ITを学ぶべき人が学ぶ姿勢を持てていない話

2025/08/28

学習 日記

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eyecatch 「ITリテラシーが必要」と言われて久しい現代です。 仕事でITツールを使うのが当たり前になった今、ITを“学ぶべき人”は確実に増えています。 でも、現場では、「学ぶ姿勢がそもそもない」人が少なくない。 そうした人は、決まって「紙に書いた方が早い」とか「得意な人にやらせればいい」と言います。 他人事の様にITを学ばない人は、今後どのような運命が待ち受けているのか、考えてみたいと思います。

ITを“学ぶべき人”とは?

実際にITを学ばなければ行けない人って、誰なのかというと・・・ ITを道具として使うことが求められるビジネスパーソン全般、 システム導入に関わる非エンジニア職(営業・総務・企画など)、 自社開発やDXに関わる部署の社員、 副業でWebや動画編集などを始めようとする人、 また仕事でパソコンを使う人以外でも、スマートフォンを使う人なんかも、必要最低限のITを学んでおく(たしなんでおく)必要があると思います。 て考えると、ほとんどの人がある程度のITリテラシを持っておく必要が、現代ではあるんじゃないかと思います。

よくある「学ばない姿勢」のパターン

わからないからやらない

英語を話せない人と同じ理由で、普段使わなくても生活できる、生きていける・・・なんていう思考の人は、 わからなくても困った事がそんなに多くないため、学ばなければいけない意識が薄い傾向があります。

どうせエンジニアがやるから

他人任せの真骨頂です。 自分がやらなくても、別の人がやるからという、他人行儀思考から生まれる自意識が欠落している代表的パターンです。

マニュアル通りにしかやらない

ロクにマニュアルを読まないくせに、「マニュアルに書いてある通りにやっても、うまくいかない」という問い合わせをしてくる人は、この傾向が強いです。 ITがわからないから、マニュアルが理解できないという、そもそも論もありますが、 言われていない、聞いてない、という理由と同じパターンです。

聞けば教えてもらえると思っている

他人をChatGPTの様に使おうとする、一昔前の掲示板での「教えてくん」のリアルコミュパターンです。

自分の業務に関係ないと思い込んでいる

ITに詳しいのは、プログラミングをする職業だけでいいという間違った思考が、シニア(昭和生まれ)ぐらいの世代に多い様です。

なぜ“学ばない”のか?

そもそも、どうして学ばないのか?という事を考えてみると、次の様な特性があると考えられます。
・学習の必要性を「実感」していない ・教えてもらえる文化に慣れてしまっている ・「IT=難しい・怖い」という先入観 ・わからないことを調べる“癖”がない ・トライ&エラーに対する精神的ハードルが高い
笑い話ではなく、プログラマーを仕事でやっている人でも、学ばないというスタイルの人は多くいます。 (むしろ、そっちの方が多い印象もあります) 学ぶって、勉強する事、勉強する事=面白くない事、みたいな子供の様な思考で、大人になってしまったパターンがソレです。

「学ぶ姿勢」がある人の共通点

逆に、学ぶ姿勢を持っている人について、理解してみましょう。
・わからないことをまずググる ・触って壊れるなら壊してみる ・わからなかったことを記録して、次に活かす ・IT知識は「将来の自分への投資」と考えている ・「これは自分には関係ない」と決めつけない
これらの共通点として、「興味を持つ」という、他人事の逆の思考があるトコロに気が付きますよね。 では、こういう視点はどうすれば持てるのかというと、 ITに関しての危機感や、何かしらの面白みを感じていたり、 誰かのためにITを覚えて何かを作ったり操作したりする。 こんな思考を持った人が、学ぶ姿勢を持てる人とも言えますね。

ITは“使えればOK”ではない

ITを「使える」だけで止まると、変化に対応できないのが現状です。 ITは常に進化しており、常に“更新される教科書”というふうに捉えるのがいいでしょう。 教わる姿勢ではなく、“自分で追いかける姿勢”というのが必須なんですよね。 学ぶ姿勢がある人は、学びを追いかけているという心情なのかもしれません。 ということは、学びがない人というのは、何も追いかけていない状態という風にも思われます。 何か追いかけるって、結構面白いと感じるんですけどね、個人的に。

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