Web開発エンジニアに「これできる?」と聞いて何て答えるか選手権

2022/03/21

学習

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eyecatch 一度名刺交換をしたら、親友と勘違いされやすい、ユゲタです。 でも、それって全然嫌なことではなく、ありがたい事なんですよね。 交流会などで一度お会いして、軽く話をしただけなのに、妙に親近感を抱いてもらって後日連絡をもらうと言う事がよくあるのですが、 困ったことに、自分としては、相手のことをあまり覚えていないと言う失礼な事情もあり、個人的な困りごとと考えています。

良いエンジニアあるある

ここで、プログラミングができるという話を初めて会った人(特に経営者など)にすると、新規事業で盛り上がったりした場合に、その後によく受ける質問として 「こんなサービス作れる?」 と言う風に、アイデアをプログラミングで実現できるかを聞かれる事が多いです。 多くの経営者の人は、ビジネスアイデアをたくさん持っていて、そのアイデアが実現可能であるものは、どんどん生み出していきますが、実現可能かどうかわからない場合、エンジニアにストレートに質問してきます。 この時に、エンジニアのジャンルによって、「出来る、出来ない」と真逆の答えが返ってくるので、経営者の人たちの間で、良いエンジニア(自分の思考に合ったエンジニア)に出会えるかどうかが、ビジネス成功のポイントと考えている人も少なくないようです。

エンジニア答え方あるある

そして、エンジニアに対して、経営者だけじゃなくても、何かちょっとしたアイデアを具現化したい時に「これできる?」とタモリのように聞く人も少なくないと思いますが、 いまある技術的に出来るか出来ないかというレベルから、まだ世の中に無いけど実現可能なの?という風な質問まで、様々な意味を含んでいますが、 実際にエンジニアの人って、どういう答え方をしているのでしょうか?

サンプル1

会社の上司「面白いビジネスアイデアを思いついたんだけど、こう言うサービスって作れるのかな?」 エンジニアA「う〜ん実際に作ってみないと分からないので、とりあえずやってみます。」

サンプル2

とある経営者「この度医療系のwebサービスを提供したいんだけど、どうやったらサービスが作れるのかな?」 エンジニアB「医療の事が分からないので、どういうサービスにしたいか詳しくまとめてもらえれば、作れるかどうか判断できます。」

サンプル3

起業を考えている友達「おもしろいアイデアがあるんだけど、お前プログラミングできるから、このシステム作ってくれない?」 エンジニアC「それ作って、自分にどんなメリットがあるの?」

サンプル4

ITがさっぱりの工場経営の社長「ホームページってどうやって作れば良いの?」 エンジニアD「HTMLが理解できれば、誰でも簡単に作れますよ。機能的にしたければ、wordpressや、他のフレームワークを覚える必要がありますね。自分がやってあげてもいいですけど・・・」

サンプル5

B2Bサービスを作ろうと目論んでいる知り合い「SNSのデータを取得して、統計分析するサービスを作って、企業にデータ販売したいんだけど、そんなサービス作れる?」 エンジニアE「たぶん作れると思いますよ。でも、SNSの利用規約に違反する可能性も高いので、その点は考慮してませんけど。」

実はどれも実話

上記サンプルのやりとりは、ユゲタが実際に質問された質問で、それに対して答えた内容をリストアップしてみました。 別に、どう答えたからどーなったわけではなく、実際にこうした質問から、サービス開発をしてあげたケースもあるんですが、 全てに共通するポイントとしては、これらの質問をしてくる人は、プログラミングがわからない人達であって、同時に、技術で目的が達成できるかわからないという人たちです。 そうした経営者の中には、お金を積めばサービスが作れて、その後運用をしていけば、利益が自分に入ってくるという、投資として考えているケースが多いので、 エンジニアを、単なる生産の道具としてしか考えていない人もいて、そうした人には、まともに答える気はしなくて、エンジニアの立場からすると、言われたことをやって対価を得る道具としての返答をしてしまいますね。 経営者は、投資をしたのに、成功しないサービスが生み出されてしまいます。 もちろん、エンジニアの中には、愚直な人もいるし、怠慢な人もいます。 やはり、人と人とのコミュニケーションとして、やり取りができなければ、お互いに徳をする事がないのでしょうね。

経営者必見!エンジニアの見極め方

エンジニアの見極め方は、はたして運任せにしてしまっていいのでしょうか? そもそも、出会った瞬間から、そのエンジニアの質を見極める事ができれば、これから作るビジネスの成功につながる可能性も高くなるという事かもしれません。 そんな場合に、ユゲタが提唱する、エンジニアの見極め方は、上記サンプルのような質問をした時のエンジニアの答え方で判断してみましょう。 まず、エンジニアの思考として、「やった事がないので、迂闊に出来るとは言わない」タイプは、慎重派でしっかりとしたシステムを作るタイプに見れますが、冒険ができないタイプでもあるので、スタートアップビジネスにはマッチしない場合がお多いでしょう。 次に「多分、できると思いますよ。」 と簡単に言いがちなエンジニアは、物事を簡易に考えがちで、その先に待っている苦悩を見据える事ができない可能性が高いので、ウォーターフロー型の開発には弱いのですが、スタートアップには一番適しているエンジニアとも考えられます。 では、「とりあえずやってみます」というエンジニアは、初心者系に多いので、これから期待したい感じですが、成長した後で、どのタイプになるかは本人の思考次第かもしれません。 ポテンシャル採用系では、アリなエンジニアとも思えます。 他にも、いろいろなエンジニアの返答による分析はできそうですが、技術がわかってくると、こうしたエンジニアの返答に対して適切な判断ができるようになるため、今時、技術が分からなくて、金を出せば、優秀な人を雇えると考えている経営者では、きっと技術という荒波を乗り切る事はできないかもしれませんね。 逆にエンジニアの人も、自分を雇ってくれる経営者に対して、ちゃんとした見る目を持つ事で、お互いに良い関係ができる可能性も高くなりますね。 これからの時代、エンジニアファーストという風になる可能性も高い気がするのは、自分だけではないはず。

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