うちの会社は何故システム構築をするスピードが速いのか考えてみた話

2022年3月6日

学習

eyecatch 作業の遅い人を見るとイライラしてしまう、セッカチなユゲタです。 でも、人にセッカチであるという事を悟られてはいけません。 温和なように振る舞うようにはしています。 そんな性格もあって、仕事の依頼を受けると、かなりの速度で仕事を完了させます。 よく人から「仕事早いですね〜」と言われることもありますが、実は自分としてはあまり早いという感じは持っていません。 他の開発会社の人のスケジュールなどを聞いて、びっくりする時もあるので、何故うちの会社のシステム構築が早いのかを少し自己分析してみました。

開発規模によるスピードの差ではなくできない事の判断とそのリカバリーのスピード

例えばホームページを作ってほしいと言われた時に、普通のエンジニアであれば、どのくらいのスピードで作るのでしょうか? もちろん、人によって様々ですが、自分の場合は、要件が決まっている場合は1日で作ります。 この時点で早いな〜と思うエンジニアもいるかもしれませんが、例えばwordpressでテーマを構築する程度であれば、ものの数分程度でできてしまう事を考えると、それに、簡単に文字を入れていくぐらいの作業は1日あれば十分できてしまいます。 この初動のスピードがうちの会社は圧倒的に早いので、コストも抑えられてクライアントさんから喜ばれたりもしますが、 実は、デザインやキャッチコピーや、他のサイトには無い仕組み作りなどを要望される場合は、さすがに1日で完了というわけにもいきません。 当たり前ですが、これらを要求され無い事の方が少ないんですけどね。 そして、うちの会社では、wordpressを使うこともほぼなく、基本的には、自分の会社で作ってあるフレームワークを使ってwebサイトやシステム構築を行います。 このフレームワークというのが、これまで作ってきたwebサイトのパーツなどを全て盛り込んであって、それらを再利用できる仕様にしているので、仕事をやればやるほど、そうした部品がどんどん増えていって、効率的になっていきます。 例えば、フロント系であれば、結構めんどくさい、カルーセルスライダー処理や、ページング処理などの処理は、ライブラリに依存しているサイトがほとんどだと思いますが、これを自社で使いやすいように自作してあり、ここだけのスピードも他の制作会社の数倍早く行う事ができます。 次にバックエンド系であれば、ドメイン登録からサーバー設定に至るまではかなり簡略化した手順を作っており、数分で完了できるようになっているし、サーバーサード処理で、想定できる大体の処理はライブラリ化してあります。 とにかく、ライブラリなどを使って、都度リファレンスを読んであーだこーだ言っている暇があったら、自分で機能追加したり、改修したほうがよっぽど早いという事を、会社として行っているだけなんですね。 そして、さすがにこれはできないという要望がされた時に、どういう代替案があるかを素早く定時して、仕様をすぐに決めてしまうという事も、開発スピードに非常に依存します。 これは、クライアント側も、しょーもない機能要望の為に開発工数が増して値段が倍近くになってしまう事を防ぐ事もできるので、重要なITコンサルティングも兼ねているという事ですね。

テストにおけるクオリティを追求するスピード

開発スピードが早いと聞くと、ちゃんとデバッグやテストなどを行っているのか?と不安がる人もいますが、 そこはもちろん、検証リストを作って対応するようにしています。 当たり前ですが、これをやる事で、納品後の自分の会社の負担もかなり減るという事も理解しているからです。 仮に何か不具合があると問い合わせが来た時に、事前にそれは仕様としてテストをしているというエビデンスにもなるし、 くだらない障害を当たり前のように防ぐ事ができます。 この検証リストなどは、書き慣れている人は、物の数分で書く事ができますが、書き慣れていないエンジニアは、何日経っても書き上げる事ができません。 このスピードの差は、明確すぎて実際にやってみると上位エンジニアでも、リストが作れないというのを過去に何度も見た事があります。

人数が少ないことによる高速化

あと、もっともスピードが上がるポイントは、少人数で行っているからという点ですね。 Webサイトを作る通常の場合、まず、Webサイトの仕様を決める為に、ディレクターみたいな肩書きの人が出てきて、打ち合わせをし始めます。 次に、SEという肩書きの人が出てきて、仕様設計を決めます。(設計書を作らなくても、ある程度の要望をここでまとめます) そして、デザイナーに、「こんな感じで・・・」という具合に依頼をして、ワイヤーフレームやら、デザイン設計を作ります。 次にサーバーの準備をしつつ、フロントエンドのコーディングを行います。(web開発のイメージの多くはこの部分だけを考えがちです) 次に、出来上がったwebサイトの検証・テスト作業を行い、クリアすると完了です。 非常にめんどくさく見えますが、これらを圧縮しても、 1、ページの要望を聞き 2、デザインして 3、コーディングして 4、サーバーにアップ この手順で進められますが、うちの会社では、これを一人で行う事で、コミュニケーションロスもなければ、仕様ドキュメントをかなり効率的に構築することができます。 ユゲタが、プログラミングも、デザインも、システムコンサルティングも、マーケテインングも、経営サポートや壁打ちなどができるから、成り立っているのかもしれませんが、 やはりこう考えてみると、非常に強い武器になっていますね。 あまりめんどくさいシステム開発は、別の開発会社に受け流すようにしているのですが、仕様が決まっていないような案件は、コンサルも含めてしっかりと対応しているので、 他と違うwebサイトやシステム構築をしたい人で、仕事依頼をしたい人は、ぜひお気軽にお問い合わせフォームに投稿ください。

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