世の中のコンテンツやサービスの普及スピードを計る目安として、5000万ユーザーを獲得する事で指標を現しているようです。
いくつかのページを調べて、下記のようにまとめてみましたが、もちろん昔と今では、メディアの器である機器が全然違っているのと、世の中の普及度合いにも影響しているので、電話とラインを比べても仕方がないのですが、時代の移り変わりの目安としては、参考になる数値だと思います。
メディア別5000万ユーザー獲得期間
電話 / 75年
ラジオ / 38年
テレビ / 13年
インターネット / 4年
Facebook / 1325日
Twitter / 1096日
Line / 399日
AngryBird / 35日
参考
新しいテクノロジーほど普及が速い」ことはない
LINEユーザーが4億人を突破! 日本のユーザーは5000万人に。
スピードが早いという事をどう読み解くのか?
前述したように、メディアの機器が違う事と、その機器の世の中の普及度が関連している事はよくわかります。
例えばラジオやテレビは、発明されてサービスとして運用開始しても、世の中の人全員が所有できるという事はなく、何年かして普及した背景がありますが、
最近の特徴としてはなんと言ってもスマートフォンが発売と共に、世の中の先進国だけでなく、発展途上国の人も、手にするぐらいの普及率であり、その中のアプリは、世の中でスマホ人口が爆発的である中でのマーケティングの勝利とも言えます。
さらに、IoTやFintechのようなスマホやテクノロジで生活がより便利になり、かつ楽しく、仕事にも前向きに影響する事もあるので、普及しないはずがないですね。
同じ土俵においてスピードを競うことは今後のメディアでは称号のような意味合いになるかもしれませんが、テレビやラジオなどのように、何十年経っても、メディアとしては成り立っているジャンルに対して、スマホは、はたして何十年も持つかどうかは不明です。
何故なら、前身であるパソコンはスマホの登場により、販売現象しているので、スピードが早いメディアは基盤の持続性はもしかしたら短い運命かもしれませんね。
これからの予測
そして、スマホがもしも減少するような状態になる場合、今まだ無い基盤が生まれてくるはずです。
そこから考えられる事として、サービスよりも基盤の方が母数が大きい事実があります。
ラインやアングリーバードのようなコンテンツよりも、それの基盤となっているスマートフォンの方が、数が多いはずです。
もちろん母数を増やす為の展開もコンテンツと基盤は大きく違いますが、次世代の基盤はもしかすると、パソコンやスマホのような機器ではなく、バイオテクノロジの延長かもしれませんし、今まだない何かかもしれませんね。
人口の増加に伴うユーザー数拡大
世界人口は常に増加しています。
そのため、後発のサービスの方が、ユーザー数獲得のスピードが早くなることは誰もが想像できます。
いっぽう日本の人口は、ニュースでも取り上げられている通り、ずっと減少していて、ここから言えることはサービスを作る側としては、日本国内のサービスは同じ品質で作ったとしても、ユーザーは減っていくばかりだという事です。
必ず世界規模にし、世界で通用するサービスでなければ、ダメなのかもしれませんね。
ラインが成功しているのも、グローバルで展開している事も納得感がある点です。
5000万ユーザーは日本の人口の41.6%なので、国内サービスで達成するのは非常に困難な数字かもしれません。
なんせ、年末の紅白歌合戦の視聴率が40%前後ぐらいという事実があるので、国内での展開は少し厳しいでしょうね。
紅白・視聴率の変遷
イノベーションは必ずグローバルで・・・
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