「RetroPie」も「RaspberryPi」も基本的には、OS、は同じような構成の為、どちらでも使える技だったので、備忘録として、残しておきます。
まず、RaspberryPiのOSをインストールすると、OS領域は3GBのパーティションが勝手にきわれて、モジュールのインストールなどを行うとほぼ100%の状態になってしまう。
ちなみに100%になってしまうと、立ち上げた時にマウスやキーボードが動作しなくなって、非常にアセった。
※何故かSSHだけは動いたので、下記のパーティション拡張作業を行うことで回避できた。
そもそも、32GBのSDカードを用意していたのに、OS焼きこみすると3GBちょっとしか認識しないのもどうかと思うが、デフォルトなので、この後の作業を必ず行うという手順にするしかない。
手順
1、対象のOSにログインする
raspberryPiを立ち上げてターミナルの状態
2、ディスクの状態を確認
$ df -h
この状態で100%になっていることが確認できる。
「/dev/mmcblk0p1」となっている箇所を記憶しておく
3、fdisk操作(起動)
$ sudo fdisk /dev/mmcblk0
「/dev/mmcblk0p1」の最後の”p1”はパーティションの1つめという意味らしいので、ドライブ名はk0までで止める
4、fdisk操作(一気に最後まで)
p #現在の状態をprint
d #隠しディスク部分のパーティションを削除
2 #2番目にパーティションを削除
p #ちゃんと消されたか確認
n #新しくパーティションを作製
p #今度はプライマリの意味
数字入力 #pコマンドで表示されていた2番目のパーティションの開始セクターアドレス
数字入力 #デフォルトでOK
w #変更状態の書き込み
5、一旦再起動
$ sudo reboot
6、既存のOSのパーティションを拡張
$ sudo resize2fs /dev/mmcblk0p2
今回は拡張するパーティション番号を指定
7、確認
$ df -h
さっきの100%だった箇所が、容量増えているのが確認できます。
あとがき
楽しようとしてwindowsツールなどに逃げてしまって、結果時間がかかってしまったが、仕事などでもlinuxのディスク拡張など、このようにコマンドでできることがわかったので、収穫でした。
参考サイト
hello-world.jp.net
※絵入りですごく参考になりました。