ここ2年ぐらい毎日90分ぐらいの英語学習をしている、ユゲタです。
でも、まだまだ流量に英語が使いこなせるという感じには、なりません。
道は険しいですが、たまたま読んでいた茂木健一郎さんの書籍に、よく登場する「オープンエンド」という言葉の意味を調べてみたら、
自分の学習方法にピッタリという思考に出会ったので、今回はその「オープンエンド学習法」について書き記したいと思います。
オープンエンドとは
1 途中で変更や修正が可能であること。また、数量などに制限を設けないこと。「オープンエンド型投資信託」
2 「オープンクエスチョン」に同じ。
出典 :
オープンエンドとは - コトバンク
実はこの単語には、いろいろな業界用語的な使い方もされているようで、
車業界のオープンエンド
車の販売業界などでは、「オープンエンド」と「クローズエンド」という言葉があり、カーリースなどの契約の時に、金額固定がクローズエンドで、従量課金的に、オプションが追加されるのが、オープンエンドというらしいです。
金融のオープンエンド
また、金融機関における「オープンエンド」というのは、「発行者が証券の買い戻しを保証している投資信託のこと。」で、「クローズエンド」というのは、「買い戻しを保証していない投資信託」の事のようです。
日本では、オープンエンドの投資信託が一般的なのだそうですね。
ストーリーのオープンエンド
他にも、物語の構成というかシナリオに関しても、オープンエンドが存在していて、物語の終わりが伏線の謎を残したまま終了する事をいうらしいです。
「リドルストーリー」という言い方もするらしいですが、映画などでよく見かける手法ですが、評価は賛否あるようですね。
ちなみに、ボクは個人的に、ちゃんと伏線回収して完結してもらいたい派です。
オープンエンドは、「変更可能な、」とか「終わりがない」とか「結果が複数ある」ような場合と考えるといいようですね。
オープンエンド学習法について
終わりのない事を認識する学習方法として、「オープンエンド学習法」を意識すると、うまくいく場合があります。
英語の学習もプログラミング学習も、実は、終わりがあるようで、全く「ここで終了」というポイントが存在しないのが、こうした学習方法なのですが、
学校などに言って教えて貰う場合は、その学校を卒業する段階が一つの区切りになっているという認識はあるんですが、多くの場合、学校では、基礎学習のみが行われて実際は経験を積んでいくことでさらななるレベルアップを学習していくことになるはずです。
「終わりがない」と聞くと、なんとなく、果てしなく学習し続けていく事にうんざりする人も多いと思いますが、同じことが筋トレや、ダイエットに関しても言えて、
体重が○キロ痩せたら完了とすると、その後すぐにリバウンドしてしまったり、せっかくつけた筋肉が、すぐに無くなってしまうという事は、当たり前なんですが、
では、ダイエットに成功した人や、永年筋肉隆々の人というのは、どうしているのかというと、終了しても、日々最低限の運動やトレーニング、何かしらの制限というのは、続けているというのが、維持するポイントでもあります。
これは、誰でも分かっているし、当たり前なんですが、人はどうしても、終わりのない事をやり続けることに抵抗を持ってしまう生き物なのだそうで、
諦めて「やっぱりや〜めた」と簡易な方向に行きがちなのだそうです。
オープンエンド学習法というのは、終わりを決めずに、どんどんで来る課題や、やりたい方向性のスキルアップを五月雨式に、どんどん楽しんで学習していくという思考法です。
色々と考えていると、マインドマップの思考と似ているような気がしました。
新しい発想をどんどん分岐させてつなげていって、自分というひとつの大きなスキルを膨らませて行くという構図ですね。
物事が続かないのは「成果を見つけるスキル」を持っていないから
ここで、「諦めてしまう人」と「諦めずに続けられる人」の2タイプに確実に別れてくるのですが、続けられない人は、
自分が学習した事を、何かしらの成果で表すことができず、自分で成果を確認できないので、なんとなく、スキルアップしたという喜びを感じられずに、ずっと辛い状況しか認識できない状態の場合が多いようです。
これだけ学習したから、ここまでスキルアップできたというポイントを、誰に言うでもなく、自分で認識して、自分に言い聞かせて、自分で満足できるようになると、
学習すること自体が楽しくなってくることは間違いありません。
もしかしたら、この自分で成果を見つけるというのもスキルの一つなのかもしれませんが、このスキル、めちゃくちゃ大事で、持っている人は、宝物だと考えましょう。
まだこのスキルを持っていない人は、実は誰でも簡単に獲得できるスキルなので、意識してスキルをゲットしてみてください。
まさにこの「オープンエンド学習法」が、いろいろなスキル獲得に役立つかもしれませんね。
あなたの学習を応援しつづける、ユゲタでした。
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