
時代がすごいスピードで変化するので、組織も個人も合わせてどんどん変化していかないといけない・・・
という風に昔からよく聞くけど、どういう意味なのか分からなかった。
時代が変化するって、変化させているのは、人類の発達とリンクしているはずなのに・・・
と穿った考え方をしていたのだが、Googleのカンファレンスに参加した時に、
変化という意味が痛烈に分かり、少し自分の未来が見えた気がしたので、ブログにメモしておきます。
変化は誰もが嫌う
通常人は、変化することを嫌がります。
これは人間の本能であるので、変化を嫌うこと事態が悪い事ではありません。
普通に腕組みをした時に、利き腕の影響で何方かの腕が上にくる形になりますが、
組み方を逆にしたら、殆どの人が違和感を感じ、気持ち悪くなると思いますが、簡単に言うと
わざわざ気持ち悪いことをするのは心理的に嫌だと思う人の方が普通という事です。
また、毎日決まったルーティーンで生活を行うことが健康に良いと、医者やアスリートが言っている事とも
逆の考えになります。
変化するという事はそれだけ人にとって自然の摂理に逆らうという行為なんですね。
何故変化が必要なのか?
時代や世の中の変化って一体なんなんでしょう?
会社で言えば、ライバル会社が変化したら変化しないと売上が減る方向だとすると、変化せざるを得ない状態です。
世の中で変化しない会社ってあるんでしょうか?
レトロなモノを扱う会社などは、変化をしない会社と言ってもいいのではないでしょうか?
例えば、大手時計メーカーの老舗、「ロレックス」「オメガ」「ホイヤー」など、いわゆるアンティーク時計の会社などはどうだろうか?
ロレックスのページを見るとよくわかるが、最新版のモデルがトップページに表示されているし、そもそもWEBページがある事自体がアンティークというよりも、ITに対応している。
ベンチャーやスタートアップでスマートウォッチやウェアラブルなどの最新機器が出てくる時計業界などにとって、アンティークだけでは勝負できないんでしょうね。
おそらくどの業界も時代の流れに沿って、業態を変化させているんだと思われる。
何故なら何十年、何百年続いている会社なのだから、その間に時代がどんどん変わっているはずですからね。
車が一般的になり、テレビが生活必需品になり、インターネットが出てきて、誰もが手の中に高性能のパソコンを持っている時代の流れを考えると、この50年という半世紀だけでも、すさまじい変化が起こっているんですね。
変化しない人
周りの人を考えた時に、変化しない人っていませんか?
いつまでも同じことを言って、そのために周囲の人にもウザがられ、変化出来ないために、出世もできない。
学校を卒業して何年も立っているのに、いい意味ではなく、変わっていない、いわゆる成長していない人。
そうです。変化しない人というのは、成長しない人という事だったんですね。
人は成長という変化が確実にあるので、年齢にしたがって、生活習慣を変えていく必要があります。
学生時代にハードに運動していた人や20代も体を動かす仕事をしていた人が、
デスクワークになった瞬間に1年ぐらいで10キロぐらい太ってしまう事は、IT業界ではアルアルな話なのです。
今の自分にあった変化をしていかないと、周囲の人からは、太ったという見られ方だけではなく、
変化に対応できない人、成長しづらい人とレッテルを貼られてしまう恐れがあるんですね。
変化するところと、変化してはいけないこと
変化は必須という事がわかった所で、変化してはいけない事もあることに気が付きます。
例えば、先ほど述べた太るという変化は良い変化ではないですよね?
恐らく太ってはいけないんだと思います。ようするに、マイナスに変化しては行けないわけですね。
もちろん筋肉隆々になるという事は、プラスの変化なので良い変化です。
また、拘りがあり変化しないという事も大いにあります。
こだわったデザインや自分のポリシー、日々の習慣などです。
変わらないことが良いという事もある事を理解しないと、何でも変えてしまっては、こだわりも何も無くなってしまいます。
毎日日記を付けるとか、日々のルーティーンである運動や行動などは、大いに変えない努力をしましょう。
変わらないために変わる
変わらない点と変わる点で自分を見つめなおすことができたなら、変わらない事をキープするために、
何を変化させるか、どのように変われば、こだわりを保持できるかという目的が見えてくると思います。
少し話が逸れますが、人は、こだわりが多い方が、自分に対して自身とモチベーションがモテるという心理法則があるので、逆にこだわりが無く、変化しないモノがない人というのは、まだ未成熟と考えてもいいかもしれません。
プラスの変化とマイナスの変化が見極められる判断能力も必要ですが、人として毎日少しでも前に進むことができる、コツコツ変化も非常に重要であるため、もし自分に自身がない人や、成長に不安がある人は、こだわりを持って、確実に成長する自分を作る努力をしてみませんか?
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