ドキュメント作成を嫌がる若手エンジニアがいたんですよ〜

2022年2月18日

ビジネス

eyecatch 苦手なドキュメントを克服した、ユゲタです。 先日、とある会社で、ユゲタの座っているすぐ横で、その会社のCTO(以降、CTOと言う)と開発の若手社員(以降、若手と言う)がちょっとした小競り合いをしていました。 はじめは聞いていないフリをしていましたが、50センチほど横のデスクなので、否が応でも内容が聞こえてきます。 その内容というのは、めずらしく新しい新人(以降、新人と言う)が入社してきて、その人に対する教育をその若手が行うことに対しての話のようでした。 その若手はエンジニア未経験で会社に入社して3年目だけど、今ではフロントエンジニアとして、技術選定なども任されて、SEOも担当しているスペシャリストに成長しているようです。 あまり採用が多くないその会社では、若手は1番の若手というポジションだったんですが、新たに新人が入ってきたので、開発の本業務が滞っているSEO業務を新人に教え込んで、開発に専念して欲しいと言うCTOの意向で、先日から一生懸命引き継ぎ作業や、業界基準などを教えている様でした。

揉め事の発端

そして、一体何を揉めていたのかと言うと、CTOが、新人に引き継ぎ作業をしている内容をドキュメントで残しておいて欲しいというオーダーをしたところ、 若手が、「そんなドキュメントを作っていたら、1週間、短く見積もっても3日は掛かってしまうので、開発の片手間で行っている引き継ぎ作業が重くなってしまい、開発業務を残業して行わなければいけなくなる」 という返答をしたことで、ドキュメントを書いて欲しいというCTOと、ドキュメントを書きたくない若手が、不毛な言い合いをしているという内容でした。

ドキュメントは必要か?

正直言って、ユゲタとしては、こんな呆れた事を平然と言う若手に呆れたということは置いといて、この問題はドキュメントを書くか書かないかという成否ではなく、 何故ドキュメントを事前に書いていないのか?という論点であるべきな気もしたんですが、結構なあなあな雰囲気で進んできたその会社では、その発言はユゲタはしない様にしてあげました。 そして、そのCTOがチラチラと、ユゲタの顔を見るので、意見を欲しがっているアイコンタクトだと察して、一言添えてあげたのが、 「その仕事を、今後永久に、別の人がやらないのであれば、今のところドキュメントは書かなくてもいいが、少しでも可能性があるのであれば、仕事の基本としてエビデンスを作る必要があるのでは?」 と、極めて正論を言って差し上げました。 まあ、ドキュメントのない会社って、「ドキュメントを書く時間が惜しい。それよりも忙しい本業をどんどん進めた方が良い!」という間違った思考が根付いていて、
ドキュメント = めんどくさい
という構図が頭の中で出来上がってしまっているんですね。 これを経営者が発言したとしたら、もはや終わっていると思ってもいいかもしれませんが、所詮は若手、ちゃんとその思考を正してあげないといけないと、CTOとユゲタは同じ意見だった様ですね。 流石に、年次の高い2人に言われて、自分の拙い意見が通ると思わなかったのか、若手が折れて(本来折れなくて業務命令なのだが)ドキュメント作成に取り掛かった様です。

人に伝える文章はスキルが必要

ユゲタも、過去にCTOをやっていた時に、ドキュメントを書かない自分に劣等感を感じていたんですが、ブログライター、ポッドキャスト構成作家、自分で立ち上げた会社の各種資料や、依頼されたホームページのキャッチコピーや、文章構成などをここ数年やってきて、かなり文章作成に対する抵抗がなくなりました。 そこで改めて気がついたのは、人に読ませる文章というのは、自分勝手に書いた文章とはまるで出来が違うと言う事です。 実際に人に読ませる書籍などを書いて、他人から評価をもらうと自分でもよく理解できるのですが、簡易にブログを書いて読んでもらって、面白いと言ってもらう文章を書くのがいかに難しいかがわかります。 会社の業務引き継ぎドキュメントなどでも、単に自分の行っている作業を箇条書きに羅列して書き出しているモノと、右も左もわからない人が読んだ時に、
・手順に沿って書かれている、 ・わからないだろうなというポイントにちゃんと注釈が書かれている。 ・見出しと文章などに強弱や色分けを行って、パッと見て分かりやすくなっている。
こうしたテクニックは、いろいろな書類を書いていく事で身についていく技術なのです。 はっきり言うと、ドキュメントを書かない人は、こう言う知識が薄いんですね。 同時に、人に教える時に、ただ自分の知っている言葉を思い出しながらしゃべくりまくる人と、相手にわかりやすく噛み砕いて言う人では、聞いている人のストレスのかかり方が違います。 要するに、ドキュメントを上手に書く能力がある人は、人に説明をするのも上手という事であり、相手からの信頼の持たれ方も格段に違うと言う事です。 人とのコミュニケーションって、こう言うスキルから成り立っているんですね。 今回の、とある会社の小競り合いから、こんなブログを書いてみましたが、改めて人間力を高める事を意識することが重要だということもあわせて気が付かせてくれました。 ありがとう若手!

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