IT弱者は、情報弱者で、時代の流行弱者でもある話

2025/10/16

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eyecatch 現代は「情報」と「テクノロジー」が社会を動かす最大のエンジン。 ITを使いこなせる人そうでない人の差は、「生活の差」ではなく「時代との距離」になっているではないかと考えてみた。 ITリテラシーが低いことは、もはや単なるスキル不足ではなく、社会参加力の低下に直結している。 この内容に耳が痛い人のために、ITに乗り遅れるとこの先とんでもない格差社会につながるのではないかという警鐘を込めてブログを書いてみたいと思います。

IT弱者とは何か

「IT弱者」とは、スマホやPCを持っていても“活用できない人”を指します。 情報を「受け取るだけ」で終わり、「発信・選択・加工」ができない層がいわゆるIT弱者ですね。 SNSやニュースアプリを見ていても、自分で比較・検証・編集できない。 自分でも「パソコンやスマートフォンがよくわからない」とよく口にしている人です。 結果的に、他人からの情報に振り回され、トレンドの後ろを走ることになってしまいます。 もちろん、これを悪いと考えなくてもいいですが、明確に都合の悪い事は、 自分が思った通りに、デバイスを使いこなせないという点ですね。

情報弱者との関係

IT弱者は「情報の海」にアクセスできない、もしくは溺れる。(理解できない) 情報弱者は「何を信じていいか」を判断できず、他人の意見に依存してしまう。 本質的な情報リテラシーとは、「情報を選ぶ力」と「発信する力」。 つまり、IT弱者であることは、情報弱者であることとほぼ同義。 大きな問題は、良い情報と悪い情報が自分の力で区別できないという点です。

そして、時代の流行弱者へ

流行は、テクノロジーを通じて加速・拡散し続けています。 新しいアプリ・プラットフォーム・文化は「ITの上」で生まれているのが現代の主流です。 もはやテレビではないということを認識していることもポイントですね。 例えば、X(旧Twitter)→Threads、YouTube→TikTok→Reels の流れを追えない人は、時代の感覚から取り残されている可能性が高いです。 結果、「知らない間に古くなる」「気づいたら主流が変わっている」という現象が起きる。 歳をとってくると、「若者についていけない」と言って、ジジババだから当たり前と思う人が多いようですが、実際はそうではなく、そうした人は情弱ターゲットとして、犯罪の餌食になってしまうだけなんです。 IT弱者は「トレンドの入口」にすら立てないことをデメリットとして認識しなければ、いけないと思うんですよね。

なぜこうなるのか

技術進化が早すぎて「ついていく努力」を放棄する人が増えていると思う。 便利さの裏にある“理解の壁”を越えないと、使われる側になるという、社会構造がある。 「わからないから触らない」ではなく、「触らないからわからない」になっている。 この循環が「時代から置いていかれるスパイラル」を作っているのは間違いない。 「パソコンは苦手だから使わない」という人と、「苦手だから買って使って勉強する」という人とでは、大きな知識の差がついてくるのは明らかです。 金額的な先行投資ももちろんですが、まずは後者の思考になれるかどうかが、強者になり得るか、弱者で止まるかの差になっているように思われる。

抜け出すための考え方

完璧に理解しなくても「触ってみる勇気」が第一歩である。 わからないことはAIに聞ける時代。調べ方を知ることが力になる。 もちろん、ITが苦手ない人は、ChatGPTも知らなければ、ITをどう使うかもわからない。 なので、自分から何かを発信するなんて、テレビに出ている人がやるべきことと考えてしまうようです。 情報発信の経験(ブログ・SNS・noteなど)を持つことで、情報の見方が変わるということを自分から理解しなければいけないんですね。 “受け手”から“作り手”に立つことで、時代の流れが見えるようになる。 センスが問われるクリエーターというレベルではなく、自分の意見を発信できる程度のことができるかできないかで、情報弱者かどうかの境界線のどっちに立っているか明確にわかるかもしれませんね。

あとがき

IT弱者 → 情報弱者 → 時代の流行弱者、これらはほぼ同じ人が辿っていく現代病かもしれません。 この連鎖は「学ばないこと」から始まるということが思われる。 学校を卒業したら、勉強しなくていいなんて、誰もそんなことは教えてないし、教えられてない。 逆に言えば、ほんの少しの学びと実践で、流れを逆転できるのもITの特徴でもあります。 簡単に下剋上が起こせる良い時代という風ににも考えられるんですよ。 「知る・触る・発信する」ことが、時代の波に乗る最低限のスキルを身につけるだけで、IT弱者になることを防ぐことができます。 そして、ITが少しだけでも理解できたら、確実に楽しくなり、その先のことをもっと勉強したくなるのも、IT弱者の人は知らない人が多いんですよね。 ITは難しくない。難しいと思う心が、時代との壁を作っているので、一歩踏みだす思考を持てないと、取り残されてしまいますよ。 いつまで「パソコン苦手なんだよね」をいい続けますか?

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