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CTOという立場で、エンジニア集団を見てきて、人事的な動きもしているわけだが、最近、なんとなく、成長する人の見分け方が分かってきた気がする。
まず、前提として、成長というのは、個人がレベルアップを実感して、かつ、会社の上司も太鼓判を押せる状態とする。
中途採用でよくあるパターンとしては、前職でどのくらいの経験があるかで判断しがちだが、僕はあまり、この経歴にはこだわらない。
未経験でも、伸びる人、役に立つ人、成長する人は、いるのだ。
IT知識のある無しに関わらず、web業界でのし上がる人は、確実にいる。
そもそも、僕が、そんなにパソコン詳しくなかったのだから、基本的に誰でも出来るのだと、自分を卑下している。
とにかく、伸びる人は、確実に、一人で作業しない。
放っておいても周りに人が集まる人は、伸びる加速度が、周りの集まる人数に比例すると思われる。
そのくらい、コミュニケーションは、成長にとって欠かせないものだ。
次に、伸びる人は、同じ事を繰り返すのが得意。
といっても、バッチ作業を少しずつ手作業出来る人というわけではなく、毎日日記が続けられる人だったり、土日でも必ず、早起きを心がけている人だったり、
自分に対して、ルールを設定できる人の事だ。
これは、厳しいルールをあえて自分に課せられる事なのだが、マゾヒスティックとも少し違う。
あくまで評価は他人が出来る事。
最後に、伸びる人の条件で、最も強く思うのが、自分以外の人に注意出来る人だ。
決して、キレやすい人ではなく、相手も伸びちゃうぐらいの注意が出来る人もいる。
決して、聖人君子ではなく、普通の人でも、こうなり得るチャンスは多いはずだし、
伸びる人は、伸びたいという欲も必要だが、どのようになれば伸びたと言えるのか?
伸びた先に待っているものは、何か?
などの答えがスラスラでると思います。
採用面談では、是非、この様な観点を見極めて、伸びる人材を採用できるように、頑張りたいと思います。
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