
やりたいことを溜めてばかりいて、ちゃんとやっていないという人いませんか?
やりたいことは、なぜか「雪だるま」のように膨らんでいくんです。
メモ帳、タスク管理アプリ、頭の中……あちこちに「やりたい」が散らばっている状態もあるんじゃないでしょうか?
そのとき感じるのは、「あれもこれもやらなきゃ」ではなく、「どれから手をつけたらいいかわからない」という迷子感。
でも、やりたいことはやりたいんです。
他人からそう聞くと、「やればいいじゃん」と言ってしまいがちですが、
自分のやりたいことは、神棚に祀っているいる人、結構多いと思いますよ。
そんな人は、是非今回のブログを読んでみてください。
視点を変える
やりたいことが溜まるのは「悪いこと」ではない。
むしろ、やりたいことがない人から見たら、宝物を手にしたようなモノでもある。
死して、それは自分がまだ
可能性に満ちている証拠でもある。
問題は「数」ではなく「順番」というところに注目してみよう。
「あれもやりたい」、「これもやりたい」だけじゃなく、
まずは1つずつ順番に消化していくことが重要です。
そして、その順番は、「できるところから始める」で十分なんです。
できもしないことを一生懸命やるよりも、
手軽にできてしまうものをピックアップすればいいだけなので、
気も楽でいいですよね。
3つのフィルターで仕分ける
たくさんやりたいことリストが溜まったら、まずは最低3つの分類で仕分けしてみましょう。
すぐできること
今すぐにでもできること、または今日中にやれる。
これは、後にとっておく必要はありません。
即座にまたは、一服した後、すぐにやっつけてしまいましょう。
後でやること
日付をつけて未来の自分に預けることです。
ここで重要なのは、「いつまでにやる」という目標を必ず書き残しておきましょう。
この目標がないものは、何年経ってもメモ帳の片隅にずっと書かれている、ゴーストやりたい案件になって、
頭の中での、「やるやる詐欺」になってしまいます。
やらなくてもいいこと
手放す勇気を持つことも重要です。
どうしてもやりたければ、ゴール日時を設けますが、
数年後というゴールを設けるぐらいなら、一度手放してもいいかもしれません。
でも、リストから消すのが惜しいという人は、ゴミ箱フィルターを作って、将来それを見て、タイムカプセル的な余韻に浸るのもいいかもしれませんね。
減らすことで前に進む
やりたいことは「持ち物」と同じです。
やりたいリストが大量に溜まっている状態は、1年以上片付けをしていない、ゴミ屋敷と同じ状態と同じかもしれません。
片付けと一緒で、余分なものを削ると動きやすくなるし、フィルターで整理することで、2つあったリストが1回で消化できてしまう場合もあります。
本当に大事なものは、意外と少ないという事に気がつくと、リストを作る時のクオリティもアップするかもしれませんね。
結局は「小さな一歩」
リストを眺めて悩んでも、減らして整えても、結局やるのは「ひとつの行動」だけです。
動けば次の景色が見えるもの。
動かなければ、雪だるまはただの氷の塊で終わる。
とにかく、少しずつでもやりたいことを実行していくことが、自分自身の行動力に比例するでしょう。
自分へのやるやる詐欺はいいとしても、それを周囲の人に話していた時に、他人へのやるやる詐欺は、もはや犯罪に近いものがあります。
会社の社長だったら、従業員が全員その会社を辞めるだろうし、
あなたがリーダーだったら、誰もそんなリーダーにはついて行かなくなるでしょう。
やっぱり人間は、行動力のある人に靡くものです。
あとがき
やりたいことが溜まったときは、焦らず整理して、小さく一歩ずつ進めるのが重要という事がわかってもらえましたか?
それが未来の自分を少し軽くするコツでもあるんです。
そもそも、到底実現できないやりたいことをメモするよりも、少し実現可能な自分へのアイデアを膨らませることのほうが、
実現性も高いし、それを実行していると周囲から行動力があるように見えるものです。
結局、「やりたい事がたくさんある」と言っている人は、他人から行動力がある様に思われたいけど、実行できていない自分は、まだその域に達していないと自白しているようなものなのかもしれません。
次は「やりたいリスト」よりも、「やったリスト」を育てることに、目を向けてみるといいかもしれませんね。
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