僕の自宅は戸建住宅なので、自分の好き放題改造して遊んでいます。
部屋の荷物が増えてきたら、庭にイナバの倉庫を設置して、屋外収納を作ったり、
※写真はうちの自宅の物置写真じゃありません。あくまでサンプル画像です。
参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E8%91%89%E8%A3%BD%E4%BD%9C%E6%89%80
家の中の各部屋にLAN配線のモジュラーコンセントを仕込んだり・・・
今回は、部屋にコンセントが1つしかない事に使いづらさを感じてきたので、コンセントを増やそうと思います。
現状の不備
これまでは、部屋に入り浸ることもさほどなかったので、気にもしていなかったのですが、この度会社を設立して、自宅の自室を事務所として利用することにしました。
IT関連の仕事をするので、当然PC機材や色々な電子機器を部屋の中に持ち込みます。
そこでコンセントが1つしかなかったらどうなるでしょう?
お察しの通り、「タコ足配線」だらけです・・・
通常、メーカーものの1体型PCでなければ、コンセントで使う数は、
- パソコン本体
- モニタ
- プリンター
- スキャナー
- 光回線のモデム(ルーター)
- wiki機器
と、こんな具合ですでに6本のケーブルをタップに指します。
これに、スマホの充電タップや、外付けHDDや、何かしらの電気機器、周辺機器、卓上ライト、ノートPCのどでかい電源タップ・・・
今の世の中電気がまともに使えないと、仕事どころか、生活自体も困りますよね。
これを1箇所最大でも3つのコンセントで賄おうなんて、非常に困難です。
事前準備
コンセントを増やそうと思っても、何の知識もない人であれば、どうすればいいか皆目検討も付かないと思いますが、やり方さえ知ってしまえば、自分で出来てしまいます。
とりあえず、事前に考えていないといけないことは、電気の使用量です。
戸建て住宅でも、賃貸住宅でも、電力会社との契約数が決まっているはずです。
もし、自分の自宅の契約アンペア数を知りたいけどよくわからない人は、下記リンクを参考にしてください。
現在のご契約アンペアの確認方法 | 東京電力
自宅のブレーカーを見ると分かるはずです。でもそもそも賃貸の人は、コンセントを増やすなんてことは、できないので、戸建ての人を対象に考えてください。
そして、コンセントを増やした時に、そこにどんな電気製品を繋げて、どのくらいのアンペア数が必要になるかを計算してみましょう。
この時点で計算できない人は、下記リンクを見ると、家電製品を大体の目安で表示してくれています。
自分の家のアンペア数を契約・見直す際の目安はどれくらい?
もしも、アンペア数が少なくて、いつもブレーカーがs落ちてしまうお宅は契約数をあげることをオススメします。
電力量が大体わかったら、次は、部屋のどの部分にコンセントを増設するか、です。
僕の部屋で言うと、部屋に一つしかなかったので、エアコンもそこから延長コードで引っ張って繋いでいました。
この際なので、エアコンのすぐ横(天井に近い箇所)に1つと、そこからまっすぐ下に降りた位置に、1箇所の計2箇所を増設しようと考えました。
もちろん、元々付いていたコンセントとは、部屋の対角になる位置になるので、利便性は確保できると思います。
一番やっかいな作業
壁コンセントは、壁の中をに電気ケーブルを入れて表面にコードが見えないようにするのが鉄則です。
そこで、天井裏に入って、別の電源タップ(壁コンセント)のOUT部分が使われていないところから、電力コードを引っ張ってきて、自室の壁にケーブルを出してあげる作業をしなければいけません。
もちろん、ケーブルを壁伝いに這わせて、キレイにカバーしたり、固定してもいいんですが、見た目も悪いしできれば、壁に埋め込むことをオススメします。
数時間かけて、ようやく壁からケーブルを出すことに成功しました。
おそらく、天井裏のホコリと大量の汗にまみれて、体中真っ黒になってしまうことでしょう。
注意点
肝心な注意点を忘れていました。
この作業を行う前には、必ず、ブレーカーを落として作業しましょうね。
ケーブルの向かれている導線に触って感電したら、命が無くなる可能性がありますからね。
こういう基本的な知識のない人は、こういう作業しないと思うんですがね・・・
一応念のためということで。
コンセント部分の構築
今回、やらかしてしまった失敗談を書いておきます。
コンセントは、1箇所3個口の電源タップにしようと思ったのは、自宅に下記のモジュールを買っていたのが余っていたからです。
これを数珠つなぎにすれば、3個口になるという簡単な構造です。
しかし、これをセットして、ブレーカーを上げた途端に、「バチン!」という音とともに、ブレーカーがダウン。
幸い、他の家電には影響がなく、ブレーカーが異常電圧を防いでくれたようです。
一体何が起きたのかわからなかったんですが、先程のコンセントモジュールのつなぎ方が原因という事が判明しました。
僕が最初に組んだ配線は、これ。
そして、正解はこちら、
本当に馬鹿ですねえ。ちゃんと白線のw(white)という表示がしてあるのにも関わらず、配線してしまうなんて、幸い他に危害がなかったことが幸いです。
端末によっても、配線方法が違う場合があるので、ご自身でやる場合は、お気をつけください。
そして、無事に、2箇所の増設が完了して、事なきを終えました。
これまで使用していた、ロングケーブルも不要になり、部屋中に張り巡らされていた電源タップとケーブルが無くなり、なんとも素敵な空間となりました。
電源ひとつで、ここまで部屋が変わるのかという事を認識できたので、2日ほどかかったこの作業もなんとか報われます。
ところで、英語で「コンセント」が通じないって知ってました?「socket」と言わないと理解してもらえないようです。
あ〜〜〜、電気に詳しくて、よかった!!!