時代の流れがGGRKSからGPRKSになった話

2025/10/03

AI 学習 日記

t f B! P L
eyecatch ネットで誰もがググれるようになった時、自分でネットで調べもせずに、人に「教えて」と言ってくる人に対して、 「ググレカス」と、返答する文化が生まれました。 ローマ字の子音をとって「GGRKS」になった様です。 要するに「自分で調べろ、このカスが!」の意味で、これもネットで調べればすぐに出てくるため、 ネットをあまり使わない人に対して、身の程知らずっぷりを表す言葉だった様です。 それが、昨今では、Googleで検索しなくても、ChatGPTで聞けばなんでも答えてくれるように時代が変わり、 「GPRKS」という言葉に変わってきているみたいですね。 「ChatGPTすれ、このカス!」 を無理やりGGRKSの流れに乗せた少し強引な略語ですが、比較的使っている人も増えてきている様です。

GPRKSの時代で何が変わる?

検索の手間が省けることから 「調べ方」を学ぶ機会も減る可能性がある。 ChatGPTは答えを要約してくれるので、 「情報の取捨選択」の感覚が育ちにくい。 逆に「質問力」の重要性が増すため、 聞き方がヘタだと答えも微妙になりがち。 調べる人 vs 聞く人 の境界線がまた変化していることが予想される。 かつては「ググり力」がリテラシーの指標だったように、 これからは「プロンプト力」がリテラシーの指標になるかもしれません。 そういや、プロンプトを教えるだけのセミナーが、各地で多発しているみたいですね。

もっといい言い方は無いの?

「GPRKS」は正直、語呂が悪い。 無理やりGGRKSに寄せた感が強い。 ということから、代替案を考えてみると・・・

CPKS(ChatGPTすれカス)

シンプルで分かりやすい・・・が、Chatって・・・これも微妙かも。

ASKS(Askしろカス)

日本人がaskしろって言われても、ピンとこないしな〜。

PROMPKS(プロンプトしろカス)

長いが技術者には刺さるかも。 でも、個人的にはイマイチ・・・

AIRKS(AIすれ、カス)

AIスレって・・・もはやスレじゃない方がいいのかも・・・ そもそも、流行り言葉は自然淘汰されるので、何が定着するかは時間次第ですね。

チャット・シンギュラリティの到来

検索よりもチャットに聞くほうが速く、精度もそこそこ高いというのが一般的な意見では無いでしょうか。 そうなると、人類は「検索のために調べる」時代から、 「会話によって知を得る」時代へシフトしていきます。 もはや「検索の壁」を越え、AIと会話することで情報取得する流れが常態化。 これを「チャット・シンギュラリティ」と呼んでいいかもしれません。 そう考えると、数年後に、もっと革新的なシンギュラリティが生まれることも容易に想像できますね。

個人的見解

GGRKSが生まれた時代は、情報取得の民主化の象徴だったけど、 GPRKSが生まれる時代は、情報処理の効率化が進んだ象徴になるんじゃないか?と考えた。 「自分で調べろ」から「自分で聞け」に、文化がシフトしただけの様にも思える。 ただし「その答えをどう解釈するか」は、依然として人間に委ねられているはず。 結局のところ、AIがどれだけ進化しても、 「知識をどう使うか」の部分は人間が磨き続けるしかないんですよね。 なので、結局は調べもせずに「教えて」じゃなくて、聞き方を磨いて「チャットして」行くことが大事なのかも。 ということで、CHATR(チャットすれ)ということを自分に言い聞かせておくことにします。

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