責任取るって簡単に言うけど、責任の取り方って一体何をどうしたらいいのかホント分からない。
ていうか、責任を取るって失敗することが前提に考えている時点でなんか違うんじゃないか?
責任が生じた案件で失敗すれば、その地位から降りればいい(辞めればいい)って考えも違うんじゃないか?
子供が何かしらの社会事件を起こした場合、親の責任って何をどうすれば正解なのか、絶対誰にも分からないはずだ。
きっと、後から、あれができていないから責任が取れていないとか、言われてしまうんだろうな・・・
うちの子供達よ、親に責任を取らせる事だけはしないでくれよ!!
大きな責任は受けたほうがいいのか?
大きな責任のある仕事をやりたいと考える人は向上心があるか無知のどちらかでしょう。
何故無知なのかというと、恐らくは、責任のある仕事をやりたい理由を聞けば分かります。
仕事における責任は、給料や報酬と言われる対価に対するリスクと考えるのが普通ですが、このバランスが明らかに違う場合は、仕事の環境が間違っている場合があります。
理不尽に責任を追わせる事は絶対に避けるべきだと思います。
責任感のある考え方
向上心のある人の答えは、下記のような感じの返答でしょう。
自分の足りないスキル、又は持っているスキルを更に伸ばしたいから
責任がある程、判断できる範囲が広くなるので、今まで感じていた自分の範囲をもっと広げられるから
無知な人は、自分の能力向上というよりは、以下の理由で有る場合が多いようです。
給料が高くなるから
リーダー(人より上の役職)になりたいから
カッコいいから
誰が聞いても分かりますが、責任感のある人は、自分の能力の向上と周囲の事を考えますが、
責任感のない人は、自分の事(それも安易な内容)で有ることがよく分かります。
要するに、考え方が幼いが故に、思考レベルも低いという事なんですね。
身の丈にあった責任を全うすることをオススメします。
他責の文化
イケて無い企業の内部事情で、他部門と敵対関係になっていることで、自部門の評価をあげようとする集団心理があります。
これは明らかに会社にとって、何のメリットも無いダメ集団だと言えるでしょう。
もちろん、こうした集団のほとんどが、責任は他部門にあって、自部門は一生懸命やっている。悪いのは他部門と言い張っているケースをよく見かける。
ここも考えが幼いですね。
お互いに言い合っているような会社は最悪でもあるし、こういうような発言をする人が1人でもいると、企業というのは悪の連鎖が始まってしまうものなんですね。
過去に何度も経験したことがあります。
多くの場合、そういった人はジャンヌ・ダルクやドン・キホーテとしてもてはやされますが、人とのコミュニケーションにおいてはゴキブリ以下のガンでしかありません。
他人の責任を豪語するよりも、他人の失敗を攻めない文化を作れている企業がよほどチームワークの高い企業と言えるでしょう。
当たり前ですが、失敗するとボコボコに詰められるので、失敗したことを隠そうとします。
誰も救いの手を差し伸べてくれないものだから、かなりの孤独感を感じ、チームワークなんてかけらもなくなりますよね。
逆に、失敗したことを咎められないとしたら、自分の失敗を反省し自ら律する前向きな姿勢に変わる人が増えるため、社内で失敗からの成長が多く行われることになり、将来の加速度は計り知れなくなります。
会社という組織においては、セクション事の役割が明確に分けられているが、責任分岐点は緩い場合が多いので、業務分掌規定などを自分でよく把握しておきましょう。
思い込むポリシー
多くの人が「責任」と聞くと、失敗した時に求められるモノ、と解釈してしまいます。
もちろん、失敗した時の誰の責任で失敗したのかを追求することは重要なことでもあります。
責任は他人にある状態では、曖昧な作業しかできません。
責任が存在しないので、言われた事しかやらないでしょう。
前向きな作業であれば責任を背負い込む事にやる気を感じるはず。
責任があるはずなのに、自分に決定権がない状態で、責任感を持てるでしょうか?
責任のある仕事をする場合は、決定権を持つ覚悟も必要。
そうして、自分で責任を背負う意気込みも必要な場合が多いですね。
周囲の理解がある場合は、自分のスキルよりも少し高めの責任を背負うことで、自分も伸びるかもしれませんね。
縦社会の責任
部下の失敗は上司の責任。
部下を放置している状態ではなく、指導しなければならない。
ただし、無能な上司には無能な部下しか育たないし、責任を追わない上司の元では、責任を負いたくないチームしかできない。
こうして文字で見ると、稚拙な感じで「そうなりたくない」と考えるのが当たり前ですが、多くの組織がこうした責任を負いたくない病にかかっているケースが見られます。
わざわざ苦労をする必要はないですが、あるべき姿が見えずに、人の失敗をつっついている事が多い組織は大体このパターンに当てはまります。
上層部になればなるほど、人へのお咎めが少なくなるような組織を意識してみましょう。
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