GoogleBlggerでブログ記事がバンされて復旧した話

2023年1月10日

テクノロジー 日記

eyecatch ブログを何年も毎日書き続けて、記事数も3000を軽く超えたんですが、ある日突然ブログの1記事だけ「公開停止」されてしまいました。 朝起きたらGoogleから「Blogger」という送信社からメールが来ていて、「特定の記事を公開停止しました」と書かれていたんですね。 最初にそのメールを見た時に、GoogleBloggerのアカウントがバンされたのかと思って、一瞬思考が凍りついたんですが、よく見ると1記事だけだったので、ひとまず安心。 何でその記事がバンされたのかと、復旧までの工程をブログに残しておきたいと思います。

メール内容公開

標題 : 「投稿「***(ブログタイトル)」の公開を停止しました」 送信者 : Blogger <no-reply@google.com> Blogger をご利用いただきありがとうございます。 ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティ ガイドライン (https://blogger.com/go/contentpolicy)では、Blogger で許可されるコンテンツ と禁止されているコンテンツについて概説されています。Blogger では、お客様の「 Linuxのアクセスログを確認するサンプルコマンド」というタイトルの投稿について 審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、当該の投稿は Blogger のガ イドラインに違反していると判断し、読者が閲覧できないようにこの URL(***対象のブログのURL)の公開を停止いたしました。 お客様のブログ投稿の公開が停止された理由 この投稿のコンテンツが、マルウェアとウイルスに関する Blogger のポリシー に違反していることが判明いたしました。本メールに記載されているリンクからコミ ュニティ ガイドラインのページにアクセスし、詳細をご確認ください。 当該の投稿を再度公開する場合は、まず Blogger のコミュニティ ガイドライン に準拠するようにコンテンツを更新してください。コンテンツの更新が完了しました ら、 https://www.blogger.com/go/appeal-post?blogId=***&postId=*** から再公開をリクエストしてください。リクエストを受領次第、当該の投稿の再審査 を開始いたします。 詳しくは、以下のリソースをご覧ください。 利用規約: https://www.blogger.com/go/terms Blogger コミュニティ ガイドライン: https://blogger.com/go/contentpolicy 今後ともよろしくお願い申し上げます。 Blogger チーム
丁寧なんだけど、ほんの少し高圧的な文章に若干スパムメールのようにも感じますよね。 とにかく、メールの内容を見てみると、修正して申請すれば、復旧する可能性もあるので、元通りにするために何をするか、ちゃんとガイドラインを読んで違反と判定された箇所を特定する必要があります。

ガイドラインを要約

Blogger コンテンツ ポリシー
  • アダルト コンテンツ
  • 児童の性的虐待と搾取
  • 危険行為や違法行為
  • 嫌がらせ、いじめ、脅迫
  • 差別的な表現
  • なりすましやアイデンティティの不実表示
  • マルウェアおよび同様の悪質なコンテンツ
  • 誤解を招くコンテンツ
  • 同意のない露骨な画像
  • 個人情報や機密情報
  • フィッシング
  • 規制製品およびサービス
  • スパム
  • 暴力的な組織や運動
  • 未成年者の未承諾の画像
  • 暴力や流血
  • 著作権
見て少し以外だったのが、「規制製品およびサービス」の項目で、以下のような注釈が書かれていました。
規制対象の商品やサービスの販売、宣伝、販売促進を行わないでください。 規制対象の商品およびサービスには、アルコール、ギャンブル、医薬品、未承認のサプリメント、タバコ、花火、武器、健康機器、医療機器が含まれます。
健康器具などの紹介をしたら駄目なんですね。 過去に購入した商品レビューでAmazonアフェリエイトタグを貼っているのも、違反対象になるのかも・・・ でも、今回の記事はそういうモノではなかったので、これが原因ではなさそうですね。 「なりすましやアイデンティティの不実表示」の項目ですが、 なりすましは理解できるんですが、アイデンティティの不実表示ってよく分からないので、注釈を見てみると、
特定の個人もしくは組織へのなりすまし、または自身に関する不実表示は行わないでください。これには、あなたが代理や代表を務めていない人物や組織になりすましたり、ユーザー / サイトの ID、資格、所有権、目的、製品、サービス、ビジネスに関して誤解を招く情報を提供したりすることが該当します。 また、政治、社会問題、世間の関心が高い事柄に関するコンテンツを他国のユーザーに向けて公開する際に、自分の出身国や自分に関する情報を偽ったり意図的に隠したりするなどして、自分が所有者であることや主目的を偽ったり隠蔽したりしているコンテンツやアカウントも含まれます。パロディ、風刺、仮名やペンネームの使用は許可されていますが、読者にあなたの身元を誤解させるようなコンテンツの投稿は避けてください。
なるほど、身分証明を明確にしろという事ですね。 これはプロフィールが正常に書かれていれば問題はなさそうです。 とりあえず、どれもネチケットと呼ばれるモノを理解していれば、問題無い様にも思えますね。

原因と対策

今回対象になった記事は、Linuxサーバーのログを便利に解析するTips的な内容の記事だったんですが、ガイドラインのどれに該当していたか考えてみた所・・・
・誤解を招くコンテンツ ・個人情報や機密情報
このどちらかではないかと考えました。 記事を眺めていると、その内容にサーバーログのサンプルを掲載しているところに、実際の自分のサーバーのログをコピペしている部分があり、 IPアドレスと、アクセスドメインが書き込まれていて、それが、実在する公開プロバイダや特定の企業のIPアドレスやドメインなのが原因ではないかと思ったんですよ。

修正して申請して受理されるまで

とりあえず、実際のログデータから、仮想のログデータに書き換えて、メール文面にある、再申請リンク先に行ってボタンを押すと、 「再申請が受理されました。結果をお待ち下さい。」 とのメッセージが画面に表示。 それから4時間ほど経過したタイミングで、メールが届き、ブログ記事の復元をしました」とのタイトルに一安心しました。

あとがき

今回のバン騒動は、ブログ記事の1記事該当であったため、無事に解決することができましたが、 最近では、イイネボタン1つで、裁判沙汰になってしまう時代です(もちろん、悪質なイイネの話ですが・・・)。 他社のサービスで、有無を言わせずアカウントごとバンされるモノも結構たくさんあるので、ちゃんとガイドラインの熟読と理解をしておかないと、せっかく書いたブログが全滅なんて悲しいことになりかねませんね。 改めて、無料サービスを使うデメリットとモラル的な事を矯正学習させられた気分でしたわ。 何を書いても「表現の自由」で通るという訳ではなく、時代の社会通念やブログを読んでくれる人に対して不快感を感じさせないというのが需要だと改めて公開する文章の書き方を学習できて、自分にとってプラスになった出来事でした。 ガイドラインに反しそうなものは、裏垢のwordpressで・・・おっと、これ以上は言えない・・・

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