前回購入した自作キーボードを自宅に戻って組み立てるのが今回のミッションです。
初めてのキーボード自作だったので、購入の時はかなりテンションが上りましたね。
ネットで購入していたらそのテンションは無かったでしょうね。
購入キット
購入したキットは
、「自作キーボードキット 7splus」です。
価格はネットで
18,700円これがハンダ付け済み、チップ書き込み済みのため、
24,800円というボッタくり料金でしたが、初心者はこうした泣き寝入りは仕方ありませんね。
これに、PC接続用ケーブルとして、100均で売っているようなUSB micro type-Bだったんですが、500円ぐらいで購入。
TRRSという左右のキーボードを繋ぐケーブルを1本。
あとは、キースイッチと、キーキャップをそれぞれ85個ずつという、一式のキット購入でした。
内容パッケージ
自宅で広げてみるとこんな感じ。
狭いテーブルで展開したので、パーツが無くなりそうだったので、速攻で作業部屋に移動・・・。
組み立てはプラモ感覚
一番時間がかかるハンダ付けが既に終わっているので、他の人が(初心者で)8,9時間ぐらい掛かるという時間が、枠組みの組み立てと、キースイッチをはめ込むぐらいの作業なので、
慣れると、15分から30分ぐらいで終わってしまいます。
でも、初めに間違って、基盤の組み立てじゃなくて、キースイッチをはめ込んでしまって、思いの外時間を取られたのはここだけの秘密です。
無事にはめ込むと、次のような形になり、この状態でもう、キーボードですよね。
マニュアルには実はこまなく書かれておらず、画質の悪い動画が設置されていますが、説明がなく、淡々と知らんおっさんの手が作業しているので、もはやマニュアルなしの状態で進めるハメになります。
マニュアルは
こちら(https://salicylic-acid3.hatenablog.com/entry/7splus-build-guide)。
一応作業の流れとしては、この段階で、PCと繋いで接続チェックした方がいいです。
キーチェックは、
Remapが便利だと、親友の
影織ちゃんから教えてもらいました。
今回の場合でも、Sのキーだけ何故かクリックしても認識しておらず、基盤の刺さりが甘かったということが、この後10分後に発覚します。
キーキャップを付けるのは比較的簡単なんですが、この時に、スペースバーや、シフトキーなどの、スタビライザーを使うキーが、クリックしてもうまく跳ね上がってくれないという症状に見舞われます。
これは、スタビライザーが、基盤にちゃんと押し込まれていないと、跳ね返りが固くなってしまうという事に気が付き、この時点でサイド全部バラして組み直しました。
なんだかんだ作業して、キーキャップの取り付けまで完了できました。
恐らくここまでスムーズにやると30分ぐらいでできると思うのだが、2時間ぐらい費やしてしまいましたよwww。
キーマップの変更
チェックしていたときにも光ってたんですが、キーキャップを取り付けると、無駄と思えたLEDが効果的に見えます。
とりあえずあとは、先程の
Remapで、キーボードの配置やボタンカスタマイズを行い、お好きな配置でFLASHします。
キー配置しながら、キーキャップを入れ替えるという作業も時間をかけてやってしまいました。
無事に全て完了?!
とりあえず、Macとwindowsどちらでも使えるように、設置確認して、事なきを得ました。
そして、実際に使おうとしてみた時に、
・・・アレ???
・・・そういや、マウスは別に用意しなければいけないのか・・・
キーボードとマウスって、普通に考えたらセットですよね。
実はショップでも気がついていたんですが、トラックボールの付いた分割キーボードがあり、店員さんが言うのはそっちのほうが人気だとのことでした。
でも、人気すぎて売り切れだったので、今回のキーボードを購入したんですが、キーボードとマウスって切っても切り離せないセットだったということをここで痛いほど実感しました。
そこで、このキーボードでどういうマウスガジェットが操作しやすいのかを少し思考してみました。
トラックボール
何故か、自作キーボードとセットになりがちなトラックボールというマウスタイプです。
個人的にはあまり好きではないんですが、使いこなすともしかしたら使いやすくなるのかな〜と思って、実験がてらAmazonでポチってみました。
(本当に無駄購入が多かったな・・・今回は・・・)
マウス
GUI時代の幕開けとも言える発明敵ガジェットのマウスは、種類や機能も本当に人とコンピュータの架け橋になってますよね。
でも、個人的には、手にマウスダコができてしまうので、あまり好きくないんですよね。
でも、自宅にたくさん転がっているので、試すのは容易いです。
トラックパット
>
写真は、Appleの旧型デザインのトラックパッドですが、最新は、白と黒の2色が選べます。
個人的には、旧式のデザインが好きなんですが、安価なトラックパッドを使うと、Apple製品との感覚とまるで違うことに愕然としてしまいます。
トラックパッドは、正直Apple製品以外は、クソですね・・・
スマホアプリ
どうやら、スマートフォンをトラックパッドのように使えるアプリがたくさんストアに転がっています。
今回紹介するのは、
RemoteMouseというアプリで、非常に簡単に設置できるうえ、無料で使えてしまいます。
https://www.remotemouse.net/
あと、iPhoneでもAndroidでもどちらでも使えるというのもポイント高いですよね。
想像思考
ここからは、自分の想像での話になります。
コンピュータのGUI-OSにおける、カーソル操作をするのは、上記のパターンぐらいしか無いのが現状です。
でも、個人的にまだまだ、ポテンシャルを秘めたものがあるのではないかと思って、少し想像してみることにしました。
何故なら、音楽楽器が世の中にたくさんあるように、パソコンカーソル操作も、人の感覚で直感的に行える自分にあったデバイス方式があるのではないか?という事ですね。
・テルミン方式
アンテナ部分に手を近づけると、電子音が鳴り響くテルミンという楽器のように、空中にある手の位置を立体把握して、座標移動とクリックなどを検知できるデバイスがあると、かなり直感的にカーソル操作できるようになりませんかね?
・口くわえマウス
写真はトーストですが、文字通り口に加えるマウスというガジェットで、顔や口などの動きに応じてカーソル移動ができれば、両手以外の操作でかなり作業効率があがるような気がします。
実際に唾液が出にくい仕組みや、衛生面なども考えると奥が深いかもしれませんが、両手以外に使っての操作はこれまでにないかなり画期的なガジェットになりそうです。
足踏みミシン方式
両手以外で使える人の操作を考えると、やはり足でしょう。
古くからの足踏みミシンというのは、パソコン作業と姿勢も使い勝手も非常に似ているように思えます。
これが実現したら、パソコンデスクごとの作業環境に縛られてしまいますが、足はかなり細かな感覚を表現できる人のデバイスですからね。
あとがき
今回、自作キーボードに足を踏み入れた事で思いもよらない思考が舞い込んできました。
なんだか考えているうちに、これってこれまでにないガジェットを作ることができたら、特許なんかも取れちゃうかもね・・・とか考えてしまいました。
自作キーボード界隈は、正直技術的にも偏っている部分が多く、無駄もアリアリのアリな感じがして仕方がありません。
その辺にメスを入れるという事をしたいわけではありませんが、もっと素人が手を出しやすい自作キーボードというやり方もたくさんあるように思えて来たんですね。
合わせて、マウスというガジェットにおける、未来の人がコンピュータを操作する方法を、キーボードも含めて見直すキッカケになり始めた実感を持つことができました。
未来のコンピュータデバイスエジソンを目指すのも悪くないかも・・・。
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