、いろいろな案件が積み重なるとそれらを全てやり終えた後、すごく気分が良くなる想像をすると、ワクワクしてしまうんですよね。
忙しくて、楽しく感じるのって、一般的ではないのは分かっているけど、そう感じると、周辺の事も楽しく感じるので、忙しいというのは、もしかして良くも悪くも魔法のおまじないなのではないかと考えてしまいました。
あとがき
忙しいという言葉を無意識に使うとネガティブになってしまいガチですが、
意識を持って使うと、ポジティブにもなり得るということがブログを書いて分かりました。
死ぬほど忙しい人は、このブログを読んでる暇もないと思うけど、楽しく「忙しい」が言える人になってみるのも悪くないですよ。
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