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T字路の事をずっとアルファベットの「T」(ティー)だと思っていたんですが、ある時漢字の「丁」(てい)だという事を聞き、ビックリしてたらマジでした。
丁字路 | wikipedia
wikipediaにも書かれているとおり、道路交通法という日本の法律で「丁字路」(ていじろ)に統一する事が明記されているんですね。
知らんかった!!・・・でも、知らん人の方が多いから、別に知ってても何も得しないのではないか?という疑問は置いておいて、
今回は、そんな丁字路にまつわる話です。
丁字路の歩行者は無敵
これは、うちの近所のまあまあ大きめの道路に面する丁字路での自転車や歩行者の通行を見ていて気がついたんですが、
丁字路における歩行者は、下記の方向に進みたい場合に、信号に関係なく、進行することができるという事実です。
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どういう事かというと、まず、進行方向の信号青の場合は、問題なく進めますよね。
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でも、信号が逆になったらどうでしょう?
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対角に渡ってから戻ってしまえば、道交法上では問題なく進行できてしまいます。
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但し、下記の場合だけは、通行できないパターンがあります。
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そもそも何が矛盾かというと、歩行者における左右方向の信号の意味が無いという矛盾です。
赤信号なのに、実際には迂回して渡れてしまう・・・
信号なので、ほんの30秒から1分ぐらい待っていれば、いいだけの話ですが、現代のタイムイズマネー理論では、そういう時間も惜しい人だらけです。
いかに数多くの人が、この方式で信号を渡っていくかを目の当たりにしました。
何か問題でも?
この法則を使って信号を渡っていると何の問題があるのかというと、その歩行者や自転車が優先なので、自動車が待たされてしまうという事です。
実際は、上に向かう自動車は青なのに、本来赤のはずの歩行者が渡り終わるまで、自動車が待たなければいけません。
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歩道橋がある場合に歩行者が優先されることは、免許を持っている人であれば、自動車学校で最初に学んだと思いますが、それでも、何か釈然としないのは何なんでしょう?
丁字路を英語で調べてみると・・・
そんな丁字路ですが、実は待っている人も結構たくさんいるんですね。
そんなに急がなくてもいいんじゃないかというタイプと、足腰の弱い、お年寄りなどです。
冒頭丁字路のウンチクを書きましたが、僕はどうしても英語で丁字路を言えなかったので調べてみました。
Three-way junction
なるほど、交差点は「cross road」なのに、ジャンクションという言い方もあるんですね。
そして、なんとなくですが、謎が多くて、少し丁字路が好きになりました。
矛盾も含めて、改めて事故が起きなければいいな・・・と祈っておきましょう。
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