仕事は必ず何らかの対価を得ます。
対価を得るために、何かを提供しますが、「仕事だから」とか「我慢する」などの考えで仕事している人は、満足できる提供が出来ていないと思われます。
そもそも、自分で満足するレベルよりも、相手に満足してもらえないはずです。
例えば、営業の人で、自分は面白いと思っていない商材を販売している場合、買い手に満足いく説明が出来るとは思えません。心の底から良い商品であるかどうかは、相手に簡単に見抜かれます。
製造、開発部署でも、自分の納得していないモノを作る時に、少しでも不満がある状態であれば、確実にクオリティに表れます。
そもそも何故、納得出来ない仕事をするのか?
多くの従業員が、会社、上司、環境、給与によるモチベーション、を理由にし、会社関係の無い実家、友達、知人を理由に会社を去っていきます。
納得出来なければ、その仕事はやる価値は無いと思います。
でも、何故納得出来ないかを説明できなければ、考えの未熟さを自覚しましょう。
多くの人が、仕事に対して
仕事は辛くても頑張るモノ
責任感を持ってやるモノ
という思い込みをしていますが、手を抜いても、気を抜いても、仕事はこなす事と同時に、楽しんでやる事が重要である事を認識すべきでしょう。
自分のやりたい事が本当に今の環境に無いのか?
仕事がつまらない、楽しく無い、と考える人の特徴で、「周囲の人が理解してくれない」と考える傾向がある様です。
人が理解してくれないので自分は思った通りの仕事が出来ない。
明らかに、他人に依存しています。
そもそも、自分のやりたい事に手を貸してくれる他人などいるわけがありません。
厳しく言ってしまうと、相当の甘ちゃんなのですが、多くの人は、甘ちゃんである自分を認めたく無いし、自分が甘ちゃんであること自体、気がついていないのですね。
ここで、環境を自分で変えるという方向性に気がついた人と、どうすれば良いかというアイデアを考え出す人が、一歩抜き出るわけです。
自分の責任を考えられると成長度合いが加速する
仕事に責任は当たり前。
と、考えがちですが、「責任て何?」と質問して、ちゃんと答えられる人は相当少ないはずです。
そうです、責任というのは、多方面から色々と都合の良い様に捉えられる魔物なのです。
しかし、この言葉は、超スーパーポジティブな為、この言葉を使うと、すべての事が正当化されてしまうのです。
ちゃんと理解して、分別しなければ、言葉の魔力に押しつぶされてしまう事でしょう。
ただ、責任という事自体を理解できたならば、その瞬間から、今まで、成長を止めていた思考から、成長を加速させる考え方にシフトできる事でしょう。
曖昧すぎて分かりにくいですが、例えるならば、
会社の中で自分がやらないといけない仕事を責任と感じていた人が、自分がやる仕事により、どんな人にどんな影響が出て、それがどの様に役に立つか、その役に立つ事こそが、その人の責任と考えた時に、きっと迷いは無くなるはずです。
他人を許容する事が出来ると自分に対する信頼度が増す
多くの人が人間関係に悩んでいます。
仕事を変える理由の圧倒的一位は人間関係でしょう。
そして、自分と対立する人を嫌い、遠ざけ、怪訝に思う事でしょう。
誰でも一人ぐらいは世の中にこうした人がいるのは当たり前ですが、家庭や職場の近い距離でのこうした人間関係は、プラス要素になる事は何一つありません。
そんな関係の人に対して、一歩上から考える事ができるならば、自分のスキルが向上したと考えてもいいレベルだと考えましょう。
実はそのスキルの向上こそが、他人からの信頼度である事に気がつくでしょう。
細かく自分を律する事ができる様になれば給料が増える
仕事に対する姿勢のうち、最も高い壁となるのが自分に対する甘えである事は、多くの心理学で実証されています。
これは、人として当たり前であるが故に、この点が洗練されると、人として上のレベルに行けると言えます。
「コミットメント効果」という自分の言った事に対する責任を遂行しようとする心理学を理解できると、他人への影響度も増す事でしょう。
大体の人が、自分の事を棚に上げて、他人を非難したり、給料が安いと愚痴ったり、会社や今やっている仕事を否定します。
自分が変わる事で、周囲は180度変わる事がわかれば、次の日からでも、ガラッと変える事も可能という事を理論立てて考え、実践してみましょう。
仕事を楽しむために
仕事で成功する為には、同じ事をしている人よりも何倍も楽しめるという感覚が必要です。
スポーツでも成功する人は、同時に、楽しんでいるということなんですね、
ゲーミフィケーションとは、人から与えられるものではなく、自分でその環境を作り出すことこそが、その人の能力でもあり、スキルであり、結果を残せるポイントなんですね。
ちなみに、僕の経験では、この「楽しめる」という感覚を履き違える人は、とんでもないしっぺ返しを食らうことがあるので、客観視する力も同時に鍛えることをお勧めします。
0 件のコメント:
コメントを投稿