ITが分からない人からホームページ制作を依頼されたらどうするかベストプラクティス

2023/01/30

ビジネス 日記

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eyecatch 知り合いを伝って、「ホームページを作って欲しい」という依頼がありました。 新しく仕事を始めるけど、ホームページをどうやって作ったら良いかわからない。 または、ホームページをどこの会社に依頼すればいいかわからない。 こんな感じで依頼されることが多いです。 料金相場もわからないから、予算も立てられていないし、 何を準備すればいいかわからないので、事前に何にも用意していないというのも、ほとんどの人の特徴です。 知り合いの友人という事と、こうした人達を救済したいという気持ちも強くあるので、ブログにこんな時どうする?という対応方法を書き残しておきたいと思います。

初回(依頼まで)のやり取り

この場合のやり取りは概ね次の通りです。
  • 知り合い「ユゲタさんって、仕事でホームページを作ってるんですよね?」
  • ユゲタ「はい、ホームページも、システムもアプリもITコンサルも、ITなんでも屋としてやってますよ。」
  • 友達が新しく会社を立ち上げるんだけどホームページってどうやって作ればいいかわからないらしくて・・・
  • それじゃあ、打ち合わせさせてもらって、色々と決めて作れると思いますよ。
  • ホームページっていくらぐらいで作れるものなの?打ち合わせって何をするの?
ここで、話していて気がついたんですが、基本的に「知り合いがホームページを作って欲しいと言っている」という話をしてくる人も、同様にITが詳しいわけではない場合が多いです。 ITが詳しくないのではなく、ホームページの作り方を詳しく知らないという方が正しいかもしれませんね。 この時点での重要点は、
  • ホームページの値段は内容によって大きく違ってくるので、にんじんがスーパーでいくらで売っているかというノリでは答えてはいけない。
  • 打ち合わせをするのにお金はかからないので、分からないことを聞けるチャンスという事。
  • とにかく、意味がわからず怖がっている人に対しては、安心をさせてあげる。

ITが分からない人は無駄にコストを使う話

「ITが分からない」という肩書きで話をする人にホームページを作ろうとすると、分からないことを説明する箇所が多く、そうしたコンサルティング的要素に時間を多く使ってしまいます。 初回の打ち合わせは無料だけど、こういうコンサル活動は別途費用としてお見積りに上乗せする(または、事後に請求書に追加されてしまう)会社さんもあるようなので、 IT業界の裏話的には、ITが分からないという人達は、情弱と呼ばれ、ビジネスのカモとして扱われるケースが少なくないようです。 要するに、通常よりも多くのお金を請求されてしまうんですね。 ホームページ制作の事など何も知らない人達は、その値段が普通のように感じてしまうんです。 これって、住宅建築と似たような感じがしていて、やはりある程度の知識を持つ(または、詳しい人を知人に持つ)事が重要なのかもしれません。

ホームページって作るのにいくらかかるの?

この質問は、依頼の前に必ず発生するんですが、基本的に次の様な内容で料金が決まるという事を理解しておきましょう。 多くの場合は、初期構築費用と運用(ランニング)費用の2つが必要になります。 事前に確認する内容をまとめると次の様なカンジです。
  1. どのようなホームページを作るのか? ・ホームページのコンセプトは? ・キャッチフレーズや文章構成などは決まっているか? ・画像素材などは準備されているか?(イメージが決まっているか?)
  2. ページ数は? ・1ページの販促用LP(ランディングページ) ・3~5ページのノーマルwebサイト
  3. デザインはどうするか? ・同業他社と似た様な感じなのか ・他とはまるで違う斬新なものか
  4. サーバーはどんなタイプ? ・とにかく安いもの ・アクセスが多くても安定するもの
  5. ドメインの取得は? ・サーバーとセットでついてくるものを利用する ・独自ドメインを取得する
  6. 作った後の運用はどうする? ・とにかく会社の情報だけ載せておけばいいので、運用は不要 ・SEO対策などもしっかりやってアクセスを増やしていきたい
とにかく、ホームページを作って欲しいと一言で依頼すると、多くの場合、このぐらいの質問が返ってくるでしょう。 だって、他人のホームページをうかつには作れないですからね。 これを簡単にする方法もあり、次の2つの最低、最高のパターンになるでしょう。 ・[最低金額パターン] 固定ページで運用も必要なく、とにかく名刺に乗せるホームページのURLで何か表示されればいい。 ・[高額パターン] しっかりとしたホームページを作って、会社やビジネスにも活用して、ERPとしても活用したい。 殆どの場合が、この中間なので、その割合を見極めるための質問が上記のたくさんの質問になってしまうんですね。

ビジネス立ち上げ期はお金が無い

どんなビジネスも、初動タイミングでは、お金が潤沢にある場合なんて無いでしょう。 そういう人達のために、運用コストを限りなく0円にする方法、初期開発を極力抑える方法を、クライアントである依頼者さんの状況に合わせて提案させてもらっています。 安かろうでは良くないので、もちろん、ホームページとしては、しっかりと機能するし、見栄えも使い勝手も他のサイト(同業他社)よりも良いものにするということをコンセプトに活動すると、 こちらの利益にはあまりならないけど、何故か気持ちが良くなるという事にも気がついたので、うちの会社では、「言い値でホームページを作る」という事をやっています。 予算が無いけど、おそらく、普通の会社さんであれば、初期構築に安くて10万から20万、ページ数やシステムに応じては、50万から100万という見積もりをいただく事が多いでしょう。 そして、ランニングも月額5千円から3万円ぐらいが相場で、SEOなどをオーダーすると10万円を超えるランニングが発生してしまう場合もあります。 これを限りなく0円で行う方法を実施しているんですが、これは、ユゲタの会社で運用を代行してタダで行っているわけではなく、本当にゼロ円で運用できる仕組みを作って挙げているんですね。 そして、できれば、クライアントさんにホームページの運用は自分たちでできる程度のスキルを付けてもらうような、ボランティア的な活動を行うことで、お互いにwin-winを作っています。 残念なクライアントさんのパターンとしては、自分たちは何もやりたくないので、とにかくホームページを作って欲しいというスタンスの会社さんは、残念ながらコンサルティングコストが高くついてしまう傾向がありますね。

ホームページって本当に重要

今では会社やビジネスを作ると、ホームページを必ず作る時代になってしまいました。 これは、ネット環境における不動産という見方をすれば、腑に落ちやすいので、
ドメインという住所で、 サーバーという土地を借りて、 ホームページという家を、 インターネットに構築して、 そこに訪れる人におもてなしをする。
このように考えるのが、これからのビジネスの構え方なんだと思います。 ここを理解すると、安い家(ホームページ)を建てるか、見栄をはってでも高額な家(ホームページ)を建てるかという思考も理解できなくないですね。 そして自己メンテが難しいホームページという家の建築会社として、ホームページ制作会社があると考えると、不正業者と成り得ないように、しっかりとWebやITの情報強者で居続ける必要もありますよね。 単にネットや、プログラミングに詳しいというだけではなく、色々なビジネスや、法律などの知見、財務などの金銭周り、世の中の経済などに強くなるマーケティング・・・という風に、あらゆるジャンルのスキルをアップさせる必要もあるというワケがよく分かります。 今回の記事が難しいと感じた人で、何かしらお困りごとがあるという人は、お気軽にお問合せください。 株式会社MYNTお問合せ

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