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改めてGoogleAnalyticsの学習

2026/05/24

Tool テクノロジー マーケティング

t f B! P L
半年ぐらい前から、Webマーケティングのコンサルティングをやっている人と仕事をしているんだが、 自分はGoogleAnalytics(以降:GA)をほとんど使いこなせていないことがよく理解できた。 単にGAのタグを貼り付けて、PVやUUを見る程度の利用は、本当に初心者レベルで、 イベントセットをして、CVを計測して、ファネルをちゃんと理解できて初めてマーケティング活用ができるという事を学ばせてもらいました。 GTM(GoogleTagManager)を使って、色々なデータのセットや機能の追加をすることも含め、複数のサイトの管理方法や、 GAアカウントの管理方法まで、 裏方の設定をちゃんとやっておくことも重要だし、それらの運用管理も非常に重要なので、やっぱりこれらはエンジニア領域とは違うコンサルティングの領域ではあるけど、 ちゃんと理解しておかない手はないということで、 GAについて、深く理解できるように、ブログに内容をまとめておきたいと思います。

GoogleAnalyticsについて

GAってなんぞやという人は、このブログを読もしないと思うのですが、 GAは「アクセス解析ツール」ではなく「意思決定ツール」という話を聞いたので、その内容を備忘録しておきます。 多くの人がやっている、PVやアクセス数などを見る程度のGAでは、サイトの活用をしているのではなく、実績を見ているだけのツールになっている。 GAは、何がどういう状態になっているかを判定するツールということを頭において「ちゃんとマーケティング活用しましょう」ということらしいです。 ECなど、モノを販売しているサイトであれば、ゴールが明確ですが、 LPなどの場合は、お問い合わせがゴールにもなるし、 ユーザーが何かしらのアクションをしたことがゴールになることもあります。 Webマーケティングは、こういうゴールアクションを明確に決めるという事が重要なんですね。 GAでは、そのために、イベントセットをして、そのゴールに到達するまでのページ遷移をファネルとして計測することができるんですね。 そして、GAでの主な計測ポイントは、次の3つです。
- ユーザー - セッション - イベント

最低限見るポイント

マーケターの人達っていったいGAのどこを見ているのかというのを聞いてみたところ、以下のような箇所を見ているとの事でした。

レポートの重要ポイント

- 集客(どこから来たか) - エンゲージメント(何をしたか) - コンバージョン(成果)

見るべき指標

- ユーザー数 - エンゲージメント率 - コンバージョン率

集客の判断ポイント

「レポート → 集客 → トラフィック獲得」にアクセスして、 デフォルトチャネル(Organic / Paid / Social / Direct)を見ているのだそうです。 でも、これらは、ちゃんとセットができていないと、デフォルト状態では何も表示されません。 ポイントとしては、「数」ではなく「質」で見るという事です。
質=コンバージョン率 or エンゲージメント率
具体的には、 Social流入が多い場合で、CV率が低いなら「冷たいユーザー」という判断ができる。 Organicが少ない場合でも、CV率が高いなら「超優良チャネル」と判断ができます。 CV率が高いチャネルであれば、投資を増やす(SEO強化など)事が重要で、 CV率が低いチャネルの場合は、導線改善 or 無駄ページを切る判断 というようなサイト改修に踏み切ります。

エンゲージメントの判断ポイント

エンゲージメントというのは、「ちゃんと見られたか」という質を表していて、概ね、次のような条件で判断します。
- 10秒以上滞在 - 2ページ以上閲覧 - コンバージョン発生
見るべきポイント
- エンゲージメント率 - 平均エンゲージメント時間 - イベント数
値が高い場合は、コンテンツが刺さってると考えられるが、 もし低い場合は、期待と中身がズレてると考えられます。 例えば、広告LPのCTRが高いけど、エンゲージ低い場合は、「釣りタイトル」になってるという可能性があると考えたりします。

NGパターン

PV至上主義という、PVだけで判断するのは良くありません。 トップページのPVだけでは、そのサイトの成果が判断できなくて、 PV数が多くてもCVが低ければ、改善をする必要があると考えられるし、 PV数が少なくても、CVRが高ければ、それがオーガニック検索経由だとすると、広告費を払っても、流入を増やせば、CVRを保ったまま、CV数がアップしますからね。

シンプルな考え方

PVは「入り口」 CVは「出口」 エンゲージメント(その間)がとても重要
次の視点で考えましょう。
Step1:どこから来たか(集客) Step2:何をしたか(エンゲージメント) Step3:成果につながったか(CV)

設定方法

エンゲージメントは、ちゃんと事前に設定ができていないと何の指標も計測できません。 という事で、GAに色々なデータを取得するための設定方法を書き留めておきます。

設計

1. イベント設計=「何を知りたいか」 2. ログ設計=「どう記録するか」 3. 接続ポイント - イベント名 - パラメータ - 発火タイミング

1. イベント設計

「ユーザーの行動」を分解するためのイベントをセットします。 「意思決定に使うイベント」だけ定義する事を念頭に定義しましょう。 ECページのイベントサンプル
page_view view_item add_to_cart begin_checkout purchase
設計のポイント 次の視点で考えるようにしましょう。
- イベント名 - 発火条件 - 目的 - 必須パラメータ

2. ログ設計

GAで取得できるイベントについては、フロントエンドとバックエンドで分離して考えます。 フロントログは、UIイベント(クリックなど)を、購入完了ページ表示時に送信します。 バックエンドログは、ビジネスイベント(購入確定など)として、決済成功時に送信します。

3. 接続ポイント

イベント名は、snale_case形式で、動詞+名詞にするのが一般的なようです。 あと、データベース設計に似ていますが、それぞれのイベントの値の型を事前に定義しておきましょう。 数値なのか、文字列なのか、フラグ(bool値)なのか・・・ できるだけnullが発生しないようにするのもポイントかもですね。 フロントエンド実装サンプル gtag('event', 'add_to_cart', { item_id: 'SKU123', price: 1200, quantity: 1 }); バックエンド実装サンプル logEvent('purchase', [ 'order_id' => $orderId, 'total' => $total, 'user_id' => $userId ]); フロン側では、「dataLayer」でセット。 タグ管理として、「Google Tag Manager」 で送信。 バックエンドでは、「Measurement Protocol or サーバーサイドタグ」などで発火させるのがいいでしょう。

Measurement Protocolとは

GAにサーバーから直接イベント送信する、HTTPリクエストでイベントを投げるAPIです。 送信先 https://www.google-analytics.com/mp/collect 事前に以下の情報を取得
- measurement_id(G-XXXX) - api_secret(GA4で発行) - client_id or user_id
データサンプル json { "client_id": "123.456", "events": [ { "name": "purchase", "params": { "value": 1200, "currency": "JPY" } } ] } phpサンプル function sendPurchaseEvent($order) { $payload = [ "client_id" => $order->client_id, "events" => [[ "name" => "purchase", "params" => [ "value" => $order->total, "currency" => "JPY" ] ]] ]; // HTTP POSTで送信 } 注意 バックエンドでのデータ送信は、必須ではありません。 サーバーでPHPやCGIなどが使えないWEBサイト環境もあるので、その場合は、フロントのみで送信するだけでも大丈夫です。

あとがき

GAは、無料で使える非常に便利なマーケティングツールです。(Google太っ腹!) このGAの情報をもとに、LookerStudio(これも無料)で、見やすいBI帳票を作ったり、 GoogleSpreadSheet(これも無料)で、会議用のテーブル資料を作ったり、 色々な活用をする事ができます。 でも、そもそも、今回紹介したような事前の設定ができていないと、PV以外のデータは存在しなくなります。 この事前設定がいかに重要なのかがわかりますよね。 とにかく、こうしたGAの設定をいくつか自分でセットしてみて、スキルとして身につけるのが重要という事です。

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