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エンジニアスキルをアップさせたいと、転職する人とよく話すのだが、なんとなく、法則があることに気がついた。
転職してスキルをアップさせたい人は、スキルアップさせたい現場に入れば、スキルがアップすると、思っているにちがいない。
確かに、その現場は、スキルアップさせる技術がたくさんあるはずだ。
でも、きっと、そのスキルは、初歩的なことがほとんどだと思われる。
または、他のエンジニアが書いているライブラリのため、そこでしか使えない技術がよくある内容だ。
そこで、社内の新人エンジニア育成のために、ここの考え方を見直すことにした。
「仕事をしなければスキルが貯まらない」という考え方は間違い
基本的にスキルは人に溜まるので、会社で管理できるのは、技術の結果のみ。
とにかく、自分で勉強する以外にはスキルは貯まらないのだ。
「スキルを貯めたいというモチベーションは重要」だが、「ゴールがスキルを貯める」と言うのは、如何なものか?
例えば、PHPのスキルを上げたい。
というのではなく、
PHPで、◯◯な仕組みを作る。
という、明確なゴールにした。
最後に一番重要な事だが、
二番目に作った仕組みを別の事で応用出来るように考えさせるということ
例としては、掲示板を作るというゴールに対して、サイト構築の際に、組み込めるAPIとして提供できる、ライブラリにするには、どうすればいいか?
もちろん、できる範囲でいいのだが、この応用思考こそが、エンジニアスキルと思われる。
会社が欲しい人材は、このスキルなのだが、一般エンジニアが考えているスキルは、言語の関数をどれだけ知っているか。という事が、ものすごい、すれ違いが起きている現場である。
人材紹介会社で、ここに気がついている会社に今まで一度も出会ったことがないので、この思考の紹介会社があれば、紹介料を倍払っても問題ないと思う。
とにかく、エンジニアはクリエーターと考えているので、このスキルを伸ばす方向になっているエンジニアは、よれから成功するでしょうね。
でも、基本の言語習得は必要なんですけどね。
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