しんどい時に、無意識に愚痴ってしまう、ユゲタです。
先日、とある友達とzoomで会話をしていた時に、会社で最近しんどい話をメチャクチャ愚痴られて、
聞いていてしんどかったんですが、その後、その友達は、スッキリした感じになっていたので、
聞いてあげて良かったと思ったんですが、その尋常ではない愚痴り方に、通常の人であれば、必ず萎えてしまうだろうな・・・
と考えて、愚痴についての、自分なりの思考を巡らせてみることにしました。
タメになる愚痴って何?
そもそも、人に愚痴を言う時点で、かなりのネガティブな内容であることは間違いないでしょう。
そして、それを聞いて受け止めてくれる寛容な人であればいいのですが、そうではない人であれば、
聞いてもくれないかもしれないし、その後関係性をシャットダウンされてしまうこともあるかもしれません。
でも、世の中でためになる愚痴って、あるんじゃないかと思って考えてみました。
まず、そもそも、愚痴ってどういうものかと調べてみると
ぐち
【愚痴】
(今となっては)言ってもしかたがない事を、言っては嘆くこと。
「―をこぼす」
言っても仕方がない事なので、それが、何かのタメになるって事があるのかどうか?
それは、その愚痴が、
そこからの学びがあるかどうかが唯一タメになるんではないかと考えてみました。
誰かの悪口を永遠聞かされるのは正直しんどいんですが、何が悪くて、自分はどうしたかった(でもできなかった)
というような内容であれば、同じ環境になった時に、次回はどうすればできるかを考えることができる可能性があります。
まあ、こう考える時点で、かなりのポジティブ・シンキングなんで、まず愚痴っている人にそれができるとは思えないのですが、
聞いている人がその思考で聞けるのであれば、聞いている人も何かしらのプラスがあるかもしれませんね。
タメにならない愚痴
ゴミ処理場の粗大ゴミで埋め立てるしか無いレベルの、タメにならない愚痴というのは、
やって失敗した事に対する後悔を、永遠愚痴っている事でしょう。
もちろん、「自分はこうしたかった」「次回はこうする」という将来的なポジティブを含んでいるケースもあるかもしれませんが、
雰囲気的に、そうしたポジティブを含まない言い方をするからグチっていると言う風に、相手に見られてしまうわけで、
多くの場合に、愚痴っている側が将来的なポジティブを見いだせるケースは極めて少ないでしょう。
あと、人に対する悪口系の愚痴を、聞いている相手に賛同を求めてくるパターンもあります。
「あの人、かなりダメ人間なんだけど、あんたも、そう思わん?」みたいな言い方をされると、
「そう思わん!」と言い切るよりも、「思うかもね」と話を合わせたり、
「その人知らんからな〜」と逃げ口上になるかのどちらかが、ボクの場合はほとんどなんですが、
愚痴に人を巻き込んではいけませんね〜。
これ、正直、聞いている側もつかれるんですよね。
愚痴をプログラミングする
そんな、人にダメージを与えるほどに愚痴ってくる友達であっても、
柔軟な対応ができるように、フローチャート化してみました。
愚痴りフローチャート
1. 友達が愚痴ってきた
2. 必ず「そーだね」と言って肯定してあげる
3. 分岐 : でも、ネガティブワード満載でまくしたてるように愚痴ってきて、「そう思うよね?」と質問をしてきた場合
回答 :
・「そうだね」と肯定する→ 1に戻る
・「ちがうよ」と否定する→ ゲームオーバー
4. 分岐 : また、愚痴った内容について「どう思う?」と聞いてきた場合
回答 :
・「よくわからん」と、濁して返答する→ 「話聞いてなかったやろ!」としてゲームオーバー
・「自分の意見を言う」→「気持ちを分かってくれない」と逆ギレされて、ゲームオーバー
・「相手の言ったことを何かしらオウム返しする」→相手が賛同された気分になって、再び調子にのって話し出す→1に戻る
5. 分岐 : 話が永遠終わりそうにないので、愚痴を打ち切りたくなってきた
回答 :
・「いつぐらいに終わる?」と聞く。自分の話がツマラナイと思っていると感じた相手が、今度は矛先を自分に向けて愚痴り初めて、ゲームオーバー
・「そろそろ時間なんで・・・」と、話を終えようとすると、話を最後まで言えなかったストレスで、相手が逆ギレして、ゲームオーバー
・「もうええやろ!」と、こっちが逆ギレした感じにして、友達の愚痴を言うのと同じ感じで愚痴り始めて、罫線逆転、立場が逆になって1に戻る
最後に
なんか、愚痴チャートって、書いていて結構、面白いことに気がついた。
もちろん、必ずこのようになるという事はないんですが、ジャンケンと同じく、ランダム性のゲーム性が存在するということが、理解できました。
う〜ん、人の心理は難しいけど、これを面白いと思うようになったら、どんな人の話を聞くのも、楽しくなれるのかも・・・
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