褒めて伸びるタイプ以外ってどんなのがあるのか考えてみた話

2022年4月19日

学習

eyecatch 人と競争をする事が極端に苦手な、ユゲタです。 だから、自分一人でのんびりジョギングしているのって、とても自分に合っているんですね。 子供の頃、とても厳しい父親の元で、毎日ビクつきながら暮らしていた事を思い出しましたが、 そんな親父も、他界して10年を超えました。 たま〜〜〜〜〜に、父親から褒められた時にとてもうれしくなった事を今でも覚えています。 何故こんな話を思い出したのかと言うと、とある交流会で、新人営業マンの人が、他の会社の社長さんなどに、名刺交換をしながら、 「若くて元気がいいね〜」と言われていた時に、その営業マンの彼が「自分、褒めて伸びるタイプなので、お褒めの言葉、ありがたく頂戴します」と言っているのが聞こえてきました。 なんて気持ちのいい事を言っている人なんだと思って、その若手営業マンの彼を見ると、なかなかのナイスガイ。 確かに、初対面でこんなに低姿勢で、はっきりした口調で真っ直ぐに離してこられると、褒めてしまいたくもなる。 そういえば、褒めて伸びるタイプがいるって事は、怒られて伸びるタイプもいるって事か〜〜〜 と、天邪鬼なユゲタは考えたのだが、確かに、怒られても伸びている人はいますね。

怒られて伸びるタイプ

ユゲタの直属の部下をやっていた、とあるサーバーエンジニアの事を思い出した。 彼は、毎日遅刻をするし、服装も話し方も態度も全てルーズなタイプで、 会社に入りたての頃は、必ず何をやってもまず失敗をしていて、毎日色々な部門の人から何かしら怒られていた。 年間の出勤日数の8割以上は、遅刻をしていて、誰もが彼のことをダメ社員だと後ろ指を刺していて、 正直ユゲタも、何人かいた他の部下と違って、毎日何かしら小言を言っていた記憶がたくさんある。 でも、彼はどんなに人から怒られてもケロっとしていて、本当に反省しているのか?という事も逆に不安に思っていたんだが、 数年経ったある時、新人のサーバーエンジニアが入社してきて、そのいつも怒られていた彼にも部下ができた。 そんな彼が部下の教育をしている姿を見ていた時に、かつてユゲタが、その彼に言っていた小言をそのまま部下に対して教育として言っているのを聞いた時に、 彼の成長を感じる事ができ、怒られてもしっかりと伸びるタイプもいる事に気がつかされた。

ほったらかされて伸びるタイプ

人から、あーだこーだと、言われなくても伸びるタイプはいるのか?と考えてみました。 いますね。ユゲタはまさにコレでした。 思い返せば、他人と競争するのがイヤで、人がやっていない事をずっとやり続ける子供だったので、 まだ、周囲でパソコンを持っている時代ではなかった中学生の時に、誰に聞いてもわからないMSXでのBASICプログラミングを一生懸命やっていたのが、まさに今生きていますね。 親からはお小遣いをもらう事もなく、友達がファミコンゲームで遊んでた中、なけなしの金で買ったベーマガのプログラムを打ち込んで、一生懸命じぶん一人でゲームを楽しんでいたのが今の人格を形成したのかもしれません。 放ったらかしにされて、伸びるタイプと伸びないタイプって、確実に存在しそうですね。

環境に応じて伸びるタイプ

自分の置かれた環境で、信じられないぐらい伸びるタイプがあるようです。 会社でうだつの上がらないプログラマーだった人が、バックオフィス部門に行った後で、その部署が適任だったかのように、資格を取得し、采配を振るって、みんなを驚かせたというケースを見た事があります。 その人物は、女性で、専門学校を卒業してすぐに新入社員で入社した、プログラマーの卵だったのですが、オッサンだらけの会社で若い女の子が入ったと言う事で、チヤホヤされまくった初年度だったんですが、 実際に、プログラミングスキルは、全く伸びず、初心者から脱する事ができない状態で数年過ごしていました。 ある時に、社内の同じ部門のプログラマーの男性社員との間に子供ができたとのことで、同じ部署に夫婦として社員を置いておく事ができないという事で、女性は自分の希望もあって、情報システム部門に転属することになりました。 すると、その女の子は、会社内のパソコン端末管理から、色々な社内セキュリティやら、色々な情報規定を整えて、これまであまり使えない社員という印象だったのが、立派な情シス責任者になっていきました。 その時点で会社の古株メンバーだったため、その後退社するまでの数年は、超御局様として、女性社員からは煙たがられ、男性社員からは、若くなくなったので、おばさん扱いされた、少し側から見ているとかわいそうなんですが、 本人は転職を全うしている姿を今でも忘れられません。

最後に

自分がどういうタイプかというのを考えてみるのも、アイデンティティを追求するために必要かもしれませんね。 ちなみに、褒められて嫌な気分になる人というのは、世の中にいないと思うのと同時に、 褒めて伸ばせるタイプの上司や教育者は、そんなに多くもないのかも・・・という事も少し考えてしまいました。 まだまだアンガーマネジメントが横行している現代社会ですが、人を褒めて伸ばすスキルを身につける人が、その後の人生も楽しくなるという事を改めて認識してしまいました。 自分の子供も含めて、あなたは人を伸ばせるタイプを意識してみるのもいいかもしれませんね。

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